こたつのDIY特集!おしゃれな自作実例16選&簡単な作り方をご紹介!

こたつのDIY特集!おしゃれな自作実例16選&簡単な作り方をご紹介!

伝統的な暖房器具「こたつ」のDIY特集です。リメイクシートを使った簡単なこたつ天板の模様替えから、木材を加工した本格的なDIYまで幅広くご紹介いたします。既製品にはない工夫をすることで、リビングがさらにおしゃれになるアイデアをあつめました。

記事の目次

  1. 1.手作りこたつDIYを始める前に
  2. 2.天板DIY①リメイクシートで模様替え
  3. 3.天板DIY②工作木材を使って手作り
  4. 4.天板DIY③集成材を使って手作り
  5. 5.こたつ布団をDIY
  6. 6.本体テーブルをDIY
  7. 7.ペット用ミニこたつをDIY
  8. 8.こたつDIY用アイテムのご紹介
  9. 9.まとめ

手作りこたつDIYを始める前に

Photo by Atsushi Boulder

どんなDIYでも始める前にまず、準備をしましょう。仕上がりのイメージをしっかり行って紙に書きだすとよいのですが、難しいときはこれから紹介する内容をもとに目標になるこたつを決めて、材料をメモしてください。まずは、こたつについて知りましょう。

こたつのパーツは大きくわけて4つあります。

「本体テーブル」「こたつ布団」「天板」「熱源」この4つを組み合わせたものが、こたつです。ホットカーペットを利用する場合など、熱源は準備しなくても良い場合もあります。もちろん自作アイテムが増えるほどDIYの難易度は上がるので、自分のレベルや手持ちの工具に合わせて何を作るか考えてみましょう。

本体テーブルは「自作」か「リメイク」

本体テーブルの作り方は大きくわけて2つ、「自作」もしくは「リメイク」です。それぞれのメリットをみて、どちらを選ぶか考えてみましょう。

自作のメリット

サイズの調整が自由自在なのが本体テーブルを自作する最大のメリットです。本体テーブルからの自作は一番難易度が高いのですが、使う人数や部屋の大きさに合わせたオリジナルこたつは魅力的です。また天板の付け外しが可能なこたつテーブルなら、布団と熱源を外して春夏も使えます。

リメイクのメリット

もともと使っていたテーブルに天板を新規制作して合わせて作るため自作パーツが少なく、そのぶん難易度が低く初心者にも作りやすいのが最大のメリットです。部屋にちょうど良いサイズの机がそのまま使えるため、生活もとても便利です。

こたつ布団はカバーを手作りすることも可能

こたつ布団カバーはすでにたくさんの種類が販売されていますが、リビングの主役にふさわしいものがみつからなければ自作することも可能です。手作りならカバーの生地を自由に選べるので、温かさにこだわったボア生地や、ペットの毛がからみにくい生地で作ってみるのもよいですね。

代表的な熱源は2種類

既製品こたつはヒーター式が主流ですが、手作りこたつの熱源で代表的なものは「ホットカーペット」「専用ヒーター」の2種類です。不完全燃焼や万が一こたつ布団が燃えてしまう可能性を考えて、ストーブや七輪などの火を使った熱源をこたつの中に入れて使うのは避けましょう。簡易的な熱源をどうしても追加したい場合は「湯たんぽ」がおすすめです。

天板DIY①リメイクシートで模様替え

出典: https://item.rakuten.co.jp/wallstickershop/sht-sg123-sample/

まずは、DIY初心者にも一番ハードルが低い既製品こたつの天板リメイクの実例をご紹介いたします。身近なお店で材料が揃いますよ。

自作例①ナチュラルウッド風にリメイク

長年の使用で汚れが目立つ天板を簡単にキレイにする方法でおすすめなのが、リメイクシートの活用です。こちらの材料は100均のリメイクシートで、既製品の天板の全体をリメイクシートでカバーして制作しています。透明テーブルクロスを置くことで汚れ防止にもなり、実用的なアイデアです。

自作例②ホワイトウッド調にリメイク

こちらは明るい印象のホワイトウッド調のリメイクシートを活用した例です。100均の木目調のものだけでも数種類異なる色合いのシートが販売されています。ホームセンターやインターネットで探せば、無地や柄物などさまざまなタイプをみつけることができます。

