注意点
音に対して鈍感であったり耳の悪い猫は、高音が発生していても効果は期待できないかもしれません。また機器の種類にもよりますが、まれに超音波が小さい子どもにも聞こえるときがあります。大人に比べて、子どもの耳は幅広い周波数を聞きとってしまうからです。頭痛や不眠といった不快症状がでるときは、注意してください。
「猫よけに効果絶大」と評判の方法②スプレー
特に評判になっているスプレーは、赤外線センサー付きのスプレーです。設置しておけば自動で作動する機器で、便利と利用している人もいます。どのようなものか詳しくみていきましょう。
赤外線センサー付きスプレーとは
動くものに合わせて赤外線センサーが反応し、自動的にガスが噴射されます。雨や水濡れにも強く、電池式なので設置するのも簡単です。噴射されるときの「プシュー」という音と、勢いよく噴射されるスプレーに驚いて猫も逃げてしまいます。たいていの生き物は、大きな音や急な動作が苦手なので、とても画期的な機器といえますね。
選ぶポイント
噴射される成分は、猫にも人間にも害のない安全なものが人気です。スプレーを頻繁に噴射しても、独特な臭いがする心配もなく、使いやすいでしょう。他の動物を追い払うのにも役立ちます。人が通る場合は、噴射機能を一時停止できる機能がついている製品を選ぶと、無駄な噴射がなく便利です。
注意点
安全な成分とはいっても、猫に直接スプレーを当てて追い払うような行為は禁止です。スプレーは1mから2mほど勢いよく噴射する機器があるので、スプレー機器の設置場所には注意しましょう。人が頻繁に歩くところや、車が通る場所は避けてください。
「猫よけに効果絶大」と評判の方法③忌避剤
猫は音にも敏感な生き物ですが、匂いにはさらに敏感な生き物です。その猫の鼻の良さを利用したものが「忌避剤」です。忌避剤にどのようなものがあるか見てみましょう。
忌避剤とは
猫が苦手な臭いを配合したものが、猫専用の忌避剤です。かんきつ類やハーブの臭いがよく使われています。販売されている忌避剤の成分は、天然の成分や化学物質とさまざまなため、成分の確認をして購入するようにしてください。忌避剤はホームセンターでも購入できます。
選ぶポイント
粒状・スプレー状・液状があり、プランターの周りや庭にも使用可能です。粒や液が使えないところや、コンクリートにはスプレーが適しています。猫のふんを取り除き、尿を水で流すなど掃除を済ませてから使用してください。植物に安全なものや、雨が降っても1ヶ月ほど効果がある製品も人気です。臭いに慣れてしまわないように、数種類を組み合わせて使ってみましょう。
次は猫の忌避剤を使用する際の注意点を紹介します。