はじめに
年賀状を購入する際に、さまざまな理由で書く枚数よりも多めに購入してしませんか?その結果、余り過ぎてしまい、使わずに捨ててしまう方も多いのではないでしょうか。今回は余った年賀状の活用方法についてご紹介します。
余った年賀状の活用方法
余った年賀状は、「交換」「再利用」「寄付」「換金」の使い道があります。書き損じてしまった年賀状も使い道があるので、捨ててしまうのはもったいないです。それでは、それぞれの使い道について詳しくご紹介します。
①余った年賀状を郵便局で交換する
余った年賀状は、郵便局で切手やはがきなどいくつかの商品に交換できます。未使用のものだけでなく、書き損じてしまった年賀状でも交換ができます。交換できる商品は以下の通りです。
交換できるもの
- 通常切手
- 郵便はがき
- 郵便書簡
- 特定封筒(スマートレター封筒・レターパック封筒)
また、年賀状の販売期間中であれば、書き損じてしまった年賀状も手数料を払って新しい年賀状に交換できます。ただし、来年まで取っておいても、来年の年賀状とは交換できないので注意してください。
交換する際の手数料
交換する際に手数料を支払います。通常切手・郵便はがき・年賀はがきが1枚につき5円。郵便書簡が1枚につき10円。特定封筒が1枚につき41円かかります。
書き損じた年賀状を新しい年賀状と交換するには?
書き損じてしまった年賀状を新しい年賀状と交換する場合は、販売期間中のみの交換になるので、期限に注意しましょう。こちらも手数料が発生します。
交換できる期間は?
年賀状以外の物に交換する場合には期限はありません。数年前に購入したが余ってしまった残りの年賀状でも交換対象なので、家で眠っている使わなかった年賀状があったらぜひ交換してみるといいでしょう。
交換できない年賀状もある?
破れている年賀状や汚れている年賀状は交換対象外です。年数が経ったものは、シミなどがある可能性があるので、交換に持って行く際には汚れなどがないか確認をしましょう。
余ったお年玉付き年賀状が当たっている場合は?
余ったお年玉付き年賀状が抽選で当たっていた場合でも、景品引き換え後に切手などと交換ができます。書き損じの年賀状など、新しい年賀状と交換する予定がない年賀状は抽選を待って交換するといいでしょう。
喪中の場合は?
年賀状を購入したのちに、急な身内の不幸があり年賀状を送れなくなった場合、郵便局の窓口にて必要書類を提出すると無料で交換できます。ただし、販売期間中しか無料で交換ができません。
②余った年賀状を普通はがきとして使用する
使っていない年賀状は、年賀の文字に2本線を引くと普通はがきとして利用できます。年賀の文字を消し忘れると、来年のお正月に年賀状として送り先に届いてしまうのでご注意ください。
注意することは?
普通はがきとして利用できても、マナーとしてはあまりよくないと考える人も多いです。大事な送り先などには使わず、身内などにちょっとした連絡をする際や、懸賞応募用のはがきなどとして使うといいでしょう。
③余った年賀状を団体などに寄付する
NPO法人などの国際協力活動をしている団体に、使わなかった年賀状や書き損じた年賀状を寄付できます。寄付する際に送料がかかるので、多い枚数を寄付する場合は、あらかじめ切手に交換して寄付すると送料が安く済みます。
寄付をした年賀状は何に使われるの?
寄付された年賀状は、団体側が切手と交換をして郵便物を送る際に使われます。費用として設定されていた浮いた通信費は、備品やワクチンの購入に使います。また、切手と交換せずに金券ショップで換金して費用にあてられます。
寄付を募っている団体はどんな団体がある?
国際協力活動をしている団体の他にも、動物保護団体なども寄付を募っているので、自分が寄付したいと思う団体を探しましょう。
④余った年賀状を金券ショップで換金する
1枚20~50円程で買い取って貰えます。古い物や去年の物でも買い取って貰えますが、値段は下がります。ショップによっても査定額は違うので、事前にリサーチしておきましょう。
高く買い取ってもらうには?
数枚ずつ売るのではなく、まとめて売った方が高く買い取って貰えます。箱で買ったが未開封の完封箱とされるものや、キャラクター物や売る時期によっては、1枚50円以上の価格で売れることもあります。
買い取ってもらう時期は?
年賀状の販売期間中が高く買い取って貰えます。去年のものなどは、販売期間中でなくてもさほど値段は変わりません。ただし、年数が経つにつれて価格は下がります。
金券ショップが近くにない場合は?
金券ショップが近くにない方は、金券ショップのウェブサイトで売れます。ただし、送料がかかりますし、口座振込になるのですぐ現金に換金できません。ショップ指定の買取依頼書や身分証明書のコピーを同封するなど、手間もかかります。
余った年賀状は来年利用できる?
今年の干支と西暦が書いてありますが、気にならなければ来年の年賀状としても使えます。ただし、お年玉付き年賀状は、お年玉番号の効力がないので、送り先が勘違いされないように気をつけましょう。
注意することは?
やはり、去年の年賀状を再利用して送るとマナーとしてなっていないと感じる方も多いでしょう。普通はがきとして利用するときと同様、身内や仲のいい知り合いなどに限り使うことをおすすめします。
まとめ
余った年賀状や書き損じてしまった年賀状も、さまざまな使い道があります。現金として手元に戻ってくる場合や、違う商品として交換ができたりなど、今まで捨ててしまっていた方は、得になることばかりなので余ったらぜひ活用してみてください。