サムシングブルーとは？意味や由来をご紹介！結婚式に「青」は縁起が良い？

サムシングブルーとは、花嫁の幸せを願って結婚式で行われるおまじないのひとつです。おまじないのやり方は簡単で「結婚式当日に何か青色のものを花嫁が身に着ける」というもので人気があります。この記事ではサムシングブルーの、意味や由来から先輩花嫁の実例までご紹介いたします。

サムシングブルーは、もともと「サムシング・フォー」という結婚式の縁起担ぎのために花嫁が身に着けるとよいとされる4つのアイテム（何かひとつ古いもの・何かひとつ新しいもの・何かひとつ借りたもの・何かひとつ青いもの）の中のひとつです。由来はイギリスの古い歌の一節にあります。サムシングフォーは欧米で今も人気があります。

サムシングブルーを含むサムシング・フォーにはそれぞれに意味があります。

1. 何かひとつ古いもの（something old）…先祖から代々続く家族の絆や伝統の意味で、代々伝わるアクセサリーやヴェールを贈り物にすることもある。
2. 何かひとつ新しいもの（something new）…未来に向かって始まる新生活の意味で、一般的には白いものを用意する。
3. 何かひとつ借りたもの（something borrowed）…幸せな結婚生活を贈る友人等の縁にあやかる意味で、ハンカチやベールなどを借りる。
4. 何かひとつ青いもの（something blue）…ブルー（水色）は聖母マリアのイメージカラーで、サムシングブルーを目立たないところに取り入れるのは「純潔の証」の意味。

花嫁のサムシングブルーの取り入れ方のポイントは「さりげなく」です。もともと純潔を表すキーカラーなので、メインカラーにするのではなく、ちょっとしたリボンや刺しゅうに添える程度の控えめさで十分おしゃれです。

伝統的なサムシングブルーのアイテムとして人気なのが「ガーターベルト」です。ガーターベルトの飾りに水色をあしらったかわいいウェディング用ガーターベルトもあり「ガータートス」という花婿が花嫁のウェディングドレスの裾から頭を入れ、口を使って外したガーターベルトを未婚男性に向かって投げるイベントも海外では行われています。

サムシングブルーを取り入れやすいアクセサリーですが、特に「イヤリング」がさりげなくおすすめです。純白のウェディングドレスに彩られた花嫁の耳元で揺れる青いワンポイントは清潔感があり、花嫁を清楚に際立たせてくれることでしょう。

サムシングブルーで人気のアイテムが「結婚指輪」です。一見プレーンなデザインのリングの裏側に記念日やメッセージの刻印とともに、小さなブルーサファイヤなどの宝石を埋め込んでくれるジュエリーショップも多いので、気になる方はショップに問い合わせてみてくださいね。

水色のリボンでサムシングブルーを取り入れるのもアイデアです。花嫁の髪飾りやハンカチに添えたり、ブーケにあしらうなどさまざまなアイデアで縁起担ぎができます。