はじめに
いつの間にかできているささくれ、またはさかむけ。小さい傷ですが地味に痛いので何をするにも気になりますよね。普段の生活で手や指は意外と見られているものです。ささくれのできた指を人に見られるのもストレスがたまるもの。そんな迷惑なささくれの原因はいったい何なのでしょうか。一日も早く美しい指先を取りもどすためにささくれの原因や対策、治す方法をご紹介します。
ささくれの原因
ささくれの原因①乾燥
ささくれの主な原因のひとつは指先の乾燥です。毎日行う手洗いや水仕事は手肌を乾燥させます。特に冬場はお湯を使うことが多いのでよりいっそう乾燥がすすみます。また外出時に浴びる紫外線も乾燥の原因です。紫外線は人間の肌に悪い影響をあたえるので一年を通して対策が必要です。
ささくれの原因②栄養不足
爪や肌の健康はさまざまな栄養素をもとに成り立っており、栄養不足によってささくれなどの皮膚トラブルを引きおこします。特に肌の健康にはビタミン全般やタンパク質の役割が重要です。ビタミンは人の体内ではほとんど生成されないため、意識して食べ物から摂取しないとビタミン不足になり爪や肌のトラブルを招きます。またタンパク質も皮膚や毛髪を構成する重要な栄養素となっているので意識して摂取することをおすすめします。
ささくれの原因③生活習慣のみだれ
生活習慣のみだれもささくれなどの皮膚トラブルを引きおこします。食事をインスタント食品やレトルト食品にばかり頼っていると上記で述べたように栄養不足で肌荒れしやすくなります。身体によい食べ物をバランスよく摂取しましょう。また睡眠不足も翌日につかれを残すうえ肌荒れにもなり、生活にストレスをあたえます。
ささくれの原因④ネイル
ネイルもささくれの原因のひとつです。ネイルそのものというより、除光液にふくまれるアセトンという成分が爪や皮膚の油分や水分をうばい乾燥させます。また使いすぎると爪が白色に変色し傷める原因になります。今はアセトンフリーの除光液もありますので成分をチェックしてみてください。
ささくれ対策
ささくれにならないための予防法をご紹介します。手は年齢がでやすいと言われています。日頃からささくれの予防を意識していれば結果的にしっとりとつやのある手になります。空気が乾燥する秋から冬にかけては特に指先のケアは大切になってきます。
ささくれの予防法①保湿
保湿はささくれ予防に効果的です。手を洗ったあとや水仕事をしたあとは、その都度ハンドクリームなどで保湿をしましょう。またお風呂上がりなどに保湿をすることも効果的です。
ささくれの予防法②手袋を活用
ゴム手袋をして炊事や掃除をすることもよいでしょう。効果を高めるためにはハンドクリームなどをぬったあとにビニール手袋をしてその上からゴム手袋をはめます。そしてお湯で洗い物をすると手があたたまって保湿効果が高まります。寝ている間にもナイト用の手袋などを活用しましょう。
ささくれの予防法③栄養バランスを整える
体の内側からもささくれ予防はできます。栄養バランスの整った食事や食べ物で肌荒れやささくれなどを未然に防ぎましょう。肉類、卵類、豆類などのタンパク質は肌を構成する重要な栄養素です。また肌の調子を整えるビタミン類やミネラルなども積極的に食事にとりいれましょう。
ささくれの予防法④マッサージで血行促進
冷えなどによる血行不良で指先が栄養不足になるとささくれの原因になります。ハンドオイルなどで保湿をしながら手や指先のマッサージをすることで血行の改善につながります。手の温まっているお風呂上がりなどに行うと効果的です。
ささくれを治す方法
「ささくれぐらい」と放っておいてはいけません。小さな傷ですが指先はいろいろなものに触れる機会が多くストレスにさられています。化膿してからでは遅いので見つけたらすぐに薬でケアしてあげましょう。
ささくれの治し方①丁寧に取り除く
ささくれを見つけたら、服などにひっかけて傷がひろがる前に除去しましょう。通常の爪切りやハサミでは取り除きにくいので専用の爪切りを使うのがおすすめです。ささくれの傷は小さいので治療は後回しにしがちですが早めに治すことが大切です。
ささくれの治し方②薬を塗って保護する
ささくれを取り除いたら次は傷口に薬をぬり保護をします。サカムケアはその名の通りさかむけ治療に効果的な薬ですのでおすすめです。
ささくれの治し方③手袋で保護
Silk 100% ハンドケア シルク 手袋 スキンケア グローブ 薄手のスムース素材 外出時の UV対策 や インナーグローブ にも最適 うるおい 保湿 ひび あかぎれ 保護
薬をぬって指先の保護ができたら、さらに外出の際には手袋をしていくとよいです。紫外線をカットできるUV加工済みのものがおすすめです。
まとめ
ささくれの原因や予防、治し方についてご紹介しました。痛いささくれは小さいからと放っておかず早く治すことが大切です。日頃のハンドケアで褒められるきれいな手を目指してみてください。
出典:写真AC