油汚れが洋服についた!落とし方は?!
服に汚れがついてしまうのは仕方のないこと。普通の汚れであれば洗濯すれば問題ありません。しかし、油汚れは話が別、普段どおりの洗濯では洗い終わっても油シミが残ってしまいます。洗濯用洗剤をいれて洗濯機で洗うだけでは落ちなくて困ったことはありませんか?今回は洋服についた頑固な油汚れを落とすための洗い方をいくつかご紹介します。これで油汚れ対策もばっちりです。
服につく油汚れってどんなもの?
まず、油汚れとはどういう汚れのことか。例えば食品で言うとよくあるのがチョコレートやマヨネーズ、ミートソースなどのスパゲッティソースなどのしつこい油汚れがつくこともありますし、食品以外ではキッチンの大掃除でレンジフードなどの油がついたり自転車のチェーンの掃除不足での汚れやエスカレーターなどの機械に服が巻き込まれて頑固な油汚れがついてしまったりすることもあります。実は身の周りにはたくさんの油汚れの可能性があるのです。
服についた油汚れの落とし方
では、そういったしつこい油汚れは実際にどうやって落とせばよいのでしょうか。どんな洗剤や漂白剤を使うのか、水で洗うのかお湯で洗うのかなど洗い方や使うものを細かくみていきましょう。
油汚れは水だけでは落ちない
水と油は反発しあうためそのままでは混じり合わないものです。ですから、油汚れをただ水だけ溶かしだすことはできません。そのため普段通りに洗濯用洗剤を入れて洗濯機を回して洗っても服についた油汚れは落ちてくれません。
①軽めの油汚れの落とし方
マヨネーズやチョコレートなどが食事中についてしまった!などの場合の洗い方です。汚れがついたらなるべく早めに対処しましょう。このパターンは落とし方を2種類ご紹介します。食器を洗うときに使う中性洗剤か、近頃では100円ショップでも手に入る重曹もあわせて使う方法です。ご自宅にあるものを使って落とせますのでどちらの汚れの取り方も参考にしてください。
食器洗い用の中性洗剤を使ってみる
- 台所にある食器洗い用の中性洗剤を洋服の油で汚れてしまった部分にかけてもみ洗いをします。
- 洗濯用洗剤を使い洗濯機で洗います。
重曹も合わせて使ってみる
- 重曹大さじ1杯に水を少し加えて汚れている服に塗れるかたさに混ぜます。
- 油汚れをおおうように重曹を塗ります。(汚れの下にいらないタオルなどを置いておきましょう)
- さらに食器洗い用の中性洗剤を少量かけて水を加えてもみ洗いをします。
- そのまま水に浸して30分程つけおきします。
- 洗濯用洗剤を使い洗濯機で洗います。
②しつこい油汚れの落とし方
調理場などで調理中に頻繁に油が跳ねたりたくさんの油が服につくご職業の方の洋服やエプロンなどのこびりついた油汚れは通常の洗濯や前述の中性洗剤で洗う方法だけでは簡単には落ちません。お湯の効果を使い落とす方法が有効的です。一手間かかりますが下記の方法を試してみましょう。
しつこい油汚れにはお湯を使う
- 洗濯用洗剤を入れた高めの温度のお湯(60度前後)に30分程つけおきます。
- 浮いてきた周りの汚れを落とすために軽くすすぎます。
- 洗濯用洗剤を使い洗濯機で洗います。
もしもまだ汚れが気になったら
上記の方法でだいたいの匂いやシミはなくなりますが、もしもまだ汚れが気になる場合は酸素系漂白剤を使いさらに汚れを落としましょう。酸素系漂白剤は40度前後のお湯と使うことで効果的に使えます。
出典:写真AC