ハイコーキってどんな工具ブランド?マキタと性能の違いなどを解説!

ハイコーキってどんな工具ブランド?マキタと性能の違いなどを解説!

「ハイコーキ(旧・日立工機)」は国産の電動工具ブランドの名称で、DIYからプロ用までさまざまな工具を取り扱っています。この記事では、DIYにおすすめのハイコーキ工具のご紹介と、同じく人気のマキタ工具も簡単にご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.ハイコーキのブランド概要
  2. 2.ハイコーキの新製品「マルチボルト」
  3. 3.ハイコーキ製品紹介「インパクトドライバー」
  4. 4.ハイコーキ製品紹介「ディスクグラインダー」
  5. 5.ハイコーキ製品紹介「丸のこ」
  6. 6.まとめ

ハイコーキのブランド概要

「ハイコーキ(HiKOKI)」とは老舗メーカー「工機ホールディングス」のブランドのひとつで、幅広いプロ用工具・DIY工具・園芸工具を取り扱う工具ブランドです。元々は「日立工機」というブランド名で展開をしていたのですが、2018年10月に名称を「ハイコーキ(HiKOKI)」に変更しました。

「ハイコーキ」は「旧・日立工機」です

ハイコーキの属するメーカー、工機ホールディングスは、1948年に創業し2017年に親会社がKKRに変わるまで日立製作所の一員でした。ハイコーキは日立工機時代からずっと、電動工具・エア工具などのパワーツールを得意としています。

記載が「HITACHI(日立)」のものとも互換性があります

ハイコーキは新しいブランド名称のため、旧ブランド名「HITACHI(日立)」が記載された工具もまだまだ現場で使われています。変更点はブランド名だけで、「HITACHI(日立)」と記載された電動工具ともバッテリーや備品、メーカーサポートなど互換性があります。

工具ブランド「マキタ」とは?

出典: https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%82%BF&i=diy&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss

マキタも、ハイコーキと同じく国産の老舗工具ブラントです。創業1915年とハイコーキよりも古く、DIYやプロ用の電動工具を取り扱っています。全国に営業拠点がありアフターフォローも充実しており口コミ評価も高く、人気があります。

ハイコーキの新製品「マルチボルト」

出典: https://www.amazon.co.jp/HiKOKI-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E9%9B%BB%E6%B1%A0-%E7%B4%94%E6%AD%A3%E5%93%81%E2%80%BB%E4%BF%9D%E8%A8%BC%E6%9B%B8%E3%83%BB%E7%B4%94%E6%AD%A3%E6%A2%B1%E5%8C%85%E7%AE%B1%E4%BB%98-BSL36A18-0037-1749/dp/B0751HTNQ2/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%AD+%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC&qid=1578626443&sr=8-5

たくさんの電動工具を使いこなすプロに評価されているのが、互換性の高い36Vリチウムイオンバッテリー「マルチボルト」です。バッテリー革命とも呼ばれる新製品のマルチボルトは、電圧の自動切り替えが特徴です。36V工具でも18V工具でもどちらでも使えるすぐれた互換性が魅力です。

マルチボルト対応の新製品が続々登場

新製品が続々登場し、今後広がりが期待できるマルチボルトバッテリーですが、これまでのハイコーキや日立工機ブランドの製品とも互換性があります。設備のために新たにバッテリーを買い足しや新製品に切り替えなくてもよいので経済性もよいと評価されています。

マルチボルトの魅力①粘り強いパワー

18V電動工具が主流ですが、36Vのマルチボルトバッテリーは決してオーバースペックではありません。理由はパワーの持続力です。充電池の弱点は電力が切れてくるとパワーが弱まることですが、36Vのマルチボルトバッテリーならぎりぎりまでパワフルに作業が可能です。

マルチボルトの魅力②軽量コンパクト

Photo byManuchi

電動工具を選ぶ際に気になるポイントのひとつが「重量」です。充電池は電圧が大きくなると重くなるのが通常なのですが、マルチボルトバッテリーは36Vにもかかわらず重さは約700gで、同じくハイコーキの18V充電池の600gと比べても100gしか違いません。また大きさがほぼ同じなのも魅力です。

工具ブランド大手のマキタと比較

マキタの36V電動工具は約1.4kgの大きな36Vバッテリーを使うタイプと、18Vバッテリーを2つ使うタイプの2種類あります。18Vバッテリーは400g程度の軽量タイプも登場していますが、長時間使うことや小回り性能を考えるとマルチボルトバッテリーがおすすめです。

