ハクビシンの撃退方法!屋根裏・天井から追い払うための具体策をご紹介!

ハクビシンの撃退方法!屋根裏・天井から追い払うための具体策をご紹介!

ハクビシンはタヌキに似た姿で、一見かわいらしい生き物です。しかし、屋根裏や天井に住み着いてしまったハクビシンを駆除せずにそのままにしておくと、建物や健康に被害が及ぶおそれがあります。この記事ではハクビシンを屋根裏や天井から追い払うための駆除対策を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ハクビシンとは
  2. 2.ハクビシンの習性
  3. 3.ハクビシンの駆除方法①【予防編】
  4. 4.ハクビシンの駆除方法②【グッズ編】
  5. 5.ハクビシンの駆除方法③【捕獲編】
  6. 6.ハクビシンの駆除NG例
  7. 7.早めの駆除で被害を最小限に抑えよう

ハクビシンの駆除方法②【グッズ編】

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嗅覚が優れているハクビシンの嫌いなものの1つに激辛臭があります。「ハクビシンなぜ逃げる?120」は唐辛子成分を配合した忌避剤です。1m四方に1つ以上を目安に配置します。1日~2日かけて奥から順に設置し、最後に侵入口に置くとハクビシンを追い払えます。効果の持続期間は、半年~1年です。

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「ハクビシンよグッバイ」も、唐辛子成分を配合した忌避剤です。粒状の忌避剤が入った袋を置くだけで効果を発揮します。またこの忌避剤には天然ゼオライトという鉱物が含まれています。結露を防ぎ、カビの発生を抑制して屋根裏の環境を整えてくれるのです。効き目は2カ月ほど持続します。

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「屋根裏害獣ニゲール」はトウガラシに加えて、忌避効果のあるワサビやヨモギ、ドクダミのエキスが配合されています。これ1つで最大20畳の範囲をカバー可能です。使い方は、ビニールの内蓋を剥がして屋根裏の中心に設置します。容器から忌避剤を取り出す必要がないため簡単に対策がとれます。効果の持続期間は3カ月ほどです。

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こちらは木タールを配合した忌避剤です。木タールとは木材を空気を入れずに熱分解したものです。木タールなどのにおいでハクビシンを追い払えます。使うときは皿に移して、侵入口から遠い場所に設置します。順番に侵入口に向かって置いてください。効果は2カ月間持続します。

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一粒が小石サイズと大きく、木酢液を使用した忌避剤です。木酢液とは炭を作る際に生じる水蒸気を冷却したもので、殺菌や殺虫効果があります。アルミホイルで作ったお皿に10粒置いて、1mおきに設置してください。効果は2カ月間持続します。

撒く際は手袋やマスクを着用し素手で触らないようにしましょう。

ハクビシンの駆除方法③【捕獲編】

忌避剤やハクビシンの嫌いなものを使用した撃退方法を行っても、屋根裏に戻ってきてしまい被害が続く場合は、ハクビシンの捕獲を検討してください。

行政に相談する

多くの自治体で、害獣を捕らえるための箱わなを貸し出しています。まずはハクビシンの被害状況を伝え相談しましょう。指定された申込書を提出したら、職員や委託事業者が現地調査をします。そこで被害が認められると、委託事業者によって箱わなが設置されます。わなにハクビシンがかかったら、委託事業者に連絡してください。

自治体によってルールが異なる

貸出期間は自治体ごとに異なりますが、2週間から長くて2カ月です。箱わなの依頼が多い場合、貸し出し期限よりも前に返却する必要があります。わな自体の設置は委託事業者が行いますが、わなに設置するエサは自己負担と定められている自治体が多いです。

貸し出しについての細かいルールは自治体によっよ異なるので、ホームページなどで確認してください。

業者に依頼する

家事や仕事で忙しくて対策を講じる時間が無かったり、忌避剤などで駆除を試みても上手く追い出せなかったりした場合、専門業者に駆除を依頼するという方法があります。害獣駆除のスペシャリストである専門業者に任せることで、状況に応じた対策で確実にハクビシンを撃退できます。

状況に応じた依頼もOK

駆除や捕獲だけではなく、捕獲したハクビシンの処理や侵入口の遮断、屋根裏の清掃や消毒も依頼できます。例えば行政から借りた箱わなでハクビシンを捕獲し、その後の処理を業者に依頼することも可能です。駆除にかかる費用の相場は8万円~25万円です。決して安くはありませんが、その分負担が軽減されるでしょう。

悪徳な駆除業者に注意

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不安を煽ってしつこく契約を迫ったり、ハクビシンの駆除とは関係のない工事を勝手に行い追加料金を請求してきたりする業者もいます。また契約のキャンセルを求めても拒否される被害も発生しています。早く撃退しようと焦って契約をして高額な料金を支払ってしまうことのないよう、まずは複数の業者に見積もりを依頼しましょう。

ハクビシンの駆除NG例

勝手にハクビシンを捕獲

ハクビシンは「鳥獣保護法」に指定されている動物であるため、早く撃退したいからといって勝手に捕獲できません。勝手に捕獲すると罰せられる可能性があります。個人で捕獲する場合は、鳥獣保護法で定められている狩猟免許と各都道府県に提出する許可申請書などが必要となります。

手続き完了まで1カ月かかる自治体もあり、追い払うまでに時間がかかります。

嫌いな音や光で追い払う

ハクビシンの嫌いな音として超音波がありますが、同じ周波数を流し続けると慣れて屋根裏に居座ります。異なる周波数を備えた撃退グッズもありますが、駆除作業が長期化しさらなる被害が生じる可能性も高くなってしまうのです。また光で追い払うことも科学的な根拠は確認されておらず、適切な撃退方法とはいえません。

早めの駆除で被害を最小限に抑えよう

ハクビシンはかつては山間部に多く生息していましたが、近年増加傾向にあり、都市部にも姿を現しています。屋根裏から追い払う対策をとらずにいると、住宅や健康に被害が及びます。さらなる被害を防ぐためにも、屋根裏のすみかを把握し侵入口の封鎖、状況に応じた駆除対策を講じてハクビシンを撃退しましょう。

ムンク
ライター

ムンク

さまざまなジャンルを執筆しております。

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