靴を早く乾燥させるコツ
ここまで靴を早く乾燥させる方法をご紹介しました。しかしながら、新聞紙をつめたりドライヤーを使ったりする方法はそれだけではすぐには乾きません。ずぶ濡れの状態のまま新聞紙をつめる、暗い玄関に置いたまま、これでは効果が薄いです。より乾く時間を促進させるために、もう一工夫加えましょう。
タオルなどで水気をよく切る
水が滴っている状態のまま新聞紙をつめても、これは説明するまでもありませんよね。またドライヤーの長時間の使用は靴が傷みます。時間短縮のためにも、新聞紙やドライヤーをあてる前にタオルなどで十分に水気を拭きとっておきましょう。靴ひも、中敷きをそれぞれ外して行うとより効果的です。
日当たり風通しのいい場所を選ぶ
玄関は暗かったり風通しが悪かったりします。濡れた靴はベランダなどの日が当たって風通しのいい場所に置くのがベストです。日に当てることで除菌やにおいを防ぐ効果にもなります。つま先部分を下にして壁に立てかけるように置きましょう。いらないハンガーがあれば、折り曲げて吊るす方法も風通しがよくなるのでおすすめです。
扇風機やヒーターを利用する手も
夏には扇風機、冬にはヒーター、これらを利用する手もあります。天候が悪く、外に干せなかった場合などに便利です。扇風機やヒーターの風が当たる高さに調整する必要がありますが、乾燥機の次に早く乾きます。ただし注意点として、何度か述べていますが靴は熱に弱いものが多いです。ヒーターを利用する際は距離を置いて、当てすぎないようにしましょう。
乾燥前におすすめ!靴の洗濯方法
雨や雪で靴が濡れるだけでなく、泥などで汚れてしまうこともあるでしょう。ただ乾かしても汚れはついたままです。また汚れは放っておくと落ちにくくなります。「大事な靴が汚れてしまった!」そんなときは乾燥させる前に靴を洗濯しましょう。洗濯をすることで除菌、消臭(脱臭)にもなります。
準備するもの
- ブラシ
- 洗濯用ネット
- 衣料用洗剤
ブラシで汚れを落とす
靴ひもと中敷きは外しておきましょう。ブラシで靴底や表面の砂利や泥を落とします。砂利などはそのままにしておくと洗濯機の故障の原因にもなります。特に靴底や見えない靴の中には溜まりやすいので念入りに掃除しましょう。ブラシで汚れをできるだけ落としておけば仕上がりもきれいになります。
洗濯ネットに入れて洗濯機へ
十分に砂利や泥を落としたら洗濯ネットに入れます。洗濯ネットは靴専用のもありますが通常のでも大丈夫です。一緒に靴ひもと中敷きを入れてもいいですが、中敷きは形が崩れる恐れがありますので注意しましょう。洗剤は粉末だと靴に残る可能性がありますので液体がおすすめです。洗濯が終わったらベランダなどの風通しのいい場所で乾かしましょう。
まとめ
雨や雪の日は、傘を差していても靴が濡れるのはよくあることです。濡れたまま放置するのは乾きにくいだけでなく、靴が傷みやすくなります。新聞紙をつめるのは乾燥を促進させるほかにも、靴の形崩れを防いでくれる役割もあるのです。乾燥や洗濯する際は靴の素材に注意して適正な方法で靴のケアをしっかり行いましょう。
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