メガネ拭きの素材は洗える?
メガネ拭きのクロスは、洗う必要があるのでしょうか。まずは、メガネ拭きに使われている「素材」について紹介していきます。またトラブルの原因となる、メガネ拭きの汚れも解説します。
メガネ拭きの素材①マイクロファイバー
マイクロファイバーを使ったメガネ拭きの布は、一般的なメガネ拭きとして知られています。マイクロファイバーの主な材料は、ナイロン、ポリエステルから作られた「合成繊維」からできています。繊維がとても細いのが特徴的で、その繊維で汚れをきれいに取ることができます。マイクロファイバーのメガネ拭きは手洗い、または洗濯ネットなどを使えば洗濯機で洗えます。
マイクロファイバーの特徴
- 繊維が細いため、皮脂汚れやホコリを絡めとることができる
- 吸収性や保湿性が高い
- 洗濯しても乾きが早い
- 洋服、寝具、掃除用具、タオルに使用されている
メガネ拭きの素材②革製メガネ拭き
メガネ拭きの素材として、革製のクロスも販売されています。革製のメガネ拭きは長く使用できます。マイクロファイバーの繊維も細いですが、人気商品として後述する「キョンセームクロス」の繊維もとても細く滑らかな触感です。革製のクロスは、ぬるま湯と石鹸で手洗い可能です。
メガネ拭きの汚れ
使用したあとのメガネ拭きのクロスには、目には見えないホコリや皮脂汚れがついています。長い期間その状態にしておくことで、ホコリや皮脂汚れがメガネに傷をつけてしまうことがあります。また、拭き取りの効果も落ちてしまいます。
メガネ拭きの洗い方
汚れがついてしまったマイクロファイバー製のメガネ拭きは、「洗濯機」「手洗い」で洗えます。繊維を傷めない、簡単に洗う方法を詳しく紹介します。
洗い方①洗濯機
洗濯機を利用することで、メガネ拭きを簡単に洗うことができます。コース選択ができる洗濯機では、デリケート素材を洗うのに適したコースを選びましょう。
洗濯ネットを使う
デリケート素材のメガネ拭きの布は、洗濯ネットを使用しましょう。繊維の細いメガネ拭きに、ホコリやゴミが付かないようにするためです。
おしゃれ着用の中性洗剤がおすすめ
メガネ拭きの布を洗濯機で洗う際には、おしゃれ着用の中性洗剤を使うようにしましょう。通常の洗濯洗剤では、繊維を傷つけてしまいます。漂白剤、柔軟剤、粉末洗剤なども使用しないことがポイントです。
洗い方②手洗い方法
メガネ拭きクロスの手洗い方法については、手順をチェックしておきましょう。手洗いの場合は、洗剤が残ってしまわないように「すすぎ」をしっかりします。
手洗いの手順
- メガネ拭きを洗う容器を用意します。
- 温度が40℃ぐらいのお湯を用意します。
- 中性洗剤をお湯に1〜2滴入れて溶かします。
- 優しく揉み洗いをします。
- 汚れが落ちない場合は、つけ置き洗いをしましょう。
- すすぎを行います。(最低3回ほど)
- きれいにすすぎができたら完了です。
革製メガネ拭きの洗い方
- 40℃ぐらいのぬるま湯で、(石鹸、ハンドソープ)で押し洗いをします。
メガネ拭きクロスの干し方
メガネ拭きクロスが洗い終わったら、軽く水分を取り除きます。水切りの方法は、下記を参考にしてみてください。
- タオルにメガネ拭きの布を挟みます。
- タオルの上から軽く叩くようにして水気を飛ばします。
- ハンガーにかけます。
- 風通しの良い室内に干します。
メガネ拭きの洗い方「注意点」
メガネ拭きを洗う際に、気をつけておきたい注意点があります。メガネ拭きの布を傷めてしまわないように、注意点をしっかり確認しておきましょう。
注意点①漂白剤と柔軟剤
マイクロファイバー、革製のメガネ拭きの布に「漂白剤や柔軟剤」を使用してしまうと、元のように汚れを吸収することができなくなります。繊維が傷んだり、劣化したりすることで使用感が損なわれてしまうからです。
注意点②乾燥機とアイロン
マイクロファイバー素材のメガネ拭きクロスは、乾燥機やアイロンを使用することで繊維が傷ついてしまいます。熱に弱いため、直射日光や乾燥機を使用しないのがポイントです。また、革製のメガネ拭きの布にも、ドライヤーや乾燥機の使用はやめておきましょう。
- マイクロファイバー素材のメガネ拭きは、熱に弱く繊維が溶けてしまうため高温に注意が必要です。
- 革製のメガネ拭きの布に乾燥機を使用してしまうと、本来の使用感が損なわれてしまいます。
- 耐熱温度が低いため、直射日光にも気をつける必要があります。
次のページでは、メガネ拭きの選び方のポイント、人気のメガネ拭き、メガネ拭きの寿命についてご紹介します。