石窯料理は魅力的!
石窯料理は、食感や風味など普段の料理とは一味違います。石窯で焼いたピザやパンは店の看板メニューになるほど大変人気が高いです。しかし、実際に家に石窯がある家は珍しく、家庭ではなかなか手作りの自家製石窯料理はハードルが高いです。しかし、実は石窯もDIYで手作りできるんです。今回は、この石窯をDIYで自作する方法についてみていきましょう。
なぜ、石窯料理は美味しいのか
他の調理法より温度が高いから
石窯料理はなぜここまで愛されるのか、その秘密は温度と遠赤外線にあります。まず温度ですが、石窯の窯の中は400~500℃と大変高温になります。家庭用電気オーブンは大体が250℃まで、魚焼きグリルは300℃~400℃程度なので、その温度差は歴然です。窯内全体でその高温を保つため、短時間で簡単にパリッとむらなく焼くことができます。
遠赤外線で中はふっくら
窯に火を入れると、窯のレンガにはその熱が蓄えられます(蓄熱)。そして、その温められたレンガから放出されるときの熱(輻射熱)に含まれる遠赤外線が分子を細かく振動させることで食べ物に熱を伝えているのです。後から入れた食品の表面にも遠赤外線があたり、外はパリッと、中の水分は抜けずにふっくら焼き上げられます。
それではいよいよ、石窯のDIYでの作り方をくわしく見ていくことにしましょう。まずは自作する石窯のタイプについてご紹介します。
出典:写真AC