ランダムサンダーとは?
ランダムサンダーとは、DIYやリフォームなどに用いられる電動工具です。サンドペーパーを取り付けたパッドを、高速回転させることで、さまざまなものを研磨したり、塗装やサビを削り取ったりといった目的で使われます。丸いパッドが円を描くように動くため、物の形を問わず使用でき、研磨跡も残しません。
ポリッシャーとの違いは?
ランダムサンダーとよく比較され、研磨目的で使われる電動工具がポリッシャーです。ポリッシャーとは主に、床や自動車の研磨やワックス掛けに使用されます。パワーが強く、荒削りから研磨まで可能なランダムサンダーと比較すると、ポリッシャーは表面をきれいに磨くことに特化しているといえます。
ランダムサンダーのおすすめ商品5選
扱いやすく、便利なランダムサンダーのおすすめ商品を紹介します。それぞれの商品の魅力や他商品との違いをまとめました。購入の際、ぜひ参考にしてみてください。
①【マキタ】ランダムオービットサンダBO5030
マキタ ランダムオービットサンダ BO5030
参考価格: 10,499円
「ランダムオービットサンダBO5030」はコード式ならではの力強さをもちながら、重量1.3kgと軽量で片手操作が可能です。細かなチリを吸いとってくれる吸じん機能付きで、作業後の片付けが簡単なのも嬉しいポイントといえます。スピード調整機能はついていませんが、機能がシンプルな分使いやすいモデルですよ。
重さ | 1.3kg |
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操作方式 | 片手操作 |
電源方式 | コード式 |
機能 | 自己吸じん機能 |
②【マキタ】充電式ランダムオービットサンダ BO180DZ
マキタ 充電式ランダムオービットサンダ BO180DZ
参考価格: 13,066円
安定しやすい低重心のボディで、握りやすいグリップ形状のため、片手と両手どちらの操作でも快適に作業できます。取り回しのよいバッテリー方式ながら、パワフルでパッドの回転数は、最大11,000回とコード式と同等程度です。さらに、3段階のスピード調整が可能で使用シーンを選びません。
重さ | 1.6kg |
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操作方式 | 片手/両手操作 |
電源方式 | バッテリー式 |
機能 | 自己吸じん機能、3段階スピード調節機能 |
③【TACKLIFE】PRS01A
TACKLIFE PRS01A
参考価格: 5,299円
「PRS01A」は5,000円前後と手ごろな価格ながら、6段階のスピード調整が可能なモデルです。2種類のサンドペーパーが合計12枚入っていますが、マジックテープ式のため、交換の手間もかかりません。回転速度は最大13,000回まで調整でき、幅広い用途で活躍可能です。
重さ | 1.65kg |
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操作方式 | 片手操作 |
電源方式 | コード式 |
機能 | 集じん機能、無段階スピード調節機能、マジックテープ式 |
④【BOSCH】吸じんランダムアクションサンダーPEX260AE
BOSCH 吸じんランダムアクションサンダー PEX260AE
参考価格: 9,376円
こちらは、重量1.5kgの小型ボディと低振動が魅力のランダムサンダーです。コード式ならではの十分なパワーで、荒削りから仕上げ磨きまで、あらゆる場面で活躍してくれるでしょう。独自の吸じんシステムを採用しており、吸い込んだチリや粉塵をろ過することで、吸じん力が低下せず快適に作業を進められますよ。
重さ | 1.5kg |
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操作方式 | 両手操作 |
電源方式 | コード式 |
機能 | 吸じん機能、無段階スピード調節機能、マジックテープ式 |
⑤【マキタ】ランダムオービットサンダ BO6050
マキタ ランダムオービットサンダ BO6050
参考価格: 27,683円
「ランダムオービットサンダ BO6050」は、直径150mmのサンドペーパーが取り付け可能と、かなり広い範囲の研磨が可能なランダムサンダーです。両手でしっかり握れるデザインで、曲面でも安定した作業ができるでしょう。スピード調整も可能で、荒削りから艶出しまでこれ一台で行えますよ。
重さ | 2.5kg |
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操作方式 | 両手操作 |
電源方式 | コード式 |
機能 | 集じん機能、スピード調節機能 |
おすすめランダムサンダー比較一覧
商品 | |||||
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商品名 | マキタ ランダムオービットサンダ BO5030 | マキタ 充電式ランダムオービットサンダ BO180DZ | TACKLIFE PRS01A | BOSCH 吸じんランダムアクションサンダー PEX260AE | マキタ ランダムオービットサンダ BO6050 |
価格 | 10,499円 | 13,066円 | 5,299円 | 9,376円 | 27,683円 |
重さ | 1.3kg | 1.6kg | 1.65kg | 1.5kg | 2.5kg |
操作方式 | 片手操作 | 片手/両手操作 | 片手操作 | 両手操作 | 両手操作 |
電源方式 | コード式 | バッテリー式 | コード式 | コード式 | コード式 |
機能 | 自己吸じん機能 | 自己吸じん機能、3段階スピード調節機能 | 集じん機能、無段階スピード調節機能、マジックテープ式 | 吸じん機能、無段階スピード調節機能、マジックテープ式 | 集じん機能、スピード調節機能 |
商品リンク |
ランダムサンダーの価格の相場は5,000~30,000円くらいで、メーカーの違いや機能の有無で値段が変わってくるみたい。
電源方式がバッテリー式の場合、バッテリーは別売りになっていることが多いから、購入するときは注意しようね!
