洗濯したのに洗濯物がクサイ原因と理由！嫌な臭いの取り方を徹底解説！

梅雨時期などに洗濯物を何日もためている、週末にしか洗濯しないからためるなど、一人暮らしや共働き世帯の方などは得に多いのではないでしょうか？洗濯物をためると、汚れた服やタオルを洗濯カゴや洗濯機の中に放置してしまい、そこからどんどん雑菌が繁殖し臭くなります。とくに汗をかいた服や、濡れたタオルを洗濯機の中に入れたまま放置すると、洗濯機の中がジメジメしてカビも発生するため、ひどく臭う原因になります。

どれだけ忙しくても毎日出た洗濯物はその日のうちに洗濯することが一番の解決策です。それでもなかなか難しい場合は、使って濡れたタオルなどは乾くように一旦室内でも干しておくなど、極力菌が増殖しないようにすることが大事です。あくまで、その場しのぎになってしまうため、あまり溜め込まないよう工夫しましょう。

洗濯機の内部である洗濯槽などにカビが生え、洗濯中にカビが衣類に付着しにおいの原因になる事があります。よく、”洗濯していたら黒いわかめのようなものが浮いている”という事を聞きますが、これはズバリ洗濯槽の黒カビが剥がれて、キレイに洗うはずの洗濯物と一緒に回っている状態なので、すぐにお手入れが必要になります。

洗濯機が臭いの元にならないためには、洗濯槽のこまめな掃除、お手入れと、洗濯後はフタを開けて内部を乾燥させるようにしましょう。洗濯槽の掃除には専用のクリーナーも販売されています。2～3ヶ月ごとにお手入れをするとにおいの原因や、カビも取り除けて殺菌もできるのでぜひお試し下さい。

ここで意外と盲点なのが、普段使っている洗剤・柔軟剤の使用量です。ためていた洗濯物がくさいからと、洗剤や柔軟剤を過剰に入れると溶け切らなかった洗剤が洗濯物や洗濯槽に残ってしまい、消臭のつもりでした事が洗濯物・洗濯機がくさい原因のひとつになることもあります。洗剤や柔軟剤は、きちんと使用量を守りましょう。

風呂の残り湯を節水のため使う方は多いのではないでしょうか？入浴後の残り湯は雑菌が多いため、繁殖した菌が洗濯槽に残って増殖、ということもあります。数日同じ湯を使っている場合は、なおさらその菌は増えているので、その場合は洗濯に使うことは辞めたほうが無難です。

洗濯に残り湯を使う場合は、「洗い」は残り湯、「すすぎ」は水道水を使いましょう。これが残り湯を使った洗濯で臭くならない方法です。汲み取りをするホースも汚れていないか、たまにチェックするといいでしょう。