キッチン収納DIY「レンジ台」
大型家電製品の電子レンジもレンジ台を自作すれば上部空間を活用できます。家電製品をすっきりまとめて台所がおしゃれになるDIYアイデアをご紹介いたします。
①コンパクトなレンジ台の自作例
ミニテーブル状のレンジ台です。レンジの上に、トースターなど普段使いの家電製品が置けて便利です。また上部がオープンなので湯沸かしポットなど蒸気が出る家電製品の置き場にも重宝します。台所のデッドスペースを使いこなすアイデアです。
②収納棚つきレンジ台の自作例
電子レンジ上のデッドスペースに棚受け金具でオープンシェルフをとりつけたレンジ台の実例です。レンジの上部空間は熱が上がる可能性があるため、ミキサーなど小型のキッチン家電製品やタッパーなど台所用備品の収納場所におすすめです。
③足場板レンジ台の自作例
ビンテージ感のある古材「足場板」を使ったレンジ台の手作り実例です。足場板はそれぞれにペンキ痕などの個性があり、男前インテリアの台所にもよく似あいます。購入時にカットサービスを利用するなら、事前に組み立て図を描いてラックのサイズを決めるとよいでしょう。
おすすめアイテム紹介
「足場板」
アマゾンや楽天など、インターネットで購入可能です。重いレンジなどの家電製品が置ける丈夫さも人気の理由ですが古材のため、状態にはばらつきがある場合もあります。
「スライドレール」
引き出しの開閉をスムーズにする金具です。レンジ台に引き出しや、炊飯器やポットなど蒸気の出る家電製品置き場を自作したい場合に使うと便利です。ラック側と引き出し側の2か所にレールをネジ留めして使います。
④壁面レンジ台の自作例
ラブリコの壁面収納を組み合わせたレンジ台の自作例です。大型家電製品のオーブンレンジ用ラックを作りたい場合は、支柱を増やして4本足にするとよいでしょう。小型家電や炊飯器もコンパクトにまとめられ、手狭な一人暮らし住宅にもおすすめです。
キッチン収納DIY「キッチンワゴン」
食品や小型の家電製品の収納に便利なキッチンワゴンの手作りアイデアのご紹介です。コンパクトなワゴンなら、100均材料でも簡単に自作できますよ。
①野菜収納用ワゴンの自作例
野菜や果物の保存に最適な、風通しのよいワイヤーメッシュを使ったキッチンワゴンの自作例です。ワイヤーメッシュは100均セリアでも購入でき「インテリアメッシュフレーム」という商品名でS・M・Lのスリーサイズ販売されています。
材料
- インテリアメッシュフレーム(Lサイズ)…2つ~
- 棒(1×1、50cm程度)…4本
- 釘…必要数
- ボンド
簡単な作り方
- 棒に、フレームを付ける位置をマーキングする。
- フレームの四隅にボンドで棒を接着して完成。
②天面タイル貼り自作例
台所の作業スペースや配膳台として活用したいなら、天板タイル貼りがおすすめです。タイルは耐熱性に優れているので、熱々のフライパンや鍋が置けて便利です。簡単なタイル貼りの手順は下記を参考にしてください。タイル貼りは既存家具のアレンジにも便利です。
材料
- タイル…必要数
- ボンド…木工用ボンドなど
- 養生テープ…太めのものがおすすめ
- タイル目地材
- スポンジや布
簡単な作り方
- 作業部分の周囲に養生テープを貼り汚れから保護します。
- タイル張りをする箇所全面にボンドを塗り広げます。
- 3mm程度の間隔をあけながらタイルを並べます。
- 目地材を準備します。
- タイルが接着したら目地材を全体に塗り広げます。
- 目地材が半乾きになるまで少し待ちます。
- 水を含ませたスポンジや布でタイル表面についた余分な目地材をふき取ります。
- 目地材が完全に乾燥すれば完成です。
おすすめアイテム紹介
「タイル用目地材」
ちょっとした手作りDIYには、家庭用の少量パックのタイル用目地材がおすすめです。水を加えて練れば簡単に使えて便利で、残った分は浴室タイルの補修にも使えます。
「タイルシール」
手軽にタイル貼りしたいなら、タイルシールがおすすめです。作り方は簡単でカッターで目地をカットして貼るだけです。
③家電製品置き場付きの自作例
下段にミキサーなど小型の家電製品、中段に食材、上段は作業台に使える大容量キッチンワゴンの手作り実例です。台所用品を満載できる大容量ラックも、キャスター付きワゴンにすれば動線を遮らず便利です。
材料
- 脚用ツーバイ材(70cm程度)…4本
- 棚用合板もしくは木箱…3枚
- ネジ…必要量
- キャスター…必要量
簡単な作り方
- 脚用木材を並べ、棚部分にマーキングします。
- マーキング部分にネジ用穴をあけます。
- 棚板(もしくは木箱)に脚部をネジ止めしてラックを完成させます。
- 脚部裏面にネジ穴をあけ、キャスターを取り付けてキッチンワゴン完成です。
作り方の参考動画
作り方のイメージがしづらい場合は、動画で手順確認をするのもおすすめです。こちらはツーバイ材と合板を材料に、本格的な工具を用いた制作工程の紹介動画です。