網戸の効率的な掃除方法をご紹介！汚れをきれいに落とせる裏技とは？

きれいにしなければと思いつつも、なかなか掃除に取りかかれない場所のひとつが網戸でしょう。汚れていてもあまり目立たず知らぬ間に汚れきっているうえ、ピカピカにしようとすると窓枠から外して掃除し、はめ直すことになります。この洗い方が面倒で洗浄に取りかかれないのも網戸が汚れる原因でしょう。網戸は年末に洗浄する人が多いですが、定期的な掃除が重要です。

空気の入れ替え時に通り道となる網戸がきれいに保たれていなければ、さまざまな汚れが部屋に舞い込み、ほこりとして溜まってしまいます。部屋そのものが汚れた空気とほこりで汚れてしまうのです。部屋をきれいに保つために、網戸はきれいにしておきましょう。

汚れた網戸を放置していると、目詰まりして風通しが悪くなります。また目詰まり、すなわち汚れのかたまりから菌やカビが発生することがあります。窓を開けて換気し部屋の空気をきれいにするつもりが、逆に菌やカビの胞子を部屋中に飛び散らせてしまい、部屋を菌やカビで汚してしまうのです。

網戸が汚れる原因にはさまざまなものがあり、それぞれ汚れの特徴が違います。一般的な網戸の洗浄の仕方は、大掃除の際に取り外して水圧で押し流すか雑巾で拭き取ることでしょう。しかしそれでは完全に網戸洗浄ができたとはいえません。原因ごとに掃除の仕方も変わってくるため、どのような汚れかを把握しておくことが大切です。

効率的な網戸の掃除方法は、簡単にでも高頻度で掃除することです。こまめに掃除すると、ひどい汚れの定着を防げます。網戸を掃除する頻度は週1回程度が理想です。こまめな掃除は難しくありません。網戸のつけ外しをせず、日頃の掃除のついでに実践しましょう。

リビングや寝室などの窓の網戸にはほこりがたくさんつきやすく、床の掃除機をかけるついでに網戸のほこりも吸うとよいでしょう。ただし、掃除機のヘッドがそのままでは網戸を傷めていまうことがあります。ブラシ付きのノズルに付け替えて掃除しましょう。ブラシ付きのノズルがない場合は、ホームセンターや100円ショップで購入できます。

ほこりは比較的室内側のほうに多くついているため、掃除機は内側からかけていきましょう。その後、外側にかけます。またほこりは上から落ちるため、上から下に向かってノズルを滑らせるようにほこりを吸っていきましょう。最後にサッシ周辺に落ちたほこりを吸いとれば終了です。ノズルを強く押しつけてしまうと網戸が傷んでしまうため注意しましょう。

網戸の掃除の裏技は、網戸の外側から窓枠に新聞紙を広げてテープで固定し、内側から掃除機をかけることです。新聞紙を貼ると無駄な空気の流れが止まり、ほこりを吸いとりやすくなります。また外側の面のほこりもきれいに取れます。風の強い日は新聞紙が飛ばされてしまう可能性があるため避けましょう。

床用のシートワイパーで、フローリング掃除ついでに網戸を掃除するのも有効です。ワイパーで網戸をふくだけで簡単に汚れが落とせます。またハンドル部分が伸縮するワイパーであれば、高い位置の窓でも掃除できるでしょう。強くこすりすぎると網戸を傷めてしまうため、力加減には注意が必要です。

掃除の仕方は、床掃除と同じように汚れているところを拭くだけです。拭いたあとはサッシの下にほこりが落ちるため、掃除機などで片づけましょう。床掃除のついでにとはいえ、汚れたままのシートを使うとかえって網戸を汚してしまいます。こまめにシートを交換しながら掃除しましょう。

水でうすめた中性洗剤をシートにしみこませれば、さらに汚れ落ちがよくなります。ウェットタイプのワイパーシートにはもともと洗浄成分が含まれており、軽い汚れならもともとの洗浄成分で十分です。そのため薄めた中性洗剤に漬けたシートは、少し強めの汚れに対して使用しましょう。使い方は通常と同じく、ワイパーで拭いていくだけです。