日焼けによる肌のダメージはどれくらい?日焼け後のお手入れも紹介!

日焼けによる肌のダメージはどれくらい?日焼け後のお手入れも紹介!

シミやシワなどの肌悩みの原因になる「日焼け」の基本情報のおさらいです。日焼けを起こす紫外線の特徴や日焼け止めの選び方、日焼けダメージを受けてしまった場合のお手入れ方法をまとめました。UVAやUVBなどの紫外線の特徴を知り、日ごろから日焼け対策を心掛けましょう。

記事の目次

  1. 1.日焼けとは?
  2. 2.日焼けを防ぐ日焼け止めの基礎知識
  3. 3.日焼けした肌のアフターケア「軽度の日焼け」
  4. 4.日焼けした肌のアフターケア「肌がヒリヒリ痛い場合」
  5. 5.まとめ

日焼けとは?

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日焼けとは、太陽光線に含まれる紫外線に肌が反応して引きおこる2つの現象の総称で、火傷の一種です。肌の表面が赤くなる「サンバーン」とその後、肌がメラニン色素によって黒くなる「サンタン」の2つをあわせて日焼けといいます。どちらも肌悩みにつながるので、日焼け止めやパラソルなどでの対策がおすすめです。

日焼けはシミの原因にもなる

シミやシワなど肌悩みの大きな原因のひとつは「紫外線ダメージ」です。紫外線を浴びたのち、肌が黒くなる現象(肌色素の沈着)はメラニンという色素の影響で、体の防御反応のひとつといわれています。メラニン色素によって黒くなった肌もターンオーバーで徐々にもとに戻っていくのですが、ダメージが大きい場合はメラニン色素が「シミ」として肌に残ってしまうのです。

日焼け肌は乾燥しやすい

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紫外線ダメージを受けた肌のトラブルは、メラニン色素によるシミだけではありません。肌は乾燥しやすくなり、ダメージが蓄積すると徐々にハリも失われます。日焼けした肌はまずクールダウンしてから、乾燥対策として保湿ケアを行いましょう。シミの原因になるメラニン色素の生成を防ぐといわれるビタミンCなどの成分が配合された美白化粧品での保湿もおすすめです。

日焼け対策は夏以外のシーズンも忘れずに

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日焼け対策といえば、夏に行うイメージですが実はその考えは間違いです。紫外線は暑さ寒さに関わらず、太陽光とともに一年中地上に降り注いでいます。シミやシワの原因となる紫外線ダメージを肌に蓄積させないためにも、UVケアグッズや保湿化粧品を上手に使って日ごろからの対策を心掛けましょう。

対策すべき紫外線の種類は2つ

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紫外線にはα波(UVA)とβ波(UVB)があります。短時間で日焼けを起こすβ波は、肌を赤くピリピリと痛みをおこさせ、シミの原因となるメラニン色素を発生させます。有効な対策はUVカットパラソルやラッシュガードなど直接的な日光の遮断です。

肌がすぐに赤くなるβ波・肌がじっくり黒くなるα波

見落としがちなのはUVAで、波長が長いため曇りの日の室内でも届きやすく地表に届く約9割を占める紫外線です。UVAダメージが蓄積すると肌のハリ感が衰え、シワやたるみが起きてしまいます。また肌の奥ではメラニン色素が発生して肌がじっくり黒くなります。

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日焼けを防ぐ日焼け止めの基礎知識

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