日焼けについて
日常的に受ける紫外線は日々少しずつ肌に蓄積されていきます。ある日突然、顔のシミや手のシミが気になりだしたら要注意です。今までの紫外線の蓄積の影響が出てきている証拠です。100%紫外線を防ぐことは難しいですが、限りなく日焼けを防ぐ努力はできます。紫外線や日焼けについての正しい知識を持ち、数年先のお肌を守っていきましょう。次項からは日焼け止めの正しい塗り方をご紹介していきます。
日焼け止めの正しい塗り方
日焼けをしないように、日焼け止めの正しい塗り方をご紹介していきます。基本的に日焼け止めは、塗りすぎくらいの厚塗りが効果的です。また日焼け止めを塗る順番は種類によって異なります。クリーム・リキッドタイプは化粧水のあとに、スプレー・パウダータイプはメイクが完成したあとに塗ると効果的です。
塗る前に保湿
乾燥した肌は紫外線が入り込みやすくなっています。美容液や化粧水などでしっかり保湿をしたあとに、日焼け止めの適正量を厚めに塗りましょう。塗り方の順番は保湿のあとに日焼け止めです。
外出の15分~30分前に塗る
日焼け止めは塗ってから馴染むまで少し時間がかかります。玄関先に日焼け止めを置いてサッと塗っていくのではなく、お出かけの15分~30分前には日焼け止めを塗って肌に馴染ませておきましょう。
顔の塗り方
日焼け止めの適正量を手に取り、鼻・頬・額・アゴに置いていきます(手に馴染ませてから塗ると薄くムラができるのでNGです)。そして面積の広い部分から順番に優しく広げていきます。目の周りや首も忘れずに塗りましょう。首は下から上に向かって広げるのがポイントです。塗り終わったら、もう一度同じ順番で重ね塗りします。
からだの塗り方
まず塗りたい箇所に日焼け止めを線状に直接塗ります。その後、手のひらを密着させ大きく円を描くように優しく広げていきます。今まで日焼け止めを薄く伸ばしていた人は、塗りすぎかなと思うくらいが適正量の可能性もあります。たっぷり塗ることで十分な効果を発揮します。
塗り忘れに注意
塗り忘れが多い箇所をご紹介します。
- フェイスラインから首にかけて
- 首の裏
- 耳の裏
- 小鼻のわき
- 目の周り
- 足や腕の裏
- 手の甲や足の甲
2時間おきに塗り直す
メイクのように日焼け止めも、汗や水分などで落ちてしまうことがあります。効果を持続させるためには、こまめな塗り直しが必要になってきます。基本的には2時間おきに塗り直すことが望ましいといわれています。スプレータイプやパウダータイプは塗り直しに便利です。
日焼け止めの選び方
日焼け止めに書かれている、PAやSPFをご存知ですか?その意味を知って活動シーン別に上手に日焼け止めを選んでいきましょう。紫外線の種類と合わせてご紹介します。
紫外線の種類
紫外線は波長の長さによって、UVA、UVB、UVC、に分類されます。
- UVA=波長320~400mm(雲やガラスも通過。エネルギーが弱くじわじわと皮膚の老化をすすめる)
- UVB=波長280~320mm(エネルギーが強い。短時間で皮膚が赤くなるサンバーンの原因)
- UVC=波長190~280mm(波長が短く地表には届かない)
PA・SPFとは?
PAとは?
PAとは"Protection Grade of UVA"の略語です。何も塗っていない部分に比べてどのくらい黒化を遅らせるのかの指標です。主にUVAに対して予防効果を表しています。
- PA+(効果がある)
- PA++(かなり効果がある)
- PA+++(非常に効果がある)
- PA++++(極めて高い効果がある)
SPFとは?
