はじめに
みなさんは防災グッズの備蓄は万全にされていますか?日本では近年地震以外にも台風や水害などで避難を余儀なくされる災害が多発しています。いざ避難する!となっても事前に下調べをしたり準備をしていないと大変です。今回この記事では災害が起こる前にしておくことや、必需品、防災グッズが買える店やAmazonで買える便利な防災グッズを30種類ご紹介します。
災害が起こる前にしておくこと
災害はいつ起こるか予測が不可能です。そのため、災害が起こる前に事前に備えておくことが大事です。
- 避難経路の確認
- 大事な書類をコピーしておく
- 家族で決め事をする
- 半年に一度見直しをする
①避難経路の確認
災害が起こる前にチェックしておきたいのが、避難経路の確認です。居住地の自治体などで避難所の場所は決まっていると思いますが、そこにたどり着くのにどういう経路で向かい、所要時間はどのくらいかかるのかを確認しましょう。転勤が多い方は、地図をひとつ持っていると便利です。生まれ育った環境の土地であっても、避難経路に危険な箇所がないか事前に確認しておくと、いざというとき安心です。地域の防災訓練に参加するのもいいでしょう。
②大事な書類をコピーしておく
災害が起きていざ避難する!となったときに、免許証や保険証、マイナンバーや銀行の通帳、印鑑など大事な書類をすべて短時間でまとめるのは難しいです。あらかじめ大事な書類はコピーをとっておき、避難するときに使うリュックの中に入れておくといいでしょう。水害の可能性も考え、書類は水に濡れないようフリーザーバッグに入れておくとより安心です。
③家族で決め事をする
家族が皆揃っている時にだけ災害が起こるわけではありません。仕事や学校、外出時に万が一被災してしまった場合、家族で集合する場所(避難所など)や災害伝言ダイヤルなどの使い方をおさらいしておきましょう。下の動画も参考にしてください。
④半年に一度見直しをする
小さな子供がいたり、お年寄りと同居しているご家庭は半年に一度、防災グッズの見直しをするといいでしょう。夏場に多く必要とするもの、冬場に多く必要とするものなど季節に合わせて見直しをしたり、おむつのサイズや常備薬の期限などを定期的にチェックすることが大事です。
被災した時の必需品
必需品①水
災害が起こり、必要になるのはまず「水」です。災害備蓄用の長期保存水だと5年~5年半ほどの長期保存が可能です。定期的に見直しをできるようなら、普通に売られている水のペットボトルでもかまいません。1人で500mLのペットボトルが3本で約2日分、最低限必要な本数といわれています。
必需品②食料品
保存食は4食~6食分ほどの備蓄があれば、ひとまず安心といわれています。カロリーメイトやカンパンなどそのまま食べられるものや、チョコレート、ウィダーinゼリーなど食べやすいもので構いません。長期保存用の食料ではないものを備蓄する場合、消費・賞味期限に注意しましょう。
必需品③医薬品
持病などで常備薬がある場合は、1週間分ほどの薬を防災リュックの中に入れておきましょう。お薬手帳のコピーをとっておき、処方薬の把握をしておくと万一の時も安心です。また、頭痛薬、鎮痛剤、絆創膏やコンタクトレンズ(メガネ)、軟膏も入れておくといいでしょう。
必需品④衛生・生理用品
小さな子供がいるご家庭は「おむつ」、女性は生理用品を入れておくようにしましょう。生理用品は止血帯としても使うことができるので、応急処置にも役立ちます。災害が起こると女性はストレスで生理周期が狂うことがあるといわれているため、生理用品は1周期分、子供のおむつも数日分入れておくと安心です。
必需品⑤貴重品
財布を持って避難することが一番安心ですが、携帯電話やインターネットが使えなくなる可能性があります。最近はあまり見かけなくなりましたが、災害時でも公衆電話は使える可能性があるため小銭を入れておくと安心です。緊急の連絡先を紙に書いて財布に入れておくといいでしょう。