空気清浄機とは
空気清浄機は部屋干しの洗濯物の嫌なニオイの消臭、花粉や埃なども除去してくれます。こまめに窓を開けて空気の入れ替えをする機会がない生活では欠かせない家電となっているので愛用している人も多いのではないでしょうか。花粉や埃、ハウスダストなどを清浄してくれたり、カーテンやソファのニオイも脱臭してくれる効果があります。
空気清浄機の種類
空気清浄機能タイプ
空気清浄機は名前のとおり空気をきれに浄化するアイテムで、おもに電気を使用した製品をさします。室内の空気を吸い込んでフィルターをとおし、室内にきれいな空気を循環します。最近はさまざまな浄化方法があり、業務用などの大型の場合はファン式や集塵式が多く取り入れられています。この他にプラズマ式やイオン式が一般家庭で使う空気清浄機として多く流通しています。
加湿機能つきタイプ
最近の空気清浄機の付加機能として多いのが、この加湿機能です。空気をきれいにしながら加湿もできるので人気のタイプとなっています。湿度の高い時期は空気清浄機だけとして使い、乾燥する時期は加湿機能もあわせて使えるので場所も取らず、お手入れなどのメンテナンスも一台分ですむのがメリットとなっています。
空気清浄機の掃除はなぜ必要?
空気清浄機のお手入れを定期的にすることでお部屋の空気がきれいになり、快適に暮らせます。空気清浄機が汚れる原因を知り、細かいお手入れ方法やメンテナンスを適切におこなえるよう詳しくご紹介していきます。
空気清浄機が汚れる原因
花粉や埃、空気中に舞うカビ菌を除去するだけでなく、部屋のハウスダストを吸じんするなど、きれいな空気にするために空気清浄機は休みなく稼働しています。室内の空気を効率よく循環してくれるだけでなく、室内干しの嫌なニオイやカーテンなどのニオイも脱臭する効果があります。これだけお部屋の空気をきれいに循環する働きがあるのですから空気清浄機にはさまざまな汚れがたまるのです。
空気清浄機フィルターは汚れやすい
空気清浄機に欠かせないパーツのフィルターはあらゆる汚れを大かたキャッチしてくれる働き者なので、フィルターには埃や花粉、目に見えないカビ菌などの汚れがたまっています。掃除機をかけるさいには、空気清浄機の吸じん口やフィルターに溜まった埃やゴミも一緒に取り除きましょう。
空気清浄機はカビの温床になりやすい
空気清浄機は空気中に舞っているカビ菌を浄化する機能があります。長期間お手入れせずにフィルターに留まったカビ菌を放置するとカビの温床となり、カビが増殖する可能性もあります。拭き掃除はもちろんのこと、水洗いできる部品は洗い流すなどして定期的にメンテナンスしましよう。
加湿器機能つきはカビに要注意!
加湿機能つきの空気清浄機を湿気った状態で放置しておくと中の部品にカビが発生する原因となります。加湿機能つき空気清浄機は水分を気化して放出するので、加湿器の部品はいつも清潔に保ちたいものです。加湿機能を使わない時期は重曹などを使い水洗いをしてから乾かした状態にしておきましょう。細かいメンテナンス方法は後述する空気清浄機の掃除方法で解説します。
加湿器機能つきは水垢がつきやすい
加湿機能つきの空気清浄機には水垢がつきやすくなりますが、水垢は水道水に含まれるカルシウムなどの不純物なので異常はありません。定期的に重曹やクエン酸を使って水洗いしましょう。加湿フィルターや受け皿に変色した汚れや、白くて硬い水垢のかたまりが多く見られるようになったら動きが悪くなることがあるので交換することをおすすめします。
次の項目では空気清浄機のお掃除回数について説明しますね!
出典:写真AC