目的・用途別のランダムサンダーの選び方
目的や用途にあわせたランダムサンダーを選ぶポイントは、機種の特徴や付いていると便利な機能です。初心者の方、上級者の方それぞれにあったを選び方を紹介します。
初心者や手軽なDIYをするときの選び方
おすすめはコンパクトな片手操作タイプ
片手で操作できるランダムサンダーなら、手軽に使えて初心者の方にもおすすめです。軽く取り回しがいいため、立体的なものを研磨するのに向いています。家具や小物を研磨するとき、細かい部分を仕上げるのにも活躍してくれますよ。また、コンパクトで場所をとらず、収納や持ち運びにも困りません。
リーズナブルなコード式タイプ
コード式タイプの魅力は、充電の手間が省けることと、比較的安価で手に入りやすいことです。電動工具を導入するとき、初期費用がかからないのは嬉しいですね。十分なパワーが確保できるため、硬い素材でも楽に研磨できますよ。ただし、作業中にコードが邪魔になるといったデメリットもあります。
交換の手間が省けるマジックテープ式
ランダムサンダーは使用するたびに、装着したサンドペーパーが摩耗していくため、定期的な交換必要です。マジックテープ式なら、サンドペーパーの形を加工しなくても、張り替えるだけで交換ができるため、初心者の方でも使い勝手が抜群です。
初心者でも扱いやすい、便利な機能がついていると嬉しいね!
ほかにも、研磨したチリや木くずを自動的に吸いとってくれる「自動集じん機能」があると、後片付けが楽になるよ。
上級者やリフォーム作業をするときの選び方
おすすめはパワーに優れた両手操作タイプ
プロのリフォーム工事のような本格的な作業をしたい方には、安定性が魅力の両手操作タイプがおすすめです。パワーに優れた両手操作タイプは、広いテーブルのような家具や、フローリングの床などの広い範囲を研磨するのに向いています。両方の手で支えながら作業するため、美しく仕上げられますよ。
屋外作業も可能な充電式タイプ
電源コードがなく、バッテリーを搭載したモデルもあります。電源が確保できず、電動工具が使いにくい部屋でも使用可能で、屋外で作業が多い方にもおすすめです。作業中にコードが邪魔にならず、スムーズに作業を進められるでしょう。しかし、コード式と比較するとパワーが低いものが多い点には注意です。
汎用性の高いスピード調整機能付き
幅広い場面で活躍する機種を求める方におすすめなのが、回転スピードを調整できるタイプです。パワーが必要な荒削りには高速で、ゆっくり研磨したいときは低速にするなど、作業シーンにあわせて調整できますよ。素材によってスピードを変え、繊細な仕上がりを目指してみましょう。
スピード調節機能は自分のペースにあったスピードで作業できるから、初心者の方にも便利な機能ね!
まとめ
用途に合わせたランダムサンダーの選び方やおすすめの商品について紹介しました。強力なパワーを持つランダムサンダーを使用すれば、手作業に比べて作業効率が格段に上がり、美しく仕上げられます。DIYやリフォームの際、ワンランク上の作業を体感してみたい方は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
出典:写真AC