ハーバリウムはどうしても色褪せや色落ちなどが進んでしまい、きれいに飾ることが難しくなってきます。定期的に作り直しをすれば、いつでも新鮮できれいなハーバリウムを見ることができます。容器の洗浄方法を含め、ハーバリウムの処分方法を説明します。
ハーバリウムの鑑賞期限
ハーバリウムの鑑賞期限は半年~1年程度です。直射日光に当たっていると色褪せが見られます。また、人工的に着色された材料を入れていると、オイルに色が溶け出してしまい、透明色を保てなくなることも。場合によっては花材にカビが生えてしまうこともあるため、定期的に内容物を交換できるのがベストです。
花や材料の処分方法
花や材料はオイルと別個にして処分すると丁寧です。ドライフラワー類はオイルを含んでいるので新聞紙にくるんで燃えるゴミとして捨てましょう。ワイヤーなどの金属類を入れた場合、再利用する場合はシリコンオイル洗浄剤で洗浄します。処分する際は自治体の指示に従って処分しましょう。
ハーバリウムオイルの処分方法
ハーバリウムオイルは、食用油と同じ方法で処分可能です。自治体が指定する方法で処分しましょう。ボトルによってはオイルの量も多くなりますので、牛乳パックに新聞紙を詰めたものや、吸収タイプの油処理剤にオイルを吸わせましょう。オイルが漏れないように密閉してごみとして処分してください。
空き瓶の洗浄方法
オイルを処分した後の空き瓶の内側には、ハーバリウムオイルがまとわりついています。粘度が異なるオイルを次に入れたときに、前のオイルの影響が残り、中に詰めた材料がきれいに見えなくなる可能性があります。食器用洗剤ではオイルを落としきることができませんので、シリコンオイル洗浄剤を用いて容器を洗ってください。ホームセンターで購入可能です。
まとめ
ハーバリウムの容器にはおしゃれな鑑賞向きなものから機能的なものまでいろいろな種類があることがわかりました。作り方も簡単なので、空き瓶などを見つけたら、ドライフラワーなどを閉じ込めてみてはいかがでしょうか。容器を販売しているお店も多くありますので、気に入った形の瓶を見つけたら、まとめ買いをしてたくさん作ってみることもよいですね。