エアコンの風除けのDIY手順を解説!直風を避けて快適な生活を

エアコンの風除けのDIY手順を解説!直風を避けて快適な生活を

真夏日の夜、エアコンをつけっぱなしで寝ると風邪をひくことがあります。かといってエアコンをつけずに寝るのも暑いものです。今回はエアコンをつけっぱなしでも直風が当たることを回避し、快適な空間を作るための風除けのDIYをご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.エアコンの風除けとは
  2. 2.エアコンの風除けDIY<必要なもの>
  3. 3.エアコンの風除けDIY<手順>
  4. 4.エアコンの風除けのメリット
  5. 5.DIYで快適な空間を手に入れよう!

エアコンの風除けとは

エアコンの直風が苦手という方は少なくありません。風向きを自由に調整するためにおすすめなのが、エアコンの風除けです。風除けを設置することで、直風が当たることを避けることができ、猛暑でも快適な空間を手に入れられるので、体を冷やしにくくなります。

エアコンの風除けDIY<必要なもの>

出典:筆者撮影

  • アルミアングル材2本
  • アクリル板1枚
  • ラジオペンチ
アングル材は、アルミ製の0.8×12×12×1820を準備します。ただの平板のものでもできますが、アングル材の方が強度があるため丈夫に作れます。アクリル板はやわらかくて薄い、強制曲げができるものの方がよいです。

エアコンの風除けDIY<手順>

手順①アクリル板を適当なサイズにカットする

出典:筆者撮影

アクリル板はちょうどよい大きさであれば切る必要はありませんが、サイズによっては切ってください。画像のものは45cm×90cmにカットしています。設置したい形状やアングル材のサイズにあわせてカットしましょう。

手順②アングル材の加工

出典:筆者撮影

アングル材は金属ノコなどでカットし、ラジオペンチで写真のように曲げます。写真は約75cmで切っていますが、長めに切ってあとから調整するとよいです。アングル材を折り曲げた後、アクリル板がアングル材の隙間にうまく入るか確認してください。

手順③エアコンカバーへの装着

出典:筆者作成

エアコン断面図は、装着したときの様子をあらわしています。エアコンの上部にかけられるようになっている構造のエアコンが大多数です。この部分にアングル材をひっかけます。アングル材の端をかけることができたら、手前のアングル材を折り曲げた箇所にアクリル板を差し込みます。

手順④風向きの確認

出典:筆者撮影

エアコンのスイッチを入れて、風向きに問題がないか確認してください。風除けが大きすぎると、冷気がこもって部屋全体の温度が下がらないこともあるので、ちょうどよいサイズや形状に調整しましょう。

風向きの変更

出典:筆者作成

アングル材の長さや曲げ方を変更することで、風向きを自由に変更できます。アングル材をまっすぐ垂直にすれば、直風はエアコンの下の方に流れていき、エアコンの下までくるように曲げれば、真横や天井に向かって冷風を流せます。部屋によってレイアウトは異なりますので、自分の流したい方向に向かってアクリル板の位置を調整しましょう。

エアコンの風除けのメリット

メリット①安い

出典:写真AC

第一のメリットは低コストです。ホームセンターなどで簡単に材料が安く手に入ります。店やサイズにもよりますが、アングル材1本300円、アクリル板1,000円前後で手に入ります。家にポスターなどがあれば代用できますので、アングル材さえ買えば自作可能です。

メリット②自由なデザイン

第二のメリットは自由にデザインできることです。透明なアクリル板を好みの柄にデザインしたり、ポスターにしたりすれば、好みの風除けがDIYできます。

メリット③風向きが調整できる

出典:写真AC

第三のメリットは自由に風向きを決められることです。エアコンの取り付けや部屋のレイアウト、直風が当たる位置はそれぞれ異なります。しかし、エアコンの風向きの調整範囲は決まっています。アクリルやアングル材の位置などを変えれば、エアコンの風向き調整範囲を超えて自由に風向きを変更し、直風を避けられます。

DIYで快適な空間を手に入れよう!

Photo bymstlion

エアコンは直接風が当たるので苦手という方も少なくありません。エアコンの風除けを取り付けて調整しましょう。ホームセンターに安く売っているものを組み合わせてDIYするだけで、今までにない過ごしやすい空間を手に入れられます。自分だけのオリジナリティあふれるエアコンカバーを作ってみましょう。

清水聡
ライター

清水聡

1×4材、2×4材を使用したDIYを得意としております。 よろしくお願い致します。

関連記事

記事ランキング