空調服の作り方！ファンの取付や穴あけ加工など自作のポイントを解説！

価格比較をしましたが、単品でも空調服は若干高額です。制服を空調服仕様にする場合も、経費が掛かるのでできないという企業もあるでしょう。空調服は自作キットを準備することでがDIY可能です。夏場に着用するつなぎや作業服が手元にある場合は、自作キットを利用して空調服化させてみてはいかがでしょうか。

ここからは、空調服自作キットの使い方を紹介します。裁縫はしたことがないという人でも簡単に空調服を自作可能です。とはいっても「ファンを取り付けるための穴をあける」だけの作業ですので、実際には難しいことは全くありません。空調服を増やしたいと考えている人はぜひチェックしてください。

• 空調服自作キット
• はさみ、定規、鉛筆
• あて布、アイロン（高温設定できるもの）

空調服化したいブルゾンの背中部位に広げます。裏側から定規を当てて、裾の入ったゴムの上から15cmほどの位置に自作キットのワッペンを配置します。左右対称になるように配置したら、リング状になったワッペンの内周に鉛筆でしるしをつけておきましょう。

ここでアイロンを高温に温め、ブルゾンのしわ伸ばしをしておきましょう。自作キットのワッペンをしるし通りに置き、あて布を当ててからしっかりとプレスします。ワッペンは1か所につき20秒程度、しっかり力をかけてプレスしてください。圧着できたら、あて布をつけたまま冷めるまで待ちましょう。

手順2で圧着したリングの内周は、切り取り可能な部位です。内周に沿ってハサミで切り取ってください。内周をハサミで切り取るのは難しいのですが、よく切れるハサミで少しずつ切り取っていきましょう。切り離せたら服自体の空調服化は完成です。

先ほどあけた穴にファンをはめ込みます。ファンの取り付け方法はメーカーによって異なりますので、取扱説明書に従ってはめ込んでください。モバイルバッテリーやUSBケーブルを接続すれば、空調服として稼働可能です。

空調服の自作方法は以上となりますが、こちらの動画でも作り方の手順をていねいに解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。