ベランダのウッドデッキの注意点
マンションなどのベランダにウッドデッキをDIYするときの注意点を確認しましょう。ウッドデッキは生活を豊かにしてくれて楽しい時間を過ごすことができますが、ベランダにはいろいろな設備があり、その機能を妨げないようにしなければなりません。マンション全体に影響することもあり、しっかりチェックしてください。
ベランダは共有部分
マンションのベランダやバルコニーは専有部分でなく、共有部分になります。居住者が自由に使用できることから専用使用部分と呼ばれ、管理組合が管理します。マンションによってベランダの使用について規則があります。落下の危険から柵の高さより上に物を置くことを禁止などの規則に違反しないウッドデッキを作りましょう。
避難ハッチ
マンションのベランダやバルコニーは、火災時に下の階に避難できる避難ハッチが設置されています。避難ハッチは重要な設備ですので、常時使用できる状態を確保する必要があります。避難ハッチの上にウッドデッキを作ることは違法です。ベランダやバルコニーは避難経路になるため、人が通れないほどものをたくさん置くことも違法ですので、注意してください。
排水溝
ベランダの柵に沿って排水溝があります。床に少し段差があるだけの小さくて浅い排水溝ですが、雨水などを流すための設備です。水が流れるように管理・維持することが規則にあります。水がどちらか一方に流れるように勾配があり、ウッドデッキで流れをせき止めるとベランダの床に水が溜まります。大雨のときに隣のベランダまで水が溜まるとトラブルになるので注意しましょう。
勾配
ベランダの床は水が溜まらないように排水溝に向かって勾配をつけた作りです。洗濯物を干すだけなら気になるほどの勾配ではありませんが、ウッドデッキを作り、ベランダで過ごす時間が長くなると傾いた勾配の作りが気になります。ウッドデッキを設置するときにゴム板などを勾配で低くなったほうに敷き、高さを調節すると、水平になり勾配が気にならなくなります。
ベランダのウッドデッキをアレンジ
ウッドデッキを張り、よい雰囲気になったベランダをDIYでアレンジして楽しい空間にしましょう。ベランダのウッドデッキをアレンジするおすすめの方法とベランダで気になる部分をDIYで簡単に隠す方法を紹介します。
テーブルとイス
ベランダのウッドデッキに小さなテーブルとイスを置くだけでオープンカフェのような雰囲気になり、天気のよい日にお茶を飲んだり、読書をしたり、リフレッシュできる時間を過ごせます。台風など強風のときに簡単に片付けられるように、折りたたみのテーブルとイスがおすすめです。
植物を飾る
ウッドデッキと植物のグリーンは相性がよく、植物を飾りガーデニングをしてベランダで楽しく過ごしましょう。日当たりなどを考えて育てやすい植物を選ぶと、初心者でも簡単にガーデニングを楽しめます。鉢が落下しないように、柵の高さより上に飾らないように注意が必要です。
エアコンの室外機をおしゃれに
ウッドデッキできれいになったベランダで、エアコンの室外機は雰囲気を台無しにします。エアコンの室外機をおしゃれにして統一感のあるデザインを目指しましょう。すのこなどを使ってDIYが可能です。室外機の上に棚を設置して植物を飾れば、スペース不足が解消されます。
配管を隠す
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ベランダによっては、排水溝の水が流れる配管がベランダの隅にあります。おしゃれなウッドデッキに無機質な配管は似合いません。つる性の植物を巻きつけて隠す方法がおすすめです。つる性の植物は成長が早く管理が大変で、冬に枯れるものもあるので、人工観葉植物がおすすめです。
避難壁
マンションのベランダは隣との仕切りが、緊急時に蹴り破り避難できる避難壁です。高さがあり大きくて目立つから、見えないようにしたくなります。緊急時に避難できるようにするために、人工観葉植物や麻布などで一部だけでも見えないようにしましょう。
ベランダウッドのデッキのまとめ
ベランダのウッドデッキは、材料をうまく使うことで簡単に安くDIYできます。一番大切なことは、ベランダの床のサイズを測り、材料を必要な量を揃えることです。初めての作業で時間がかかることもありますが、苦労することもDIYの楽しみの1つです。ウッドデッキを作り、快適なベランダで豊かな生活を過ごしましょう。
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