スーツ持ち運びのポイント「収納&運搬方法」
シワにならないようにスーツを持ち運ぶ方法で、一般的な運搬アイテムは「ガーメントケース」か「スーツケース」のどちらかです。 また、どちらのアイテムを使うにしても畳んでいる時間が短い方がシワになりにくいといわれています。それぞれ、どんな特徴があるのでしょうか?
①ガーメントケース
ガーメントケースとは、スーツのジャケットを二つ折りの状態で持ち運びできるバッグです。ハンガーにスーツをかけてカバーをかけ、二つ折りしてファスナーを閉めればバッグの形状になり、簡単に持ち歩きできます。
すぐに着替えが準備できる
たたまず収納できるガーメントケースなら、開くだけですぐにスーツが伸ばせて便利です。どこでも開いて掛けられ、すぐに着替えの準備ができます。また飛行機にも手荷物として持ち込めるので、海外結婚式などの際も安心です。
②スーツケース
出張や旅行の際は、なるべく荷物をコンパクトにまとめたいものです。収納力に優れたスーツケースにスーツを入れられれば、荷物がワンパックにまとめられ身軽さをキープできます。
荷物がひとつにまとめられる
大きなスーツケースならスーツは二つ折りの状態で入れられますが、前述のたたみ方を実践すれば小さめのスーツケースでもOKです。スーツケースなら悪天候でも中身を汚さず、重くても苦にせず運ぶことができます。
スーツ持ち運びのポイント「シワのばし方法」
荷物から取り出したスーツに万が一「シワ」がついていたらどうすればよいのでしょう?最近のスーツは、シワにならない加工がほどこされたものも多いですが情報として知っておくと万が一の際に安心です。旅先を想定して、アイロンをつかわない方法をご紹介いたします。
①蒸気を使ってシワをのばす
浴室つきのビジネスホテルなどに泊まるなら、浴室を使って蒸気を使ってシワのばしができます。バスタブに熱いお湯を出すか、シャワーを使って浴室内に蒸気を充満させ、シワのついた衣服をハンガーにかけて干します。なるべく手でシワをのばしておくのがポイントです。一晩干せばシワの改善が期待できます。
②スプレーを使ってシワをのばす
ドラッグストアなどで購入できる「シワ取りスプレー」を使う方法も便利です。使い方は商品によって異なる場合もありますが、シワのついてしまった場所にしっとりするほどスプレーをふきかけて手でシワをのばし、乾燥するまでしばらくハンガーに掛けておきます。この方法は手軽ですが、衣服の汚れなどが原因でシミになる場合もあるので注意しましょう。