薪小屋の作り方・DIY!必要な材料から具体的な組み立て手順まで公開!

薪小屋の作り方・DIY!必要な材料から具体的な組み立て手順まで公開!

薪小屋の作り方を詳しく紹介します。必要な材料、組み立ての手順、準備する道具を確認して、薪小屋のある雰囲気のよい家を目指しましょう。設置場所や薪を保管する量でサイズを決めます。簡単にDIYできるアイテムを利用すると楽しみながら作れます。

記事の目次

  1. 1.薪小屋とは
  2. 2.いろいろな薪小屋
  3. 3.薪小屋の基礎になる土台
  4. 4.薪小屋のDIY・作り方①2×4
  5. 5.薪小屋のDIY・作り方②単管パイプ
  6. 6.薪小屋のDIY・作り方③屋根
  7. 7.薪小屋のDIY・作り方のポイント
  8. 8.まとめ

薪小屋とは

薪小屋とは、薪ストーブや暖炉に使用する薪を保管する倉庫です。保管する薪や設置場所などの注意するポイントを確認して、機能性が高い薪小屋を設置しましょう。家のデザインに似合う雰囲気のよい薪小屋は憧れです。いろいろなタイプの薪小屋や作り方を詳しく紹介します。基本の構造は棚ですので、簡単にDIYできます。

薪ストーブ

環境にやさしい燃料を使用する薪ストーブ。インテリアとしても素晴らしいアイテムです。小型から家全体を暖められる大型のものまで、種類が豊富にあります。鍋が置けたり、オーブンが設置されたり、クッキングストーブも魅力があります。メインの暖房器具として使う場合は、多くの量の薪を保管できる大きな薪小屋が必要です。

薪を保管する薪小屋

薪小屋は薪を保管することが第1の目的です。木を伐採して斧で割って薪を入手する場合、1年以上乾燥させる必要があります。薪を乾燥させることが第2の目的です。伐採した木の薪は購入費用がなく、燃料代が無料になるメリットがありますが、大きな薪小屋を設置する場所を確保しなければなりません。薪を購入する場合は、1回に購入する量より少し多く保管できる薪小屋を設置しましょう。

薪小屋の設置場所

水分量が15~20%ぐらいの薪が薪ストーブや暖炉に適しています。薪小屋で乾燥して適切な水分量になるように、適度に日が当たり、風通しがよい場所に設置します。設置場所は水はけがよく、薪の重量に耐える固い地面がよいです。地面の性質に不安があるときは、砂利などを敷き、水はけと強度を確保する方法があります。

いろいろな薪小屋

ログラックL(薪置き)PA8362

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薪小屋は簡単に設置できる棚から本格的な小屋まで、いろいろなタイプがあります。強度を重視した材料の鉄骨タイプ、木材でデザイン性を優先させたタイプなどの中から選べます。簡単に設置できる市販品や組み立てキット、設計図を書きDIYで作る方法などがあります。気に入ったタイプの薪小屋を選びましょう。

市販の薪小屋

市販の薪小屋は、重たい薪を収納できる強度と耐久性が高い金属製の薪置きです。専用のカバーが販売されている商品もあり、手軽に薪を保管できます。薪が雨で濡れないようにDIYで屋根を自作すると、薪小屋が完成します。防錆材入りの金属用塗料で、好みのカラーに塗装してアレンジする作り方は、DIY初心者や女性におすすめです。

薪小屋のキット

2x4 Basics 90190 I Barn Roof Shed Kit

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木組みだけの倉庫として使用できる小屋のキットが販売されています。屋根や壁は別途に用意する必要がある商品です。薪小屋として使用する場合、屋根を作るだけでよく、気軽にDIYできます。金属製の金具で木組みしてあり強度が高く、設計図や木材のカットが不要です。木組みを利用して棚を設置して、好みのカラーの防腐剤で塗装して耐久性を高めます。

薪小屋のDIY

DIYで作るメリットは、薪小屋のサイズやデザインを自由に設計できることです。狭いスペースにたくさんの薪を保管したい、家の雰囲気に似合う薪小屋にしたいなどの要望が実現できます。基本的な構造は棚ですので、作り方は簡単です。薪小屋は重たい薪を置くため、高い強度が必要です。太い木材や金属製の単管パイプ、鉄骨など重量のある材料を使用しますので、配達のサービスのあるホームセンターやインターネット通販を利用しましょう。

薪小屋の基礎になる土台

薪小屋は大量の薪を保管するため、基礎になる土台が重要です。ウッドデッキなどよりも基礎の数を増やし、薪の重さが分散させることがポイントです。薪小屋が傾かないように、地面の強度が必要です。傾くと薪が崩れ落ちる危険がありますので、特に注意します。砂利を敷き、固めてから基礎を設置することで、沈むことがない土台を作れます。

プレート付き束石

プレート付き束石はホームセンターなどで購入でき準備しやすく、コーススレッド(木ネジ)を使用して簡単に木材を固定できます。地面から20cmぐらい高さがあると風通りがよく、薪が乾燥しやすいですので、高さのある大きい束石がおすすめです。水糸を張り高さが揃うように注意します。設置する間隔は90cm以下して強度を確保します。

ブロックの土台

108-134mm 鋼 製 束(L型) EA951EN-11

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価格の安いブロックはDIYに最適です。強度が高い建築用のC種のコンクリートブロックを使用します。ブロックを使用する場合、木材の固定方法は鋼製束(L型)が便利です。高さの調節ができるので、基礎の高さを揃える難しい作業が楽になります。高さや調節幅の種類が豊富で、DIYで基礎を作るための便利なアイテムです。ウッドデッキなどの基礎にも使用できます。

単管パイプの土台

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単管パイプで薪小屋を作る場合、基礎になる土台は金属製の固定ベースを使います。高さの調節ができるジャッキベースもあります。砂利を敷き、地面を固めて設置します。金属製で強度が高いメリットがありますがデザイン性が悪いですので、防錆材入りの金属用塗料で塗装すると耐久性が高く、デザイン性がよくなります。勾配がある場合は、斜めに固定できる自在ベースを使用します。

基礎になる土台の設置

薪小屋を設置する場所が土の地面の場合、スコップで平らにして砂利を敷き、強度を確保して土台を設置します。水糸を張り、水平と直線に並べることに注意します。高さを調節できる土台なら、1cmぐらいまでの誤差は修正できるため作業が簡単になります。コンクリート製の犬走りに薪小屋を設置する場合、勾配があるため高さを調節できる土台で水平を確保しましょう。

次のページで、2×4や単管パイプの薪小屋の作り方を詳しく説明します。

次のページ

薪小屋のDIY・作り方①2×4

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