世界猫の日とは？いつ？2月22日？8月8日？制定の由来・背景を紹介！

ヨーロッパではイタリアの猫の日の2月17日を猫の日としている国多く、「World Cat Day」と称して、猫に関するイベントや啓蒙などが行われます。ちなみに17の数字は元来、イタリアなどでは不運を呼ぶ数字として嫌われており、猫も同様に魔女の使い手として嫌わる傾向にありました。こうしたことを嘆いた人々が、猫を慈しむために敢えて17日に制定したとされています。

イギリスでは10月27日を黒猫の日「National Black Cat Day」として定めています。イギリスでも黒猫は魔女の使い手だったとの迷信や、写真文化が発展すると黒猫は撮影しにくいことから黒猫の不人気につながりました。そんな黒猫の地位をなんとか向上させようと、10月27日を黒猫の日として黒猫の地位向上に寄与しています。

アメリカはいくつもの猫の日が制定されており、6月4日は「猫をハグする日」、8月17日は「黒猫感謝の日」、10月16日は「野良猫の日」と、いくつもの猫の日があります。やはりアメリカも迷信などの理由により黒猫の日を制定して、黒猫もほかの毛色の猫と同じ猫！との啓蒙活動に力を入れています。由来や目的がはっきりとしているのがアメリカらしいとも言えます。

カルディで毎年8月8日の世界猫の日に合わせて発売される「ネコバッグ」は、毎年バッグのデザインや中の商品が変わるので、公式オンラインショップでは事前抽選販売をするほど。店頭でも個数制限があるので、発売日には列をなすほどの人気です。

日本の猫愛好家から、猫グッズの絶大な人気を誇るフェリシモ猫部のねこグッズ。こちらは日本の猫の日にイベントを開催します。いつもクスっと笑ってしまうユーモアのある猫グッズが販売されており、猫好きならずとも思わず欲しくなってしうほど。売上の一部を犬猫への支援に寄付するなど、社会貢献活動も積極的に取り組んでいます。

日本の猫の日である2月22日のインパクトが強いせいか、日本ではなかなか周知されない世界猫の日。これを機に、8月8日の世界猫の日覚えましょう！そして、より多くの猫が幸せな世界になるよう、身近なところから愛情を持って接するよう心がけたいものです。