ハンダゴテの定番「はんだシュッ太郎NEO」の特徴や種類・使い方を紹介!

ハンダゴテの定番「はんだシュッ太郎NEO」の特徴や種類・使い方を紹介!

「はんだシュッ太郎NEO HSK-300」の使い方とそのクリーニング方法をご紹介しています。従来のサンハヤトの商品「はんだシュッ太郎」にはなかったヒーターとしての機能が加わって新しく生まれ変わった商品が「はんだシュッ太郎NEO HSK-300」です。

記事の目次

  1. 1.はんだシュッ太郎NEOとは?
  2. 2.はんだシュッ太郎NEOの特徴
  3. 3. はんだシュッ太郎NEOの部品の種類
  4. 4.はんだシュッ太郎NEOの使い方をご紹介!
  5. 5. まとめ

はんだシュッ太郎NEOの部品の種類

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「はんだシュッ太郎NEO HSK-300」の部品は、本体と先端のチップt-33(最初についているものはt-31)などです。ヒーター部分や吸引ポンプ自体の交換はできないので、この部分に傷みを感じた場合は本体を買いなおす必要があります。

はんだシュッ太郎NEO本体

「はんだシュッ太郎NEO HSK-300」は、45wのパワーがあるので、両面スルーホール以外にも鉛のフリーハンダにも使えます。商品内には本体とチップ掃除用針金1つとt-31型チップが本体にセッティングされた状態で販売されています。まれに付属しているチップ掃除用針金を知らずに捨ててしまう人もいますが、吸引機のハンダ詰まりを解消するときにとても便利です。誤って捨てたり、紛失したりしないよう保管しましょう。

はんだシュッ太郎NEOの端チップ

「はんだシュッNEO HSK-300」は先端のチップが交換ができるので、作業にあわせて最適なチップに取り換えたり、変形した場合には付け替えたりすることができます。取り換え方は簡単で、先端にある両サイドのねじを緩めることで替えることができます。先端のチップの種類も豊富で、t-31、t-32、t-33などがあります。

はんだシュッ太郎NEOの使い方をご紹介!

従来は吸引機とヒーターを両手で使って作業をしますが、「はんだシュッ太郎NEO HSK-300」は1つで2役の働きをするので、作業場も広く使うことができます。また、「はんだシュッ太郎NEO HSK-300」は、電動タイプで45wのパワーがあるので、鉛のフリーハンダにも使えますし、ワンプッシュで吸引もできます。

使い方手順

作業手順としては、本体のコンセントをプラグにさし、先端チップが熱を帯びてから作業開始です。その後、除去したいハンダを溶かし、チップの先端をハンダから離さないようにしたまま、上部にあるボタンを押します。するとチップの先で溶かされたハンダが本体の吸引部分に吸い取られていく仕組みです。

はんだシュッ太郎NEOの手入れ

「はんだシュッ太郎NEO HSK-300」に限らず、ハンダゴテや吸引機には定期的な点検とクリーニングが必要です。ハンダ付けのときも使いやすくなりますし、仕上がりがきれいになります。定期的に丁寧にクリーニングをし、使っていないときはこまめに電源を切るなどしてチップの酸化を防ぎましょう。また、チップ先端だけでなく、吸引機の内部もハンダが溜まります。溜まったハンダを捨ててグリスの塗りなおししましょう。

まとめ

Photo by Osamu Iwasaki

「はんだシュッ太郎NEO HSK-300」の商品に付属しているチップはt-31ですが、t-33も使えます。どちらもサンハヤトが販売しているチップで、両面スルーホールにも最適です。色はどちらもシルバーで、重量も20gと同じ使用感になっています。はんだシュッ太郎NEO HSK-300の使い勝手やプリント基板のスルーホールにも最適ということが理解いただけましたでしょうか。吸引機とヒーターの両方を分けて使っている人は、電動タイプの45wのパワーの使い勝手をぜひ試してみてください。

milkpoche
ライター

milkpoche

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