ハイコーキ製品紹介「インパクトドライバー」

出典: https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%AD+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss_2

インパクトドライバーとは電動ドライバーの一種です。先端ビットを取り換えることでネジの締め付け・下穴あけ・木材などの研磨の3つができます。はじめて電動工具を購入するDIY初心者にも選ばれやすいメジャーなアイテムで、引っ越しなどの家具の組み立てにも便利と使用できるシーンが幅広いのも特徴です。

充電式と通電式の2タイプ

インパクトドライバーには、充電式のコードレスタイプと、コード付きの通電式の2タイプあります。持ち運びのしやすさ便利さではコードレスタイプが有利ですが、長時間使用してもパワーが落ちないという点では通電式に軍配が上がります。一般的にはコードレスが主流ですが、通電式にも利点があるので作業スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

マルチボルトの強みはパワー

ハイコーキ製ならではの強みはやはりマルチボルトです。36Vにしてはコンパクトで取り回しもしやすく、パワーもバッテリーの持ち時間も十分です。小規模な家庭のDIYよりもプロの現場で好まれます。

それでは、家庭用に便利なおすすめアイテムをご紹介いたします。

おすすめ商品紹介「ネジ締め・家具組み立て」

出典: https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%AB%8B%E5%B7%A5%E6%A9%9F-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC-1-5Ah%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E3%80%81%E6%80%A5%E9%80%9F%E5%85%85%E9%9B%BB%E5%99%A8%E3%80%81%E4%BA%88%E5%82%99%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E3%80%81%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%E4%BB%98-WH7DL-2LCSK/dp/B00GUX22QG/ref=sr_1_4?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%AD+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC+7.2&qid=1578630006&sr=8-4

7.2Vのピストル型インパクトドライバーは家具の組み立てや、厚さのないボードにネジ穴をあけるなどの家庭用におすすめです。ピストル型からペンシル型へと変形もでき、狭い空間での細かい作業が必要な場合にも使えて便利です。

マキタ製との性能比較

マキタ ペン型インパクトドライバTD022(7.2V)黒 トルク25Nm 1.5Ahバッテリ2本・充電器付 TD022DSHXB

参考価格: 14,397円

出典: Amazon
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楽天

コードレスインパクトドライバ(7.2V) FWH7DL 【日立 HITACHI】

参考価格: 14,800円

出典: Amazon
Amazon14,800円
楽天

公式数値を参考にした、同じく人気の工具ブランドマキタとの簡単な性能比較です。若干マキタのほうが軽量ですが、その他はほぼ同一です。
 

  マキタ   ハイコーキ
型番 TD022D FWH7DL
出力 7.2V 7.2V
重さ 0.55kg 0.58kg
トルク 25N・m 25N・m
回転数 0~2,450min(回/分) 0~2,400min(回/分)
打撃数 0~3,000min(打撃/分) 0~3,000min(打撃/分)
充電時間 約30分 約30分
価格 ¥21,000 ¥19,500

おすすめ商品紹介「木工DIY」

ぶ厚い木材に穴をあけるなどパワーが必要な場合には、14V以上のインパクトドライバーがおすすめです。プロの現場で主流の18Vインパクトドライバーはバッテリーも本体も高額ですが、14Vならバッテリー付きでも15,000円前後で購入できることも大きな魅力です。

マキタ製との性能比較

マキタ インパクトドライバMTD001(ライト型14.4Vバッテリ使用) 1.5Ahバッテリ2本・充電器付ケース付 MTD001DSX

参考価格: 15,000円

出典: Amazon
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Amazon15,000円
楽天

HiKOKI(旧日立工機) 14.4V コードレスインパクトドライバー 充電式 1.3Ahリチウムイオン電池、充電器、予備電池、ケース付 FWH14DGL(2LEGK)

参考価格: 13,341円

出典: Amazon
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楽天

公式数値を参考にした、同じく人気の工具ブランドマキタとの簡単な性能比較です。回転数ではマキタが上ですが、ハイコーキは打撃が強いためどちらもパワーはほぼ同じです。
 

  マキタ   ハイコーキ
型番 MTD001DSX FWH14DGL
出力 14.4V 14.4V
重さ 1.2kg 1.3kg
トルク 145N・m 140N・m
回転数 0~2,700min(回/分) 0~2,600min(回/分)
打撃数 0~3,000min(打撃/分) 0~3,200min(打撃/分)
充電時間 約35分 約35分
価格 ¥25,000 ¥24,300

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ハイコーキ製品紹介「ディスクグラインダー」

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