防音壁の作り方(ワンタッチ防音壁)
防音壁
ピアリビング ワンタッチ防音壁 防音 DIY プロ ビニール調クロス仕上げ 900×900mm ホワイト
参考価格: 18,414円
防音壁を自作も、大掛かりなリフォームもできない人には、パーテーションよりも、防音効果がはるかに高いワンタッチ式の防音壁を購入するのも一案です。二人以上であれば、何かを自作することに慣れていない女性でも設置可能です。
設置方法
- 壁に「ワンタッチ防音壁」をきっちりと沿わせて置く。
- 突っ張り棒を、1.に沿わせて立てる。
- その上に「ワンタッチ防音壁」を乗せて、壁を上まで覆う。
- 1から3を繰り返し、壁全体を覆う。
防音パネルをDIY
市販の防音加工がされたパネルを買うのも一案ですが、なるべくコストを下げたい人には、自分で材料を揃えて防音パネルを自作する方法もあります。
準備するもの
- 遮音シート
- 定規カッター
- ハサミ
- カッターマット
- MGボード
- ボンドスプレー
- 木工用ボンド
- クロス
作り方
- MGボードに合わせて、遮音シートに線を引く。MGボードは伸縮しやすいので、縦横2ミリくらい短めにして、張り合わせた際に遮音シートが出ない大きさにする。
- カッターで遮音シートをカットする。
- MGボード一面に木工用ボンドを均等に塗る。
- 遮音シートの端の部分にもスプレーボンドをかける。
- 遮音シートとMGボードの両方の角を合わせながら、慎重に張り合わせる。
- 全体を押さえて密着させる。
- 張り合わせた基材とクロスにボンドをスプレーして、両者を張り合わせる。クロスを基材の背面まで巻き込むことで、基材の露出を防ぐ。
床を防音仕様にDIY
フローリングの床はカーペットの床よりも、4倍音が響くというデーターがあります。畳やカーペットが敷いてあれば、普通に歩いたり軽いものを落としたときの軽量衝撃音は吸収されます。子供や動物が飛び跳ねたり、重みのあるものを頻繁に動かして出る、重量衝撃音には、衝撃を吸収する素材がさらに必要になります。床に関しては、作り方というよりも、必要な素材を用意して、順番通りに敷くだけです。
音楽用の防音対策
オーディオや重低音を出す楽器の防音対策には、音の振動対策が必要になります。スピーカーや楽器の下に、振動を吸収する遮音マットを敷きます。その他の場所には、遮音シートを引いた上から、吸音性のあるジョイントマットや絨毯を敷きます。これらのマット類には、断熱加工されているものが多いため、節電効果も期待できます。
または、フローリングの床への負担が気になる場合は、①タイベック(床を保護するための不敷布)を養生テープで貼る、②振動吸収するマットを敷く、③防音タイルカーペットを敷くという手順が必要になります。
パーテーションをDIY
大掛かりなリフォームは無理でも、パーテーションを置くのも、防音効果を高める一つの方法です。音漏れが気になるドアや窓の前などに置けば、音漏れがましになります。パーテーションは、その性質上その箇所を完全に覆うことはできないので、完全防音にはなりませんが、漏れる音を小さくする効果はあります。
市販のパーテーションをアレンジ
市販の吸音パーテーションや、遮音パーテーションは、それなりの効果が期待できますが、値段もそれなりにします。厚い壁のようなパテーションを購入して、そこに吸音素材を貼るのも一案です。またパーテーションに防音カーテンを付けて使用するのもそれなりの効果が期待できます。
簡単な自作防音パーテーション
何かを自作するのが得意な人でなくても、市販のパーテーションを使えば、簡単に防音パーテーションが手作りできます。
【準備するもの】
- 重たいものをかけれるタイプのパーテーション
- 防音材
- 吸音材
- 両面テープ
- 遮音シートをパーテーションの両面を覆うようにかけて、内側を両面テープで固定します。
- 同じように吸音材をその上からかけて、両面テープで固定します。
まとめ
この特集に書いてあることを少しでも取り入れれば、大掛かりなリフォームをしなくても、今よりも音漏れや、周囲の騒音がマシになります。また音は上方向にも漏れやすいと言われています。音を出す生活(楽器や歌をしている)人は、なるべく建物の最上階に住むことをおすすめします。この特集で紹介した、遮音材や吸音材はもちろん天井にも貼れますが、素人のDIYでは難しいことが多く、プロに頼んでのリフォームも検討してみましょう。