ロープの編み方!用途別におすすめの編み方や輪っかの作り方を紹介

ロープの編み方!用途別におすすめの編み方や輪っかの作り方を紹介

ロープの使い方は物同士を結ぶだけではありません。ロープの端に輪っかを作る編み方があります。簡単にほどけず、道具が不要なので便利です。さらに基本の編み方を覚えれば、いろいろと応用もできます。1度覚えれば数分で編める便利なロープの編み方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ロープとは
  2. 2.用途別ロープの編み方
  3. 3.ロープの輪っかの作り方
  4. 4.ロープを編むときの注意点
  5. 5.ロープの編み方まとめ

ロープとは

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ロープというと上の画像のような黒と黄色のトラロープがよく知られています。トラロープは動物の虎と同じ柄で目立ちます。そのため注意喚起として使用され、街中でよく見るロープです。トラロープ以外にも色・素材・太さなどロープの種類はとても豊富ですよ。ロープを使う際の結び方にも種類があり、基本を覚えれば幅広く応用できます。使用後にほどく必要がない場合は結ぶよりも強度が高まる編み込みがおすすめです。

ロープを編み込むと強度が出て簡単にほどけなくなるよ!

ロープの素材

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トラロープを始め、日常で使われるロープの素材はPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)などが多いです。しかしロープの素材は他にも綿や麻、ナイロンやポリエステルなどたくさんの種類があります。紫外線や熱に強いもの、滑りにくいものなどそれぞれ特徴が異なります。使用環境や使用用途にあうものを選びましょう。外で使うなら耐候性・耐水性・耐薬性に優れ、摩擦にも強いポリエステルがおすすめです。

ロープの種類

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一般的によく知られているロープは、ストランド(ひも)を3本撚った(よった)3つ打ちというロープです。3つ打ちはすべりにくく、強度があるのが特徴です。ロープには3つ打ちの他にも種類があり、クロスロープ・金剛打ち・ブレード打ち・Wブレード打ちがあります。それぞれの違いはストランドの本数や内芯の有無です。それぞれ強度やねじれにくさが異なります。編むのが初めての場合は3つ打ちがおすすめです。

ストランドの本数が多くても編み込みできるよ!

用途別ロープの編み方

ロープは結び方を変えて使用することが多いですが、編むことで使い方の幅が広がり強度が増します。アウトドアなど特に強度が必要な場合、編んだロープを使うのがおすすめです。ロープの編み方には、ロープの一部に輪っかを作るものと先端を本体に編み込むやり方があります。編み方は、さつま加工(別名アイスプライス)が有名です。ロープの編み方の基本になるので、この編み方を覚えれば他の編み方も簡単にできます。

荷造りやアウトドアに!

荷造りやアウトドアの際には強度が必要になります。高い強度の編み方は、さつま加工(アイスプライス)という編み方があります。特徴は1度編み込めば簡単にはほどけないことです。使用後にほどく必要がない場合に向いている編み方です。編み終えた先端を処理をすれば、ほどける心配もありません。これらの優れた特徴からアイスプライスは幅広い用途に使えるので、覚えておくと役に立ちます。

さつま加工(アイスプライス)の編み方

  1. 3つ打ちロープを端から10cm程度ほどく
  2. ロープの途中に輪を作り、真ん中のストランドを差し込む
  3. ロープを右に少し回転させ、左側のストランドを差し込む
  4. またロープを少し回転させ、右側のストランドを差し込む
  5. 2~4を数回繰り返して完成

先端の処理をしないとほどけやすいので必ず処理を!

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ロープの輪っかの作り方

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