「木ダボ」とは
「木ダボ」という名前は聞いたことがなくても、DIY経験者は組み立て式の家具等を作るときに見たことがある方は多いでしょう。棚板を固定する場合に使われていることが多いですね。これをマスターするとDIYの幅がグッと広がることでしょう。木製の物でDIYをするには覚えておいて損のないテクニックです。ここでは「ダボ継ぎ」と「ダボ打ち」のやり方を紹介していきます。
「木ダボ」をマスターするメリット
①美しい仕上がりになる
接続部分を隠すことができるので、DIYだと感じさせない全て木材で組んだかのような木製の統一感のある美しい仕上がりにすることも可能です。木材をつなぐ方法や、固定方法に色々な幅ができます。棚板を増やしたり、接続面に強度がつき、ガタガタしなくなります。
②節約になる
木ダボのあけ方と、埋め方を覚えてしまえば、少ない工具でシンプルに組み立てを考えることができます。値段が高く、持ち運びの方法や仕上がりまでの計算などが大変な一枚板を購入しなくても、1×4の木材など比較的購入し易い木材同士を接合すればよいので、購入時にプレッシャーが少なくすみます。また、他のDIY時に余った棚板を使えることもありますよ。棚板を増やす際も、接続時に余分なブラケット等の工具を使用せずに安価にできることでしょう。
③さまざまなアイデアを活かせる
木と木を繋ぐ方法が増えますし、接続面も上手に隠せます。木材の接続を至ってシンプルに考えることができるので、諦めていた形にもチャレンジしやすいです。ちょっとしたアクセントに木材を増やしたり、色々なサイズや形の天板が作れたりします。棚板を自由に増やすことができ、収納部分や装飾にも使えるでしょう。
木ダボをマスターすればこんなことが可能に!
- DIYの仕上がりがグッとプロ仕様に近づく
- 節約になる
- アイデアの幅が拡がる
木ダボのサイズ
「木ダボ」のサイズは、直径6mm〜12 mm、長さ20mm〜100mmの種類があります。主流に使うものは「直径6mm、長さ20mm〜30mm」「直径8mm、長さ30mm〜40mm」のタイプが多いでしょう。販売個数も10個〜1000個入りまで様々です。失敗することも考えて少し多めに準備しておくと良いでしょう。
単位:mm | 直径 | ||||
6 | 8 | 10 | 12 | ||
長さ | 20 | 主流 | |||
25 | 主流 | ||||
30 | 主流 | 主流 | |||
35 | 主流 | ||||
40 | 主流 | ||||
50 | |||||
60 | |||||
80 | |||||
100 |
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