部屋の匂いを根本から変える5つの方法
臭いの原因を把握できれば、次は根本解決を行うだけです。臭いのもとを断ち切る方法を紹介します。ここにあげる5つの方法以外にも、臭いの根本解決の方法はあるはずです。毎日の生活の中のちょっとした工夫で臭いの発生を抑えていきましょう。
光を取り込む
太陽の光の中に含まれる紫外線。私たちには日焼けや皮膚疾患の原因になると考えられ有害なものというイメージがありますが、紫外線には殺菌効果があります。カーテンを常時閉めたままにしている場合は、1日1回以上カーテンを開けて光を部屋に取り込みましょう。これだけでも、臭いを少なくすることができます。
掃除を徹底し、部屋の匂いのもとを断ち切る
一番の臭いのもとは、生ごみやホコリ、排水口などの汚れです。見えない部分の掃除などを徹底することで、古くから発する部屋の匂いを少なくすることができます。排水口は塩素系の洗浄剤などを用いて丁寧に清掃していきましょう。業者による高圧洗浄なども一案ですが、家庭でのセルフケアで十分ですよ。
生ごみの処理も大切
生ごみは、水気を切って捨てましょう、水気が臭いを発することがほとんどです。新聞紙にくるんで捨てることや、レジ袋などのビニール袋に密封するように入れて、水分の漏れや臭いが出ないように工夫することも一案です。魚の生ごみなどはジッパー付きバッグに入れておき、ゴミの日まで冷凍庫で保管することも一案です。
エアコンなどにも注目
エアコンにホコリがついたままであったり、フィルターにカビが生えていたりすることもあります。この状態でエアコンを稼働させれば、カビの胞子を吐き出す機械になってしまいます。使っていない期間でも、定期的にエアコンの清掃を行いましょう。稼働中は3日に1回の割合でフィルターを掃除することも大切です。
空気を交換する
このところの住宅は気密性に富んでいるため、家を閉めっぱなしにしておくと空気がよどみ、臭いが発生しやすくなります。部屋を呼吸させることで、臭い消しにつながることもあるため、空気の交換はマストです。24時間換気システムを稼働させることはもちろん、朝の光を取り込みながら外気の循環を行いましょう。
除湿を徹底する
マンションやアパートの中には、湿気を呼びやすい家も存在しています。湿気は臭いを呼ぶだけではなく、家の傷みを速めてしまうため除湿を徹底しましょう。除湿機を使って家の湿気をとることも大切です。除湿ができれば、部屋の空気も冷えがなくなり暖かく過ごせる思わぬ効果も得られます。
壁紙を替える
これは、最終的な臭い消しの方法です。一戸建ての家や区分所有マンションなどに当てはまる方法です。臭いを吸い込んでしまった壁紙を丸ごと交換する方法でリセットさせることができます。特にお香の煙やタバコのヤニで黄変してしまった壁紙は、交換することで臭いをリセットするだけではなく、部屋全体が明るくなります。大がかりなリフォームになりますが、おすすめです。
マスキングで部屋の匂いを隠す方法
先ほどは、いい匂いの掛け算は不快な臭いになると記しました。臭いの根本解決を行った後に、臭い消しのアイテムを取り入れるとよいでしょう。いい匂いは一つだけなら「マスキング」効果が生まれ、部屋の匂いを隠してくれます。アロマの効果も期待できるマスキング術を紹介します。
消臭芳香剤
消臭成分と芳香成分が含まれている商品で、リビングやベッドルームなどに気軽におけるものが主流です。タバコの臭いやペットの臭いに特化した商品もあるので、家の臭いの悩みに合わせて選択するとよいでしょう。消臭成分が強いものは、焼肉の臭いなども気にならなくなるものもあります。1ヶ月に1度の頻度で新しいものに買い変えましょう。
超音波アロマディフューザー
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超音波で分子を細かくしたミストを噴出することで、部屋の臭い成分を洗い流してくれる効果が見いだせます。壁紙などにしみついた臭いに結びつき、しみついた臭いを薄めてくれます。精油などを2滴ほどプラスしてアロマディフューザーを稼働してみましょう。ただし、湿度が高いときは逆効果です。除湿をしてからアロマディフューザーを使いましょう。
精油による空気の清浄化
ハーブなどから抽出されたエッセンシャルオイルは、民間療法にも用いられています。中でも空気をきれいにする効果があるユーカリやペパーミントの精油を使えば、スースーとした香気がリビングを包んでくれます、アロマディフューザーに添加するオイルとしてもおすすめです。また、精油は次にお伝えする手作り消臭剤にも使われています。