子供用防犯ブザーとは?
子供用防犯ブザーとは、子供の持ちやすさや使いやすさに特化した防犯ブザーです。ランドセルや塾バッグにとりつけやすい固定具や、防水やライト、反射板など子どもが持ちやすく使いやすいようにできています。また、「引っ張る」と作動するピン式や「押す」と作動するボタン式など、力の弱い子どもでも作動しやすく安心です。
子供用防犯ブザーの選び方
「どれを買えばよいのだろう…?」と迷ってしまった方のために、子供用ブザーの選び方をご紹介いたします。求めている防犯ブザーに出会う注目ポイントは何なのでしょうか?おすすめの注目ポイントを5つにまとめました。
ポイント1「音量の目安はどのくらい?」
子ども用防犯ブザーを選ぶ際、重要なポイントになるのが「音量」です。防犯ブザーの多くは90dB前後ですが、中には100dB以上の大音量のタイプもあります。どれくらいの音量なのでしょうか?目安を表にまとめました。
70dB | うるさい | ・やかんの沸騰音 ・掃除機の作動音 |
80dB | きわめてうるさい | ・ピアノの音 ・電車の車内 |
90dB | きわめてうるさい | ・犬の鳴き声 ・騒々しい工場内 |
100dB | 聴覚機能に異常をきたす | ・自動車のクラクション ・電車が通るときのガード下 |
ポイント2「子どもでも使いやすい?」
子ども用防犯ブザーは、簡単な操作で作動できるようになっています。スイッチは押すと作動するボタン式か、引っ張ると作動するピン式のどちらかです。もしもの際に困らないよう、ランドセルやカバンに取り付けたら子どもとボタンを押し、スイッチONとOFFの動作練習をしましょう。
ピン式は紛失予防されているものを
作動スイッチが引くと作動するピン式の場合は、ピンの紛失に気をつけましょう。ピンが完全に抜けきらない紛失予防がされているものもあります。また、誤作動対策にも注目するとよいでしょう。停止スイッチつきのタイプもあります。
ボタン式は誤作動しづらいものを
スイッチがボタン式の防犯ブザーなら、誤作動しづらく軽い力でボタンが押せるものを選びましょう。ボタンを本体の裏側にする、一定時間ボタンを押して作動させるなどメーカーもさまざまな工夫を凝らしています。
ポイント3「壊れにくさは何に注目?」
防犯ブザーは万が一の際に問題なく作動できないと意味がありません。外遊び中に遊具にぶつかったり急な雨に濡れてしまったり、アクシデントに遭いやすいので生活防水や、シリコンカバーつきなど、きちんと対策がとられているものを選ぶと安心です。
定期的に動作チェックが安心
防水や耐衝撃などの対策がとられているものでも、いつの間にか故障してしまっている場合もあります。電池切れのチェックや動作練習を兼ねて、定期的に大人が立ちあって防犯ブザーの動作チェックを行いましょう。
ポイント4「あると便利な機能は何?」
防水と耐衝撃以外であると便利な機能として「ライト」や「電池切れお知らせ」「ランドセル固定用ベルト」などがあります。ライトは防犯用ではなく、便利機能なので好みで選ぶとよいでしょう。ランドセル固定ベルトがあると、ランドセルの背負い紐に取り付けられて便利です。
ポイント5「GPSつきって何?」
より高性能な防犯ブザーを子どもに持たせたい方におすすめの機能が「GPS」です。GPS機能つきの防犯ブザーなら、子どもの現在位置が確認でき万が一の際も大人が迎えに行けます。
使用にはランニングコストがかかる
GPSつきの防犯ブザーは本体代金に「通信費」が別にかかります。そのため、携帯電話会社で取り扱いがある場合が多いので、キッズケータイなど双方向通信が可能なタイプも便利です。
それでは、予算1000円程度から購入できるスタンダードタイプをご紹介いたします。
まずは、選び方のポイントからご紹介いたします。