リメイクシートの貼り方参考動画

リメイクシートを貼る様子が紹介された動画をみると、作り方の参考になります。こちらの動画では古いテーブルの天板に100均のリメイクシートを貼りつけています。こたつ天板に張り付ける作業に工程が近いので、材料や道具の参考になりますね。

天板DIY②工作木材を使って手作り

出典: https://item.rakuten.co.jp/fiscu/81502448/

質感にこだわった天板の自作例をご紹介いたします。リビングにも置けるこだわり感のある手作り天板の、まずは作り方からご紹介いたします。

工作木材を使ったこたつ天板の作り方

【材料】
・工作木材(1×4サイズ)
・普通合板
・紙やすり
・木材専用塗料(ワトコオイルなど)
・木工ボンド
※事前に必要な天板の縦横サイズを測って組み合わせ方を考えた設計図を準備しましょう。
※必要な木材のサイズを割り出しておけば、木材カットを行ってくれるホームセンターもあります。

木材のバリでトゲが刺さってしまうこともありますので、注意してくださいね。

【作り方】
1)普通合板を天板サイズにカットします。
2)工作木材を必要サイズにカットします。
3)普通合板の上に工作木材を一旦並べて表面(テーブルトップ)を決めます。
4)工作木材の表面と外周面をやすり掛けします。
5)工作木材に木材専用塗料を2度塗ります。
※2度塗り後、できれば全体に細かい番目の紙やすりをかけてください。
6)乾燥させると油分が出るのでしっかり乾拭きします。
7)普通合板の上に工作木材を並べ、木工ボンドでしっかり接着して完成です。

今回の工作木材は1×4サイズがおすすめです。

今回はベースの合板に張り付けて制作するこたつの天板ということで強度よりも軽量化を重視してあえて1×4をおすすめしております。通常のテーブルDIYでは2×4程度の厚みがあったほうが強度がありおすすめです。気になる方は売り場のスタッフにご相談くださいね。

それでは実例を見てみましょう!仕上げの木材用塗料は種類が多く、さまざまなテイストの天板に仕上げることができますよ。

自作例①カフェ風の天板

組み合わせた木材で天板を作った、手作りこたつの自作例です。ストライプ状に並んだウォールナットカラーの天板は重厚感があります。市販のこたつ天板にはないビンテージ感のある天板は存在感があり、自宅のリビングでカフェ風の演出がしたい時などに参考になります。

自作例②洋風の天板

外周に縁取りのある、正方形のこたつ天板の自作例です。こちらは木材を互い違いではなくストレートに並べています。ストレートに並べることで、設計ミスのリスクが少なくなり木材カットの際も難易度を下げることができます。リビング用などよく使うこたつ天板は特に、面取りをしっかりと行いましょう。

天板DIY③集成材を使って手作り

出典: https://item.rakuten.co.jp/kohnan-eshop/452283100124804/

次は、集成材を使ったこたつ天板の手作り例をご紹介いたします。こちらは設計の手間がなく、工作材木を使うよりも難易度が低く、簡単に作れます。

集成材を使ったこたつ天板の作り方

【材料】
・集成材
・木材専用塗料(ワトコオイルなど)
・紙やすり
※木材カットを行ってくれるホームセンターもあります。
【作り方】
1)天板サイズに集成材をカットします。
2)全体に紙やすりをかけます。
3)木材専用塗料を2度塗りします。
4)乾く前に細かい番目の紙やすりを全体にかけます。
5)乾くと油分が浮いてくるので乾拭きを行います。

天板の角やフチにしっかりやすりをかけて、当たっても痛くないように面取りしておきましょう。

自作例①ナチュラル感のある天板

ベージュ調のワトコオイルで仕上げた天板の自作例です。なめらかな天板になるため、食卓としてこたつを使っている場合の材料選びに集成材はおすすめです。また、リビング全体のインテリアのカラーを合わせると簡単に統一感のある空間づくりができます。

自作例②無垢風の天板

こちらは明るいリビングに似合う集成材を使った無垢風仕上げのこたつ天板自作例です。実は、集成材には無垢風のものもあります。透明な木材用塗料もありますがリビングのインテリアに合わせて、より素朴な味わいの天板にしたいなら、木材用塗料はあえて使わずやすり掛けのみで簡単に仕上げるものよいでしょう。

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