SPFとは"Sun Protection Factor"の略語です。日焼けで赤くなる(サンバーン)までの時間が何倍になるかを表す指標です。主にUVBに対しての予防効果を表しています。
- SPF10~50+まであり、シーン別によって使い分けていきます。数字が大きくなるほど予防効果も高くなりますが肌への負担も増えます。
シーン別日焼け止めの選び方
【日常生活】
- PA+
- SPF10~20
- PA+~++
- SPF20~30
- PA++~++++
- SPF40~50+
日焼け止めの効果
皮膚の老化を予防する
シミやシワなどの肌老化の6割は紫外線が原因といわれています。そのため、日焼け止めを正しく使うことによって紫外線から肌を守り、皮膚の老化防止効果があります。
皮膚の乾燥を防いでくれる
日焼けの原因となる紫外線は皮膚のバリア機能を低下させ、水分が蒸発しやすくなり肌の乾燥を招きます。紫外線による乾燥を防ぐ効果的な方法は、化粧水や美容液などでの保湿と日焼け止めを塗ることです。
日焼け止めを使う上での注意点
限りなく100%近く日焼けをしないために、いくつかのポイントを抑えておきましょう。降り注いでくる紫外線と上手に付き合うことが大切です。
冬やくもりの日でも正しい塗り方を
冬やくもりの日でも紫外線はゼロにはなりません。真夏の日ほどの対策は必要ありませんが、少量の紫外線が降り注いでいることを意識してください。少量でも積み重ねれば、肌の老化は着実にすすんでいきます。化粧水で保湿をするのと合わせて、日焼け止めを正しく塗り、肌を守ってあげましょう。洗濯物を干すときやゴミ出しをするときなど、ささいなことでも紫外線対策は必要です。
日傘や帽子・サングラスや手袋を併用する
紫外線対策に日焼け止めは有効ですが、過信はできません。真夏には帽子や日傘などを併用するとよいです。手袋やスカーフなども有効ですね。目から入る紫外線もシミやシワ、日焼けの原因になるのでサングラスで紫外線カットしましょう。
寝る前にかならず落とす
日焼け止めを塗って肌を守ることはとても大切ですが、一日の終わりには日焼け止めや汗、汚れをしっかり落として肌を休ませてあげましょう。洗顔後のお肌にはたっぷりの化粧水や美容液、乳液などで肌に潤いをもたせることも大事です。
開封した日焼け止めは次のシーズンは使わない
日焼け止めの種類や保管状況にもよりますが、開封後半年~1年くらいが日焼け止めの使用期限といわれています。使い残しは酸化して商品の質が落ちている可能性もあります。次のシーズンに持ち越すのは控えましょう。
おすすめの日焼け止め
絶対焼きたくないなら
アネッサパーフェクトUVスキンケアミルク
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク SPF50+/PA++++ 60mL
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絶対焼きたくない人の向けのアネッサスキンケアミルクです。スキンケア成分が50%入っているので、肌の潤いも保ちつつ紫外線防止もしてくれるすぐれものです。また塗っても白くならないので、自然でなめらかな使い心地です。
アネッサパーフェクトUVスキンケアジェル
ANESSA(アネッサ) アネッサ パーフェクトUV スキンケアジェル SPF50+/PA++++ 単品 90g
参考価格: 2,178円
こちらも絶対焼きたくない人向けのアネッサスキンケアジェルです。ジェルタイプでしっとりとみずみずしい使い心地です。また水分で落ちにくいため、紫外線にしっかり対応できます。スキンケア成分50%配合で、お肌の潤いもしっかり守ってくれます。
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ANESSA(アネッサ) アネッサ パーフェクトUVスプレー アクアブースター SPF50+/PA++++ さわやかなシトラスソープの香り 単品 60g
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スプレータイプのアネッサパーフェクトUVです。サッとスプレーするだけなので、手軽でかんたんにUV対策ができます。髪や顔、からだに使えます。美肌エッセンスを配合しており、紫外線から肌の乾燥を防いでくれます。
デリケート肌なら
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アネッサパーフェクトUVマイルドミルクは、紫外線防止効果はそのままで、肌の弱い方や子ども、そして赤ちゃん向けに低刺激にこだわり作られた日焼け止めで、サラッとした使用感です。
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ANESSA(アネッサ) アネッサ エッセンスUV マイルドミルク SPF35/PA+++ 無香料 単品 60mL
参考価格: 2,728円
こちらも低刺激にこだわって作られたアネッサエッセンスUVマイルドミルクです。無添加・無香料・無着色で赤ちゃんや子ども、肌の弱い方にぴったりな日焼け止めです。
日焼けによるシミやそばかすを防ぎたいなら
アネッサホワイトニングUVジェル
ANESSA(アネッサ) アネッサ ホワイトニングUV ジェルn SPF50+/PA++++ 【医薬部外品】 単品 90g
参考価格: 2,178円
美白有効成分配合のアネッサのホワイトニングUVジェルです。シミやそばかすを防ぐ効果が期待できる成分や保湿効果のあるスキンケア成分を含み、肌をケアしながら日焼け止めの効果もあります。
まとめ
日焼け止めの正しい塗り方についてご紹介しました。シミやシワの原因になる紫外線は季節を問わず降り注いでいます。正しい知識を持って紫外線と上手につきあっていきましょう。
出典:写真AC