松の内とは?意味や正しい使い方を解説!期間はいつからいつまで?

松の内とは?意味や正しい使い方を解説!期間はいつからいつまで?

正月になると時折耳にする「松の内」。「松の内が明ける」「挨拶は松の内までに」という言葉があるように、正月の期間を意味します。しかしその期間は関東や関西、地域によって異なるのです。松の内の意味や使い方、いつからいつまでを指すのかを説明します。

記事の目次

  1. 1.松の内って何?意味と期間は
  2. 2.関東と関西では松の内の期間が異なる
  3. 3.合わせて知りたい松の内の正月飾りについて
  4. 4.まとめ

合わせて知りたい松の内の正月飾りについて

フリー写真素材ぱくたそ

年神様を迎えるために正月飾りを家に飾るのは大切です。正月になると家の玄関前に門松や松飾り、しめ縄があるのを目にしませんか。新年を迎えるために大事な飾りですが、それぞれどんな意味があるか、また下げたあとはどうすればいいかをご説明します。

門松・しめ縄・鏡餅の意味

フリー写真素材ぱくたそ

  • 門松(松飾り):家に迎え入れるための目印
  • しめ縄(しめ飾り):安心して来ていただけるよう神聖な場所を示す
  • 鏡餅:年神様の依り代
門松と松の枝を挿した松飾りがあります、が意味は同じです。松は祀る(まつる)と意味合いがあり、また通年色を変えず枯れないことから長寿を願うとされています。しめ縄には魔除けの効果があり、鏡餅は最後神様が宿った餅を食べることでご利益を得られるとされています。

鏡餅が丸い形しているのは円満を表しており、餅が重なっているのは年や福が重なるさまを意味するのじゃ。

飾る場所

  • 門松(松飾り):玄関先、門の両脇
  • しめ縄(しめ飾り):玄関先、ドアなど(種類によって神棚)
  • 鏡餅:神棚、床の間、もしくはリビングなど広い場所

正月飾りの処理方法

Photo by hiromama

期間が終わった正月飾りは縁起物なので、神社へ持って行きましょう。各地域の神社では大体15日に「どんど焼き」という行事を行い、お焚き上げをします。どんと焼きを行っている神社は限られますので事前に調べましょう。やむを得ず家庭で処分する場合は、塩を振り清めてから可燃ごみとして処分します。

まとめ

Photo by800bikuni

「年賀状や挨拶は松の内まで」と言葉を使う人もいますが、それは正月飾りを飾っている期間を指します。その期間は地域によって7日であったり、15日であったりとさまざまです。また、松の内にはご利益を得られるよう、正月飾りを飾って年神様を迎えます。自分の住んでいる地域がいつまでかを調べておくのもよいでしょう。

yu_ro
ライター

yu_ro

関連記事

記事ランキング