カーポートは自作できる?「屋根」や「囲い」など具体的な作り方をご紹介!

カーポートは自作できる?「屋根」や「囲い」など具体的な作り方をご紹介!

日光や粉じんから愛車を守る「カーポート」の自作特集です。木材や単管パイプを活用することで、ホームセンターで買える材料からでもカーポートを自作することができます。また、大人の秘密基地として人気のガレージタイプのカーポートの自作アイデアもご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.自作カーポートの基本
  2. 2.自作カーポート「ウッドカーポート」
  3. 3.自作カーポート「パイプカーポート」
  4. 4.自作カーポート「目隠しウッドフェンス」
  5. 5.自作カーポート「車庫ガレージ」
  6. 6.自作カーポートおすすめアイテム紹介
  7. 7.まとめ

自作カーポートの基本

カーポートとは車やバイクの駐車場につくエクステリアで、屋根や囲いを備えて紫外線や粉じんから車を保護する機能があります。この記事では、屋根や囲いのない単純なスペースのみの場合は「駐車場」、駐車場の機能に屋根や囲いが備わったものを「カーポート」、カーポートに完全に風よけ壁とシャッターが設置されたものを「車庫ガレージ」と区別してご紹介いたします。

設備とスペースがあればカーポートは自作できます

大型DIYとなるカーポートですが、十分な設備と駐車場があれば自作することも可能です。床面はレンガや砂利も人気ですが、土間コンクリートのDIYをしたい場合は、下記で紹介する記事を参考にするとよいでしょう。たくさんの資材が必要になりますので、事前にしっかりと設計図を準備してから制作をはじめましょう。

HANDS「土間コンクリートはDIY可能?自分でやる場合の費用や手順をご紹介!」
カーポート床面の土間コンクリートDIYについての紹介です。詳細はリンク先をご参照ください。

自作カーポート「ウッドカーポート」

駐車場の周囲に木製の柱を立て、屋根や風よけの囲いを取り付けたのがウッドカーポートです。ウッドデッキの制作経験がある方におすすめのカーポートで、バラなどの蔦が這わせやすいと趣味がガーデニングの方にも人気があります。

ウッドカーポートの作り方手順

  1. 駐車場の床を整える(土間コンクリートやレンガ敷きなど)
  2. 束石を設置する
  3. 柱を立てる
  4. 梁を設置する
  5. 垂木を設置する
  6. 屋根を葺いて完成

木製のカーポートを設置する場合は腐食に注意しましょう

木製のカーポートを設置したい場合は、カビや腐食に注意しましょう。地面や雨などの水気が原因でダメージを受けることも多いので、防腐剤や束石、土間コンクリートなどで対策をするとよいでしょう。

ウッドカーポートの基礎について

柱を立てる前に、束石を設置します。束石はコンクリートなどでできた直方体の塊で、木製の柱が直接接地するのを防ぎ腐食から保護したりしっかりと直立するための土台となります。またウッドカーポートの柱ですが、2×4などの工作木材よりも太い木材のほうがよいでしょう。

柱の太さは90mm角以上がおすすめです

ウッドカーポートには、90mm角程度の木製柱がおすすめです。基礎を作る際はまず、束石を入れるための穴を地面に掘り下げてから束石を設置しましょう。束石のまわりにモルタルを流し込むとより安定します。また、束石には種類があり角材が丁度収まるサイズの穴の開いたものもあります。

ウッドカーポートの屋根について

ウッドカーポートには、ポリカーボネートの波板が屋根材におすすめです。ポリカーボネートは加工しやすく軽量のため、木製の垂木にも釘で打ち付けて設置することができます。また、透明色のためガーデニングが趣味で植物の蔦を這わせたいなどの場合でも日光を遮らず植物の負担になりません。

側面に設置すれば風よけにも便利です

ポリカーボネート板を柱に打ち付けて囲いや壁をつくることで、風よけにもなります。またポリカーボネートは水に強いため、設置することで横殴りの雨から柱を保護することもできますよ。

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自作カーポート「パイプカーポート」

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