華燭の典(かしょくのてん)とは?意味や正しい使い方をご紹介!

華燭の典(かしょくのてん)とは?意味や正しい使い方をご紹介!

華燭の典(かしょくのてん)の意味をご存知ですか。結婚式に出席した時に、スピーチに立った方なら承知しているかもしれませんね。また自分が挙式する時に、お祝いの言葉とともに言われたこと経験がある方も居るでしょう。華燭の典の意味や使い方について紹介します。

記事の目次

  1. 1.華燭の典とは
  2. 2.【華燭の典】意味
  3. 3.【華燭の典】使い方
  4. 4.まとめ

華燭の典とは

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華燭の典という言葉を聞いて、どのようなイメージが思い浮かびますか。どこかで聞いたことはあっても、普段の生活で使ったことがないかもしれません。華燭の典の意味、使い方について見ていきましょう。

聞いたことがあるような、ないような...。「華燭の典」ってどんな意味でしたっけ?

【華燭の典】意味

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華燭の典とは、結婚式の別名です。結婚式を挙げることをめでたいこととして、お祝いする意味が含まれています。上品で丁寧な感じですが、古めかしく固い雰囲気がしますね。

【華燭の典】単語別の意味

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華燭の典はなぜ結婚式の別名となるのか、不思議な感じがする方もいるでしょう。「華燭」と「典」の単語別に分けて意味を説明します。

意味①華燭

「華燭」とは、もともとの意味は華やかで美しい灯火のことをいいました。派生して、結婚式のきらびやかな灯火を表すようになります。古来中国では樺(かば)の木に灯した火を華燭と呼んでいました。最後まで消えずに燃え尽きるところから縁起がよいとされ、結婚式で用いられたのが由来です。

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日本では、会津の工芸品「絵蝋燭(えろうそく)」が華燭に当たるといわれています。絵蝋燭は、草花のイラストが鮮やかに描かれた蝋燭です。昔は日没後に披露宴を開く習慣があり、絵蝋燭に火を灯して披露宴に華を添える役割がありました。華やかな様子を中国の由来に重ね合わせたのでしょう。

意味②典

「典」は儀式や式典のことです。冠婚葬祭などでしきたりに従って行われる、改まった式のことをいいます。

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【華燭の典】使い方

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