加湿器からカビが発生したときの除去方法
加湿器の掃除方法を紹介します。加湿器の給水タンク、フィルターなどについたカビは、水洗いしただけでは臭いや菌が残りやすいです。カビの嫌な臭い、ぬるっとしたカビ汚れはこれからご紹介するものを使ってきれいに落とせます。カビ再発防止にもなるため、定期的に加湿器の掃除を行いましょう。
方法①クエン酸を使った除去方法
用意するもの
- クエン酸
- ぬるま湯
- バケツ
- ぬるま湯を溜めたバケツに、クエン酸を大さじ1~2入れてクエン酸水を作る
- 分解した加湿器のパーツをクエン酸水に1~2時間浸ける
- しっかり水で洗い流したあと、水気が残らないよう乾燥させる
掃除のポイント
- 加湿器によってはクエン酸での掃除を禁止しているものもあります。
- 消毒用エタノールでも代用できます。方法は、エタノールを染みこませたタオルや雑巾で各パーツについたカビや汚れを拭き取るだけです。
クエン酸は水垢汚れにも効果的
加湿器を使用していると汚れのほかに水垢も残りやすいです。水垢汚れは頑固で、スポンジやブラシでこすっただけでは落ちません。そんな水垢汚れを落とすのにもクエン酸は効果的です。方法は上記と同じようにクエン酸水に浸けておくのですが、水垢がひどい場合はより長い時間浸ける必要があります。
水垢や加湿器内部の汚れは基本アルカリ性。弱酸性のクエン酸で汚れを中和して落とすのじゃ。
方法②カビの臭い除去方法
用意するもの
- 重曹
- お湯
- 耐熱容器
- お湯1Lに対し重曹60g(大さじ4)で重曹水を作る
- 加湿器のパーツを1時間ほど浸ける
- 水で洗い流したあと、乾燥させる
方法④加湿器用洗剤を使用した方法
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加湿器専用の洗剤が市販されています。パーツのぬめりやカビの臭いをしっかりと除去してくれると口コミでも高評価です。使い方も浸けおきや注ぐだけと、簡単で手間がかからず除菌効果もあります。加湿器を毎日稼働させる人や、クエン酸や重曹を使うのがちょっと面倒という人におすすめです。
一番は加湿器にカビを繁殖させないこと。カビ防止には日頃のお手入れが肝心じゃ。
カビ防止に加湿器の日頃のお手入れ・対策方法
加湿器内にカビが発生すると健康被害の恐れはもちろんですが、こびりついた汚れと臭いは落ちにくいこともあります。カビは発生させないことが一番です。カビ防止のためには、定期的な加湿器のお手入れをする必要があります。清潔を保つために毎日から週に1回以上はしっかりお手入れを行いましょう。
対策①定期的に内部を清掃する
カビの防止には定期的に加湿器を清掃するのが肝心です。使用後に給水タンクの水を捨ててタンクやトレーをスポンジやブラシで洗うだけでも効果はあります。週に1回はクエン酸や加湿器用洗剤で浸けおきも行いましょう。食器などと同じで、使ったら洗うを癖つけておけばカビ予防にもなります。
対策②使用・清掃後はしっかり乾燥
加湿器のパーツを水洗いや浸けおきをしたあとは、しっかり水気をとるのが重要です。加湿器内に水気が残ったままの使用は、水垢やカビ発生原因になります。各パーツをタオルで拭く、日当たり風通しのよい場所で乾燥させるなどして水気は残らないようにしましょう。
対策③水道水の使用
清潔そうだからという理由で、加湿器に浄水器の水や市販のミネラルウォーターを使用していませんか。これらの水は殺菌成分がなく、汚染しやすいのでカビが発生する原因になります。加湿器の水は必ず水道水を使用してください。水道水には塩素殺菌処理がされているため、カビ防止にもなります。また、水は毎日交換することも忘れず実施しましょう。
まとめ
乾燥した空気をうるおすために加湿器は便利ですが、加湿器にもカビは発生します。カビによる病気があるように、カビの放置は健康への影響もあり危険です。加湿器をこまめに清掃する、水は毎日入れ替えるなど、加湿器を清潔に保つことがカビ防止のポイントになります。
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出典:写真AC