カメムシが洗濯物につかないようにする方法！最も効果が高い対策方法は？

外に干しておいた服をしまおうとしたら、カメムシが！いつからそこにいた！？とびっくりしてしまいますが、ここでカメムシを刺激して、臭い虫のにおいを服につけられたら最悪です。洗濯物にカメムシがついているときは、焦らず冷静に、正しい方法で対処しましょう。

カメムシを触るのが嫌だという気持ちもありますが、洗濯物を揺すってはいけません。振動や衝撃がカメムシを刺激することになって臭い汁を出し、服につけてしまいます。カメムシは振り払わず、慎重に取り除きましょう。

カメムシの背中にガムテープをそっとくっつけて、カメムシを服や洗濯物から引き離します。ガムテープの他には、ティッシュを何枚も重ねてカメムシを包み込むように引き離します。どちらも、力を加えてしまうと臭いを発してしまうため、圧を加えないように注意しましょう。

対処虚しく、カメムシを潰してしまったり、臭いが洗濯物についてしまったりしたら…ショックですが、そんなときも諦めてはいけません。洗い方をしっかり工夫することで、カメムシの臭いを綺麗さっぱり取り除くことができます。カメムシの臭いがついてしまったときの対処法をご紹介します。

服についたカメムシの臭いを取るときは、固形石鹸が一番効果的です。臭いに合わせて汚れもついているようであれば、石鹸を直接汚れた箇所につけると綺麗に取ることができます。ちなみにこのとき、フローラル系の香りよりも柑橘系の香りのほうが、カメムシの臭いに効果的です。

カメムシの臭いの成分は油性のものなので、この油を落とすことが一番効果的です。これに効果があるのが、実は台所用の洗剤です。擦ったり、大量に洗剤をつけたりして洗うと洗濯物が傷んでしまうのでNGです。少しずつティッシュでたたくようにすると程よく臭いが取れます。

石鹸や洗剤を使ってもしつこい臭いが残っている場合、熱で飛ばしてしまう方法も効果的です。石鹸で洗った後は、お風呂の温度くらいのお湯ですすぎ洗いします。また乾かす際に、日当たりのよい場所に干すか、ドライヤーの熱を使って乾かすとカメムシの臭いを消すことができます。例えば、外出先でカメムシの臭いがついてしまったとき、お湯の出る水道があれば応急処置で臭いを消すことができます。

簡単に、効率よく、効果的にカメムシを対策したいというとき、市販の防虫グッズを使ってみてはいかがでしょうか。これさえあれば、どこからもカメムシを寄せつけず、万が一見失ってしまっても生息させません。確実にカメムシを対策・駆除したい方へ、おすすめのアイテムをご紹介します。

冬の間、暖かい家の中やベランダの隙間にカメムシが潜んでいる可能性があります。そんなカメムシを撃退するアイテムが「バルサン」です。煙を撒いて隅々まで潜んでいるカメムシ他、ムカデやゲジゲジなど、卵ごとまとめて撃退します。他のバルサン同様、乳幼児やペットのいる家では使えません。2時間以上外出する前にバルサンを焚いておくことで、帰宅時には駆除が完了しています。

干してある洋服や布団などにカメムシを見つけたときに、こちらの「カメムシコロリ」を一発！カメムシが臭いを出す前に瞬殺してしまう、即効性の殺虫剤スプレーです。殺虫剤独特の臭いもないので、洗濯物にも安心して使えます。カメムシ被害に悩んでいる方はひとつ持っておくことをおすすめするアイテムです。

カメムシの予防に効果てきめんのグッズが、天然ハッカ油を使用した虫よけ剤「カメムシブロック」です。壁や窓に接着テープで貼っておきます。天然ハッカ油なので、臭いも気になりません。有効範囲は2m程度なので、ベランダに貼っておけば、洗濯物はもちろん家の中にもカメムシを寄せつけません。

見た目はもちろん、臭いも強烈で、できればカメムシにはあまり出会いたくないものですね。そんな方は防虫グッズなどでしっかり対策することで、大切な洗濯物にカメムシを寄せつけることなく過ごすことができます。また、もしカメムシの臭いに洗濯物がやられてしまっても、焦らず対処すれば臭いを気にせず着続けることができます。春や夏を迎える前に、カメムシ対策を始めてみましょう。