靴を洗濯機で洗っても大丈夫？正しい靴の入れ方・洗い方をご紹介！

つけおき終わった靴をシューズ用ネットにいれ、普通モードで洗濯します。汚れがひどいものだからパワフルモードで洗いたいですよね？　でも、あまり強く洗ってしまうと靴を傷める原因にもなります。しっかりつけおきしていますので、ここは普通モードで回しましょう！　脱水までしたら洗いは完了です。靴紐は脱水だけ一緒にしておくと乾きが早いでしょう。中敷きはタオルなどで水気を切っておきます。

脱水まで終わった靴と靴紐、中敷きを風通しのいい場所で陰干しします。直接日光を当てないのもポイントです。スニーカーなどのシューズは主に綿素材なので、陽に当てると退色してしまうことがあります。白いものも黄色っぽくなってしまったり。建物の外の日陰や、ベランダのフェンスの際など直接陽が当たらないところに半日もおいておけばお天気のいい日ならからりと乾きます。紐と中敷きも一緒に干しましょう。乾いたら紐を通し直して丸洗い完了です。

最後には綺麗になるものだけれど、やっぱり洋服と同じ洗濯機では靴を洗いたくない！　そんな方におすすめなのが、靴用洗濯機。コンパクトな外観ながら、中についたブラシがしっかりと靴を丸洗いしてくれます。お値段は12000円ほど。子供さんたちが次から次へと汚してくる（つまり普通の洋服の洗濯物もたくさんある）というご家庭におすすめです。大人用なら1足、子供用なら(22㎝以下)2足のシューズが一度に洗えます。内側についている靴用モードのブラシは取り外しができるので、家庭用の他の洗濯物も洗える優れものです。

こちらは布団乾燥機でありながら、靴まで乾燥してくれるすごい機械です。普通のコースでは布団が気持ちよく乾燥しますが、ダブルのノズルを使って1度に2足の靴を乾かしてくれます。ダニコースや冬、夏それぞれのコースがあり便利に使えます。

革の靴（合皮も含めて）やデリケートな飾りがついたもの、ヒールなどは洗濯機では洗えません。こういったものは洗うのではなく汚れを落とし長持ちさせるためのお手入れをします。専用ブラシを使って汚れを落とし、クリームなどで艶を出します。スエードには専用ブラシやスプレーがあるのでそちらを使います。細かい汚れには歯ブラシも使えますよ。

洋服と同じ洗濯機では靴は洗いたくないけれど専用の洗濯機を買うほどでもない、という方にはコインランドリーがおすすめです。コインランドリーにはシューズ専用の洗濯機と乾燥機を備えてる所もあり、洗濯も乾燥もそれぞれ20分ほどで完了です。やり方は家庭用のものとそう変わらず気軽に丸洗いできますね。子供さんが明日学校に持っていくのにお天気が悪くて乾きそうもない、というときにも乾燥だけしに来ればいいので覚えておくと安心です。

最近のコインランドリーは綺麗になって明るく、おしゃれなカフェが併設されていたりして居心地もいいものです。ついつい長居してしまいそうなかわいいインテリアで、待っている間も飽きません。家庭用より大容量な洗濯機や乾燥機もあるので、乾きにくい時期には長居のいいわけになりそうです。家庭用の洗濯機で洗うのに抵抗があるから、という理由が「コインランドリーに行きたいから」に変わってしまいそうですね。

靴を洗うのは面倒くさい、そんなユウウツな家事から解放されました。やり方さえ覚えてしまえば、洋服みたいにザブザブ水洗いできて気持ちいいですよね。特別ではなく家庭用の洗濯機でOK。簡単に洗浄できるやり方も嬉しい限り。家庭用の洗濯機も使い道が広がったような気分です。漂白までしっかりしたらパパやママの足元もおしゃれに復活。子供さんも月曜日、綺麗に洗浄された上履きを持っていけるのできっと喜んでくれますよ！