【華燭の典】使い方
結婚式をお祝いするときに使われる華燭の典ですが、どのような場面で使われるのでしょうか。使い方の例を紹介します。
結婚式を祝う言葉の使い方
華燭の典の使い方について、場面ごとに紹介します。丁寧にお祝いの言葉を伝える場合に使われ、結婚式のスピーチや職場でのはなむけの言葉、目上の方にお祝いを述べる場面で使われることが多いです。使い方の注意点についても確認しましょう。
使い方①結婚式のスピーチ
- 【乾杯の音頭】華燭の典を挙げられて温かい家庭を築く、お二人の前途を祝して乾杯させていただきます。
- 【友人のスピーチ】お二人が華燭の典を挙げられたことを喜ばしく思います。〇〇君、△△さん、おめでとうございます。
使い方②職場でのお祝いの言葉
- 【部下へお祝いの言葉】華燭の典を挙げるそうだね。おめでとう、お幸せに。
- 【後輩からメッセージ】おめでとうございます。6月に華燭の典を挙げられるとのことですね。
- 【職場からの電報】華燭の典を祝してお二人のご多幸をお祈りいたします
使い方③目上の方へ
- 【取引先の方へ】ご子息が華燭の典を挙げられたそうで、おめでとうございます。
- 【上司へ】お嬢さんが華燭の典を挙げられると伺いました。どうかお幸せにとお伝え下さい。
- 【顧客へ】〇〇さま、華燭の典を挙げられたそうですね。誠におめでとうございます。
【華燭の典】注意点
華燭の典は相手の結婚式を祝う言葉です。自分の結婚式を華燭の典と言ってはいけません。自分に使うと大げさになりますし、傲慢な印象を持たれる場合があります。
芍薬(シャクヤク)の品種にも「華燭の典」がある
爽やかな甘い香りがする芍薬(シャクヤク)は、美人にも例えられる豪華な花です。その中に「華燭の典」という品種があり、濃いピンク色で大輪の花を咲かせます。開花時期は4~6月頃です。6月の結婚式のシーズンに間に合いますね。結婚を控えた女性へのお祝いの花束にふさわしいでしょう。
まとめ
華燭の典の意味は、結婚式を彩る灯火に由来しています。きらきらと美しく輝くキャンドルサービスの炎が、二人の前途を祝福しているようです。結婚式場や職場などの改まった場で、お祝いの言葉を述べるときに使われます。
- 1
- 2
自分の結婚式を「華燭の典」と呼ぶのはNGです。