合わせて知りたい松の内の正月飾りについて
年神様を迎えるために正月飾りを家に飾るのは大切です。正月になると家の玄関前に門松や松飾り、しめ縄があるのを目にしませんか。新年を迎えるために大事な飾りですが、それぞれどんな意味があるか、また下げたあとはどうすればいいかをご説明します。
門松・しめ縄・鏡餅の意味
- 門松(松飾り):家に迎え入れるための目印
- しめ縄(しめ飾り):安心して来ていただけるよう神聖な場所を示す
- 鏡餅:年神様の依り代
飾る場所
- 門松(松飾り):玄関先、門の両脇
- しめ縄(しめ飾り):玄関先、ドアなど(種類によって神棚)
- 鏡餅:神棚、床の間、もしくはリビングなど広い場所
正月飾りの処理方法
期間が終わった正月飾りは縁起物なので、神社へ持って行きましょう。各地域の神社では大体15日に「どんど焼き」という行事を行い、お焚き上げをします。どんと焼きを行っている神社は限られますので事前に調べましょう。やむを得ず家庭で処分する場合は、塩を振り清めてから可燃ごみとして処分します。
まとめ
「年賀状や挨拶は松の内まで」と言葉を使う人もいますが、それは正月飾りを飾っている期間を指します。その期間は地域によって7日であったり、15日であったりとさまざまです。また、松の内にはご利益を得られるよう、正月飾りを飾って年神様を迎えます。自分の住んでいる地域がいつまでかを調べておくのもよいでしょう。
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鏡餅が丸い形しているのは円満を表しており、餅が重なっているのは年や福が重なるさまを意味するのじゃ。