ハリボグミの種類【イベント系】
日本でも季節のイベントは浸透してきつつありますが、ハリボグミが作られている海外では、イースターなど宗教的な行事のひとつであることも多いため、お菓子でもお祝いムードが高まります。期間限定で販売されるグミを紹介します。日本での取り扱いは少ないと思われますので、見つけたらすぐ買い求めるのがベストです。
ハッピーイースター
ハッピーイースターは春、イースターの時期になると出回るグミです。イースターエッグやウサギの形を模したフルーツ味のグミが入っています。ゼリービーンズとのアソートパックもあるようなので、イースターが近づいたら輸入食材店などへ足を運んでみるとよいでしょう。
ハッピーハロウィン
こちらは大きなスーパーなどで取り扱う機会も増えているので、目にしたことがある人もいるかもしれません。かぼちゃなどを模したオレンジやレモン風味のグミが入っています。今のコウモリのフレーバーはブラックカラント(黒すぐり)のようですが、かつてはまずいことで有名なリコリスグミが使われていたようです。
クリスマス
見ているだけで楽しい、クリスマスのオーナメントのようなグミです。フルーツフレーバーのグミが個包装の中にたっぷり詰まっています。次はどんな形が出てくるかワクワクしてきますね。お友達同士でクリスマス気分を楽しみたいときにぴったりのお菓子です。
ハリボグミの種類【びっくり系】
ハリボのグミはかわいくておいしいというイメージがありますが、「びっくりできておいしい」という一風変わった形の商品もあります。日本では輸入代理店が扱っていない製品もあるので、スーパーではなく輸入雑貨店を探してみるとよいでしょう。
フロッグ
一見して、口の中に入れるのをためらってしまうカエルの形のグミです。背中は緑、おなかには白いマシュマロが施されています。見た目もカエルそっくりです。本物そっくりな形とは裏腹にグミ自体は青りんごのフレーバーが楽しめます。マシュマロのふわふわ感も相まって、カエルのグミであることを忘れてしまうことも。
ワーム
カタカナ表記にすると何を模しているのかわからない「ワーム」グミ。ドイツ語では「WURM」と表記します。あえて意味は書きません。この形から何を意味しているか想像してみてください。細長いグミですが、「イチゴとパイン」、「ラズベリーとレモン」というように2つのフレーバーが1本のグミで楽しめます。
ハリボでまずいと言われるグミとは
ドイツでは子供が喜ぶグミの種類ですが、日本では「まずいグミ」として取り上げられるハリボのグミがあります。日本で流通するハリボグミは、コーラやクマの形でフルーツフレーバーが一般的なだけに「まずい」といわれるグミの存在が気になります。
まずいグミ「LAKRITZ SCHNECKEN」
まずいとされるグミは「LAKRITZ SCHNECKEN(ラクリッツシュネッケン)」といいます。リコリスというハーブを用いたグミで、くるくるとスクリュー状に巻かれた状態を商品名に反映させているようです。シュネッケンはドイツ語でかたつむりを意味します。日本ではその形から「タイヤ味のグミ」と称されることも。
リコリスとは
ラクリッツシュネッケンに使われる「リコリス」は、日本でいう生薬の「甘草(かんぞう)」を指しています。マメ科の植物で、甘味料としても用いられます。日本では薬という立ち位置の甘草ですが、海外の子供たちからみれば、「リコリスは普通においしい」と今どきの言葉で例えるのでしょうか。
値段や食べ方など
ラクリッツシュネッケンはひも状のお菓子です。先端からひもを伸ばすように食べます。値段は、ハリボ社のオンラインストアでは1袋0.95ユーロと記載されていました。日本円に換算すると100円前後といったところでしょうか。日本では食品も取り扱っている輸入雑貨店で販売していることがあります。
まとめ
ドイツのハリボ社のグミについて、会社の歴史やグミのラインナップ、日本では異色の甘草味のグミの存在について紹介しました。特に、変わり種のグミが気になるという人もいるのではないでしょうか。海外旅行先や日本のショップでハリボを見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
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