オスバンSとは?
オスバンSは医療機関でも使われている殺菌消毒剤です。薄めて使うオスバンSは、食器の消毒、手指の消毒、傷の消毒など、使い方は多種多様です。洗濯にオスバンSを使えば、においに悩んでいた衣服が着られるようになります。使い方も簡単で、希釈して使えるので経済的です。
オスバンS の特徴
オスバンSは第3類医薬品の消毒液で、成分はベンザルコニウムの塩化物です。オスバンSは石鹸と一緒に使うと石鹸の効果をなくしてしまうことから、逆性石鹸と呼ばれています。オスバンSで掃除すれば、家の中の空気中のカビの発生も抑制できます。
オスバンSがあれば家中に使える
オスバンSはつけおきタイプ、スプレータイプ、拭き上げタイプと消臭したい物や用途に応じて変えられるので便利です。オスバンSが1本あれば、薄め方を変えて家中どこでも掃除できます。オスバンSが残っていないようにきちんとカラ拭きしましょう。
洗濯での消臭効果がある
梅雨の時期などに部屋干しすると、家の中の細菌やカビも衣服につきます。空気中の細菌やカビは生乾き臭を悪化させてしまう原因です。オスバンSを使えば部屋干しでも嫌なにおいがつきませんし、家の中の細菌やカビの発生までも防止できます。
コスパがよい
においが気になる場所やカビが発生しやすいお風呂場などの掃除にオスバンSは活躍します。掃除する場所によって洗剤を買わなくてもよいのでラクです。しかも、水で薄めて使うためコスパがよいです。掃除する場所によってオスバンSの薄め方が変わりますので、説明書を確認しながら使いましょう。
使い方が簡単
オスバンSは水に薄めて使わないといけませんが、キャップを使えば簡単に計量できます。簡単に用途に合わせた使い方ができるのでおすすめです。オスバンSを素手で触ると少しヌルっとしますので、使うときには手荒れしないようにゴム手袋の着用をおすすめします。
ウイルスの殺菌はできない
殺菌・消毒できるオスバンSですが、ウイルス対策はできません。インフルエンザや風邪の対策にはアルコール消毒液が必要になります。ペットのお漏らしによるにおい取りなどには使用できますので、オスバンSは用途に合った使い方を探しましょう。
オスバンSの購入できる場所
オスバンSは薬局で購入できますが、店舗によっては置いていない場合がありますので、店員さんに確認しましょう。値段は600mLで約800円ですが、水に薄めて使えるので長期的に使えてコスパがよいです。もし店舗に置いていない場合は、ネットでの注文をおすすめします。
オスバンSの希釈方法
使用目的 | オスバンSの希釈濃度 |
手指の殺菌・消毒 | 約100倍 |
食器・家具などの消毒 | 約200倍 |
傷の消毒 | 約400倍 |
オスバンSの効果
洗濯での効果
オスバンSは細菌の繁殖を防止することによってにおいが取れます。部屋干しが多くなると、どうしても衣服の生乾きのにおいが気になりますが、オスバンSを使えば衣服についたカビ臭さがなくなります。オスバンSで洗濯すればするほど消臭効果があがります。
梅雨の部屋干しの強い味方
梅雨の時期になると洗濯物の部屋干しが増えますが、洗濯物を部屋干しすると洗濯物にカビが増えます。オスバンSは、においの元になるカビを除去してくれるので、部屋干しでもにおいが気になりません。繰り返し使用することで、衣服につく細菌の発生も抑えられます。
気になる洋服のにおいを取る
汗をたくさん吸い込んだ衣服は、普通に洗濯しただけでは着ていると汗のにおいが出現します。衣服に浸み込んだにおいの原因は、細菌やカビです。細菌やカビは洗剤では落としきれませんが、オスバンSがあれば服に浸み込んだ嫌なにおいをスッキリ取りきれます。
色落ちしない
大切にしている衣服は洗濯すると色落ちしてしまう心配がありますが、オスバンSで殺菌・消毒しても色落ちしません。ただし、オスバンSを使ったあと、洗剤によっては色落ちしてしまう場合があります。また、革製品などは変色してしまう場合がありますので、大切な衣服を取り扱うときには洗濯方法を確認しましょう。
掃除での効果
カビ予防できる
家にある棚の裏には湿気がたまりやすく、カビが繁殖しやすい環境が整っています。オスバンSで掃除すればカビをきれいに除去できて、家の壁に繁殖しているカビの発生防止にもなり、一石二鳥です。オスバンSを使って大切な家をカビから守りましょう。
キッチンの生ごみ臭防止にも
生ごみ入れに使っているバケツはどうしてもにおいが付いてきます。オスバンSで掃除すれば、細菌の繁殖を抑えるだけでなく、カビの発生も防止してくれます。さらに、においの発生を元から断ってくれるので、生ごみバケツの悪臭がなくなります。
次のページでは、オスバンSの洗濯での使い方をご紹介します。