PCデスクをDIYする方法
最近はテレワークなども普及しつつあり、PCが置いてあるご家庭が多くなりました。趣味で使っている方もいますよね。すると欲しくなるのがPCデスク。しかし、市販のPCデスクではサイズが合わない、収納がすくない、値段が高いなど悩みどころが多いもの。そんな方にはPCデスクの手作りがおすすめです。PCデスクの自作のポイントとアイデアをご紹介します。
DIYする前にポイントをチェックしよう
PCデスクを自作するには、いくつか抑えておかなければならないポイントがあります。そのポイントを抑えていないと、せっかく苦労してPCデスクを手作りしても、不便で使いづらいものになってしまいます。それだけでなく、肩こりや腰痛などの健康被害が起こることもあります。まずは、いろいろな方向からPCデスクを手作りする際のポイントをご紹介していきます。
【PCデスクのDIY】健康を保つためのポイント
PC作業を長時間していると、眼精疲労をはじめ、肩やくびが凝る、腰痛や腱鞘炎(けんしょうえん)など、健康にさまざまな影響が出てきます。これらの健康被害は、PCデスクと体の位置で姿勢が悪くなることが原因です。ひどくなると、日常生活に支障が出てしまいます。PC作業をする際に正しい姿勢になるように、PCデスクを手作りするポイントをお話しします。
- 椅子と天板の位置
- ディスプレイと目線の位置
- キーボードと手首への負担
ポイント①椅子と天板の位置
長時間のPC作業では、座る位置と机の高さが重要です。椅子の場合は深く腰をかけた時に足の裏がしっかりと付く位置になります。座った時に腕を90度に曲げ、自然にキーボードに届く位置が正しい机の高さです。机が高すぎれば手首を痛めますし、低すぎれば猫背になって肩こりや腰痛の原因になります。自作するときには正しい姿勢になるように気を配りましょう。
ポイント②ディスプレイと目線の位置
正しい姿勢を保つには、椅子と天板の位置だけでなく、天板に置いたディスプレイの位置と目線との関係も重要になってきます。ディスプレイから40cm以上離れるようにして、目線が垂直かやや下の位置になるのが、正しいディスプレイの位置です。手作りするときに意識すれば、肩や首、目にも負担がかかりづらいですよ。低すぎるときはモニター台で調節もできます。
ポイント③キーボードと手首への負担
「マウス腱鞘炎」や「パソコン腱鞘炎」をご存知ですか?キーボードやマウスを長時間使って、手首や指へ負担がかかることが原因でおこる腱鞘炎です。ひどくなってしまうと痛くて動かせなくなることも。防ぐにはパームレストやリストレストといったクッションが効果的です。PCデスクを自作するときは、そういったクッションの置き場所もあるといいでしょう。
次のページでは、作業がしやすいPCデスクを自作するにはどうしたらいいか、そのポイントについてご紹介します。
出典:写真AC