布団乾燥機の使い方
いままでの布団乾燥機の効果や機能の説明で、布団乾燥機の必要性についておわかりいただけましたでしょうか。つぎは布団乾燥機の使い方についてです。簡単な使い方は、布団乾燥機の種類でタイプ別にご説明しました。ここでは、実際に使用する時間や頻度、使用するうえでの注意点、お手入れ方法の具体的な使い方をご説明いたします。
使い方①時間
使用する時間は、布団乾燥機のタイプや使用する機能によって違います。布団あたためモードは10~20分、布団乾燥モードは30分~1時間、ダニ退治モードは1時間~2時間が目安です。しかし、商品によってはダニ退治モードが6時間もかかるものもあります。
時間がかかりすぎると、電気代まで高くなってしまうわよね。
また、布団のサイズがシングルのみの対応なのか、ダブルにも対応しているのかにもよって、時間は変わってきます。加えて、消費電力が小さかったり大きかったりによっても変わってくるので、そのあたりもよく見ましょう。
使い方②頻度
布団乾燥機を使う頻度は、布団の乾燥目的であれば最低でも一週間に一回がおすすめです。人は寝ているときにコップ一杯分、夏にはコップ二杯ほどの汗をかいていると言われています。こまめに布団乾燥機を使って、布団の湿気を逃がしてあげましょう。ダニ退治目的であれば、最低でも二週間に一回の頻度がおすすめです。
正しい頻度で使えば、湿気もダニも少ない快適な布団を維持できるわね!
使い方③注意点
布団の種類は羽毛布団や綿毛布、化学繊維の毛布などさまざまです。そのため、素材によって布団乾燥機の使い方には注意が必要です。特にデリケートなのは、カシミヤの毛布や羽毛布団で、熱に弱いため長時間使うと傷んでしまいます。羽毛布団は、そもそも使用できない商品がほとんどです。
羽毛布団には「低温モード」や「羽毛布団モード」の機能がついてる商品がおすすめじゃ!
マットレスについても同様で、素材によっては使用に注意する必要があるので、布団乾燥機の対応素材はしっかりと調べたほうがいいでしょう。また、夏の暑い時期には、部屋が暑くなることも注意点です。部屋に熱がこもらないように、窓を開けて換気しながら使用しましょう。
使い方④お手入れ
布団乾燥機は家電なので、長く使うためにも、こまめなお手入れが必要です。ほこりがたまるフィルターがあるので、定期的に掃除をしましょう。また、マットがあるタイプは、付属部品をはずしたうえでマットを洗うことも重要です。それぞれの具体的な掃除方法は、つぎの通りです。
フィルターの掃除
掃除機でほこりを吸い取るか、水で薄めた中性洗剤を含ませた布巾でフィルターを拭いたのち固く絞った濡れ布巾で拭き取ります。
マットの洗浄
マットを中性洗剤を入れたぬるま湯で優しく押し洗いをして、陰干しで乾燥させます。
お手入れの頻度は、月に一回程度でOKじゃ!
布団乾燥機の気になる費用
使い方がわかれば、つぎに気になるのが費用についてですよね。布団乾燥機そのものの値段や、電気代について相場や目安をご説明いたします。
費用①価格相場
アイリスオーヤマ 布団乾燥機 カラリエ 温風機能付 マット不要 布団1組・靴1組対応 パールホワイト FK-C2-WP
参考価格: 8,680円
布団乾燥機の値段は、安いもので数千円、高いもので一~二万円です。販売しているメーカーや、タイプ、機能によって違ってきます。しっかり選んで、納得したうえで買うといいでしょう。
費用②電気代
布団乾燥機の電気代は、一時間あたり10~20円が目安です。使用するモードの消費電力や回数、時間の長さに応じて電気代がかかってくると考えましょう。実際のおすすめの使用頻度で電気代を計算すると、一か月で高くても160円、一年で2000円程です。
たくさん効果があるのを考えれば、費用はそれほど気にならないわね。
ちなみに、電気代をもとめる計算式は「消費電力(W)÷使用時間×電気料金(kWh)」です。布団乾燥機の消費電力や使用時間は商品の説明を見れば分かりますが、電気料金は使用する時間帯や各家庭の料金プランによって違います。気になる人は、実際に調べて計算してみるといいでしょう。
費用③買い替え
買い替えの目安は5~6年です。布団乾燥機は家電なので、故障することもあれば、いずれ寿命がくることもあります。5~6年というのはあくまでも目安で、商品によって寿命は違いますし、使う頻度やお手入れによってそれよりも長くも短くも使えるでしょう。
短ければ一年、長ければ数十年使えるんじゃよ。
たとえまだ使えたとしても古いものは効果が落ちていたり、電気代が余計にかかっていたりします。新しい商品ほど、新しい機能が付いていたり費用も安くなっていたりするので、買い買えは前向きに考えるといいでしょう。
まとめ
布団乾燥機の必要性についておわかりいただけたでしょうか。布団乾燥機は梅雨の時期はもちろん、ぬくもりがほしい冬の時期や暑い夏の時期でも、ふわふわで快適な布団で寝られるうれしい効果がたくさんあります。費用はかかりますが、わざわざ買ってでも使う価値ありの家電です。みなさんも、ぜひ試してみてください。
引用元:https://panasonic.jp/futon/