冬場のエアコン(暖房)の設定温度は何℃が適温?その理由や効果を解説!

冬場のエアコン(暖房)の設定温度は何℃が適温?その理由や効果を解説!

冬場のエアコン(暖房)の設定温度について考えたことがありますか? 設定温度を意識することで二酸化炭素削減など環境面での効果や、節電など経済面でのメリットが期待できます。エアコン(暖房)設定温度の目安や、低めの設定温度でも快適に過ごす方法をまとめました。

記事の目次

  1. 1.エアコン(暖房)の設定温度の目安
  2. 2.エアコン(暖房)設定温度20℃のメリットや効果
  3. 3.エアコン(暖房)の設定温度20℃で快適に過ごす方法
  4. 4.エアコン(暖房)に頼りすぎない生活の工夫
  5. 5.エアコン(暖房)設定温度のまとめ

エアコン(暖房)の設定温度の目安

出典:写真AC

エアコン(暖房)の設定温度は何℃が適温なのでしょうか。環境省では地球温暖化防止対策のため、暖房使用時の室温の目安を20℃にすることを推奨しています。しかし20℃では「寒い」と感じる方が多いのではないでしょうか。そこで今回は暖房の設定温度を20℃にするメリットや省エネ効果、さらに低めの設定温度で快適に過ごす方法をご紹介します。

エアコン(暖房)設定温度20℃のメリットや効果

出典:写真AC

エアコン(暖房)の設定温度をいつもより低めの20℃にすると、環境面と経済面での2つのメリットが期待できます。まず環境面での効果は、二酸化炭素排出量の削減による地球温暖化防止です。そして経済面でのメリットは省エネによる節電です。設定温度を1℃下げることで約10%の電気代を節約できると考えられています。

エアコン(暖房)の設定温度20℃で快適に過ごす方法

出典:写真AC
 

エアコン(暖房)の設定温度20℃で快適に過ごすにはどんな方法があるのでしょうか。お財布にも環境にも優しい電気代の節約方法や省エネ対策をご紹介します。

窓の断熱をする

気温が下がり部屋を密閉して暖房をつけても、窓際は冷気を感じることはないですか?窓からはお部屋の暖かい空気が逃げていくだけでなく、外からの冷気も入ってきます。そのため部屋の暖かさを保つためには窓まわりの対策が重要です。自分で手軽にできる窓際の断熱対策をご紹介します。

窓際対策①カーテン

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カーテンは外の冷気を防ぎつつ、部屋の中の暖かい空気を逃しません。効果を高めるために目の詰まった遮光カーテンを使い、さらに丈はなるべく長いものを選びましょう。しかし閉めっぱなしはNGです。気温が高くなる日中は、カーテンを開けて太陽の光を取り込み部屋を暖める工夫も必要です。

窓際対策②断熱シート

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窓に貼るタイプの断熱シートです。自宅の窓の大きさにあわせてカットでき、手軽に設置できます。梱包材として使われる「プチプチ」のような素材で、窓と室内の間に空気の層を作り断熱する仕組みです。

窓際対策③断熱パネル

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窓に立てかける断熱パネルです。断熱効果の高い発泡シートのような素材で、窓の大きさにあわせてかんたんにハサミでカットできます。窓の足元に設置し、すきま風や外からの冷気を防ぐ仕組みです。窓全体を覆うのが効果的ではありますが、冷たい空気は下に溜まりやすいので窓の下部に設置するだけでも効果は期待できます。さらに窓の上部は空いているので明るさの確保ができます。

床も断熱対策をする

日本人の生活スタイルとして床に直接座る方は多いのではないでしょうか。エアコン(暖房)で部屋の空気を暖めても、床がひんやりでは体感温度はなかなか上がりません。「底冷え」という言葉があるように、体は足元から全身が冷えていきます。逆に足元が暖かければ効率よく体感温度を上げられるのではないでしょうか。そこで冬場の床の断熱対策をご紹介します。

底冷え対策①じゅうたんやカーペット

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冬場の冷たいフローリングに、じゅうたんやカーペットを一枚敷くだけで、暖かく居心地のいい空間になります。カーペットやじゅうたんの素材は保温性の高いウールがおすすめです。ウールは縮れた繊維が複雑に絡みあい空気の層を作ります。空気は断熱性が高いため熱が逃げにくく保温効果を高めてくれます。

底冷え対策②床用断熱シート

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カーペットやじゅうたんの保温効果をより高めるためには、断熱シートが効果的です。シートは厚みがあるほうが断熱効果が高く、また座り心地もフカフカになります。口コミでは、上記の商品はジョイント式で厚みがあるため、カーペットの下でシワになることもなく使いやすいとのことです。また使いたい面積だけ購入して使用できます。

底冷え対策③ホットカーペット

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ホットカーペットは足元を直接温める暖房器具です。エアコン(暖房)と上手に併用すれば、効果的に体感温度を上げられます。上手な利用方法は、設定温度を低めにしてブランケットや毛布を併用することです。ブランケットをひざに掛けるだけでホットカーペットからの熱が毛布内に溜まり保温効果が高まります。

底冷え対策④こたつ

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ホットカーペット同様、こたつはすぐに暖まるので効率よく暖がとれます。部屋全体を温めるエアコンと、直接暖をとるこたつを上手に併用することで快適な空間が実現します。

エアコン(暖房)は下向きにする

フリー写真素材ぱくたそ

冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は天井付近に溜まります。そのためエアコン(暖房)の風向きを下にして足元を温めることを意識するとよいです。下向きにすれば床付近まで暖かい空気が届き、効率よく部屋が暖まります。人は足元が暖かいと体感温度が上がり快適に過ごせるといわれています。

エアコン(暖房)は自動運転にする

エアコン(暖房)は自動運転がおすすめです。電気代を節約しようとエアコン(暖房)を弱運転にしていると、部屋がなかなか暖まらず非効率です。エアコン(暖房)は室温を設定温度にするまでが一番電気代がかかるので、つけ始めは自動運転にして一気に部屋を暖めます。設定温度になればその後は電気代の安い弱風、微風と自動で運転してくれるので節電効果を期待できます。

部屋の空気循環を意識する

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ご紹介したように、暖かい空気はその性質上部屋の上部に溜まります。そのためサーキュレーターや扇風機を使って部屋の空気を循環させることが大切です。サーキュレーターはエアコンに向けて対角線上に設置し、首振り運転をすると効率的に部屋の空気をかき混ぜられます。また天井に設置されているシーリングファンの使用も効果が期待できます。

湿度の調節をする

出典:写真AC

人は湿度が高いと体感温度が上がり、逆に低いと寒く感じます。そのため冬は部屋の湿度を高めにして体感温度を上げる工夫をしましょう。エアコン(暖房)は何度からつけるというルールは特にありませんが、人が快適に感じる温度や湿度の目安は、夏が室温約25℃~28℃で湿度約45%~60%、冬は室温約18℃~22℃で湿度約55%~65%といわれています。

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エアコン(暖房)に頼りすぎない生活の工夫

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