「お箸は何歳から?」正しい持ち方の練習方法と便利グッズをご紹介!

「お箸は何歳から?」正しい持ち方の練習方法と便利グッズをご紹介!

食育や行儀しつけで気になる「お箸の持ち方」の特集です。お箸は何歳くらいから練習を始めるとよいのでしょうか?また、どういう持ち方が「正しい」のでしょうか?この記事では、正しいお箸の持ち方の練習方法や矯正箸、豆知識などをご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.お箸の正しい持ち方とは?
  2. 2.お箸の練習開始は何歳から?
  3. 3.お箸の持ち方「基本の練習」
  4. 4.お箸の持ち方「NG例」
  5. 5.お箸の持ち方「おすすめ矯正箸」3選
  6. 6.お箸の豆知識
  7. 7.まとめ

お箸の豆知識

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毎日使うお箸ですが、どういう道具なのでしょう?実は、持ち方以外にも注目できるポイントは沢山あります。歴史や選び方など、持ち方以外のお箸の豆知識をまとめました

「お箸」は日本文化が詰まったアイテム

お箸は歴史があり、日本文化の一部ともいえます。いろいろ知っておけば海外の方との食事会でも「お箸」ひとつで話題が膨らむかもしれません。また幅広く知ればより愛着がわき、子どもの食育にも役立ちますよ。

お箸の歴史

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お箸の歴史はご存じですか?お箸は木や竹でできているため風化しやすいアイテムです。そのため古いものは残りづらくはっきりしない部分もあります。古事記や日本書紀にも「箸」の記載はありますが、一般の飲食に広く使われるようになったのは8世紀ごろといわれています。

飲食用の箸は中国から伝わり広がった

3世紀ごろの魏志倭人伝には「倭人は手食する」という記載があります。この記載から箸はまだ使われず、手づかみで飲食をしていたことがうかがえます。7世紀ごろに遣隋使が中国文化のひとつとして持ち帰ったという説があります。

お箸の長さ

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ちょうどよいお箸の長さは、手の大きさによって異なります。一般的に使いやすく見た目にも美しいとされている長さは「一咫半(ひとあたはん)」です。

一咫=親指と人差し指をL字に開いた長さ

自分で計算する場合は、「親指と人差し指をL字に開いた長さ×1.5」を参考にしましょう。ちなみに、夫婦箸などでよく販売されている長さは女性用お箸は21.5cm前後、男性用お箸は23cm前後です。専門店では1cm刻みでサイズが探せることもあります。

お箸の種類

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お箸には「調理用」と「食事用」の、大きく2つの種類があります。

  • 調理用箸…菜箸、あげ箸、盛り付け箸など
  • 食事用箸…塗り箸、割りばしなど
それぞれ用途にあわせて素材や長さが異なりますが、調理用は食事用に比べて長いのが一般的です。ちなみに割りばしは、客の手元に置かれるため「おてもと」とも呼ばれることもあります。

お箸と箸置き

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食事中に箸を置く際の台になるのが「箸置き」です。箸先を箸置きに乗せておけばテーブルに箸先が触れず、衛生的に食事ができます。箸置きの素材や形には決まりがなく、小皿と一体化したタイプも人気です。

箸置きが一般に広がったのは最近のこと

箸置きが一般庶民の食卓に広がったのは、ちゃぶ台が登場した明治以降といわれています。ガラスや陶器、木製などさまざまな箸置きは食卓の彩りの一部にもなり、ちょっとしたお土産にも人気です。

お箸は縁起物

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お箸は「食べ物に困らない」「2本ないと困る=仲のよい夫婦」「健康=長寿」などの意味がある縁起物のひとつです。そのため、結婚祝いなどギフト人気があります。ただでさえ縁起がよいお箸ですが、さらに縁起を担ぐなら「八(末広がり)」につながる、八角のお箸を選ぶとよいでしょう。

まとめ

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お箸の「正しい持ち方」についてのご紹介でした。子どもの食育や行儀しつけとしてお箸の持ち方を教える場合は、手指の発達を考慮して3~4歳くらいから始めるのがおすすめです。矯正箸や滑り止めつきのお箸などを使って、あせらずゆっくり教えるとよいでしょう。

ニシコ
ライター

ニシコ

絶賛育児中。ママ目線で語ります。

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