こどもの勉強机はDIYできる
「こどもの学習状況や興味・関心に合った勉強机が欲しいけれど、市販では希望のものが見つからない」ということは往々にしてあります。そんなときは勉強机のDIYにチャレンジするのがおすすめです。こどもの成長にあった理想の机は、アイデア次第で意外に簡単に作れます。
DIY勉強机のアイデア【段ボールで作る】
通信販売が普及する昨今、梱包用の段ボールが家に溜まっていることもあるでしょう。あるいはスーパーで買い物をした際にもらえます。そんな身近にある段ボールを勉強机に変身させる作り方があります。就学前の小さなこども向きのアイデアです。
アイデア①コンパクトで多機能付き
お絵描きが楽しくなるような幼児用の勉強机は、梱包用の段ボールで工作します。ペンや小物を入れるカップやブックスタンドは埋め込み式にすると、机上から滑り落ちません。お腹の部分には扉付きの収納を付けることも可能です。段ボールの手触りが苦手なら、リメイクシートを貼ってみるのもよいアイデアです。
アイデア②段ボールの強度を上げる
段ボールを5~6枚重ねることで強度が上がります。木工用ボンドでしっかり貼りあわせると、木材のように糸のこぎりを使用してカットすることが可能です。木材よりも軽いため移動しやすく、廃棄も環境に優しいといえます。小さなこども用は、天板59.5cm×45cm、机の高さ43.5cm、椅子の高さ25.5cmくらいのサイズが適しています。
DIY勉強机のアイデア【ニトリのカラーボックスを使う】
ニトリのカラーボックスには「カラボシリーズ」と「Nクリックシリーズ」があります。キャスター・引き出し用レール・ジョイントパーツ・天板・収納ボックスなど、幅広くオプション展開されているのがポイントです。必要に合わせて組み合わせていくことで、こどもの希望にピッタリの勉強机が完成するでしょう。
アイデア①組み合わせる
カラーボックスは立てたり寝かせたりするなど、向きをかえて組み合わせることでいろいろな使い方ができます。寝かせた状態では小さいこどもが椅子に座って使え、小学生低学年くらいのこどもなら、床に座って丁度よい高さの机になります。100均の収納小物もカラーボックスに組み合わせて活用すると、片付けも簡単になるでしょう。
アイデア②向きを変える
カラーボックスの向きを向かい合わせにすることで、天板に奥行がうまれます。また渡した天板で強度が上がり、倒れにくくもなります。この作り方は安定感があるだけではなく、収納面が隠れるのもうれしいポイントです。2つのカラーボックスに天板を渡して作る際は、天板とカラーボックスの接地面に耐震マットを貼ってズレやグラつきを防止してください。
アイデア③天板を大きくする
作り方はニトリのカラーボックスの上に、厚い広めの天板をのせるだけですがシンプルで大人っぽい仕上がりになるため、高校生・大学生にも喜ばれる作り方ですね。パソコンや参考書や資料などを同時に使用することを考慮して、机上のスペースを広めにとるとよいでしょう。
DIY勉強机のアイデア【IKEAのデスクシステムを活用する】
シンプルでスタイリッシュな品揃えのイケアの商品で、簡単に机をDIYできます。机の天板と脚は別売りの商品もあるため、どちらかだけの購入が可能です。イケアの公式ホームページには「デスクプランナー」という機能がついており、組み合わせや予算を考えるときに役立ちます。
アイデア①IKEA「リンモン」シリーズ
勉強机をリビングに置きたいけれど部屋の雰囲気が気になるときは、シンプルでコンパクトなイケアの「リンモン」シリーズがおすすめです。机は天板と脚が別売りでそれぞれ色やサイズが選べます。天板だけを購入して手持ちの引き出しやカラーボックスと組み合わせて簡単なDIYも可能です。
アイデア②IKEA「ミッケ」シリーズ
IKEA MICKE
参考価格: 9,440円
「ミッケ」シリーズは、机と上部ユニットは別売りです。机は引き出し付きで、奥には配線コード類をまとめて隠せるレールボックスがついています。ユニットやオプションが充実しているため、使い勝手よく組み合わせることが可能です。
アイデア③IKEAのユニットで統一感を出す
「リンモン」をベースに、引き出しユニットやシェルフと組み合わせてレイアウトでしましょう。既存の収納家具やカラーボックスを活用する際は思い切って同色にペイントすることで、部屋全体に統一感がうまれます。