マイクロベベルとは？ナイフにおいての意味や使い方をご紹介！

アウトドアのときになどに活躍するナイフには、いろんな種類があるって知っていましたか？ナイフには、シングルベベルやセカンドベベルといった種類があります。ナイフの形状を知ることで、正しい研ぎ方ができます。ナイフにはどんな物があるのかを一緒に確認していきましょう。

スカンジやコンベックスグラインドといった種類があります。マイクロベベルのないシングルベベルは切れ味が鋭いので、サバイバルはもちろん、固い木や骨を切るのにピッタリです。よく切れますが、刃こぼれしやすいのが欠点です。

キャンプ用ナイフとして使われる一般的なナイフです。決まった用途はなく、なんにでも使用できるナイフとして親しまれています。刃が鋭く切れやすいですが、刃こぼれしやすいです。もし刃こぼれしてしまったときでも研ぎやすいです。

斧の刃付けをコンベックスグラインド、またはハマグリ刃とも呼ばれています。斧は、木を切るときや薪を割るときに使われています。刃こぼれすると研ぎ方に技術がいり、難しいです。ナイフ上級者がよく使うブレードの形状です。

マイクロベベルのついているナイフには、ホローグラインドやフラットグラインドの種類があります。マイクロベベルをもつナイフは、切れ味は落ちますが耐久性のあるナイフです。セカンドベベルを守るためにマイクロベベルが付けられることもあります。

ホローグラインドはアウトドアで使われる一般的なナイフです。切れにくくなったらセカンドベベル部分を研ぎましょう。ホローグラインドは刃が薄く、刃の側面がくびれています。研いでも使い心地が変わらないのが特徴です。シャープな切れ味が好きな人におすすめです。

フラットグラインドは、動物の皮をはぐスキナーナイフによくみられる形状です。マイクロベベルのある、耐久性のあるナイフです。刃とは逆の背の部分を叩く使い方をすると、ナイフが薄い場合、折れる可能性があります。

セカンドベベルや糸刃と呼ばれているのがマイクロベベルです。マイクロベベルがあることで、刃の耐久性があがり、刃こぼれしたときの研ぎ方も簡単です。マイクロベベルのないナイフは切れ味がよくなりますが、ナイフ自体がもろくなります。

マイクロベベルのついているナイフで、火おこしに必要なフェザースティックが作れます。フェザースティックは、着火剤の代わりになり、湿っている木でも作れます。慣れたら現地調達した落ちている木の枝で、フェザースティックを作って焚火をしてみましょう。

刃の形にはシングルベベルのスカンジ、コンベックスグラインドとセカンドベベル（マイクロベベル）のホローグラインド・フラットグラインドがあります。自分の持っているナイフのグラインド（刃付け）を知ることで、刃こぼれしたときでも正しい研ぎ方ができます。

アウトドアでナイフを使い続けていると、切れ味が悪くなってしまいます。刃こぼれしたときがナイフを研ぐタイミングです。切れ味が悪いまま使用していると、無理な使い方でケガをするため危険です。きちんと研いで、切れ味を保てばナイフを安全に使えます。

• ナイフ
• 砥石
• タオル

1. 砥石を水の中に浸けて、プクプク泡が出るのを約10分待つ。
2. マイクロベベルが砥石にしっかり当たっているか横から見て確認します。
3. ナイフの角度を守りながら砥いでいきます。正しい研ぎ方ができていると黒い泥のようなものが出ます。

ホローグラインドのマイクロベベルの研ぎ方の動画です。サバイバルに行ったとき、使おうと思っていたナイフが使えないとサバイバルを楽しめません。切れにくいナイフを使うとケガをする危険があります。動画を参考にナイフを研いでみましょう。

ナイフをこれから購入するときにマイクロベベルがついているのがいいのか、マイクロベベルがついていない方がいいのか迷いますよね。シングルベベルにマイクロベベルがついているナイフもあります。使い心地が悪ければ、マイクロベベルを削ってナイフを自分好みにアレンジすることも可能です。

一概に「ナイフ」といっても種類や用途はさまざまです。サバイバルやアウトドアで活躍するナイフの種類を知って、用途に合った使い方ができると、研がなくても長期的に使えます。自分に合った愛用できるナイフをみつけ、自分でナイフを研いで手入れをしているとナイフに愛着が出ますよ。