換気扇の掃除方法②便利グッズを使ってフィルター掃除
浴室やトイレ、24時間換気システムのカバーに付着したほこりを取り除く際、専用ブラシがあると便利です。細かい溝のほこりも取れます。専用ブラシがない場合は、割りばしに布を巻きつけたもので代用できます。ブラシで掃除するとほこりが舞うので、床に新聞紙を敷いてマスクも忘れずに着用しましょう。
用意するもの
- 専用ブラシ(100円ショップなどで購入可能)
- 新聞紙
- ゴム手袋
- マスク
- 中性洗剤
- 歯ブラシ
- スポンジ
- 雑巾
掃除の手順
- 床の汚れ防止のため新聞紙を敷く
- 専用ブラシで換気扇カバーやフィルターのほこりを除去する
- 水洗い
- スプレー式中性洗剤を吹き付ける
- 歯ブラシでゴシゴシ洗う
- すすぐ
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換気扇カバーにフィルターを付ける
換気扇カバーにフィルターを貼ることで、パーツを取り外す掃除の頻度を減らせます。フィルターの定期的な交換は必要ですが、集めたほこりをまとめて捨てられるのは嬉しいですね。高い位置に設置されている換気扇に掃除機をかけるのは大変です。上手に使い捨てフィルターを活用し、きれいで快適な空間を目指しましょう。
換気扇の掃除方法③つけおき洗い
キッチンシンクを利用して、2~3カ月に1回は取り外せるパーツを分解してつけおき洗いをしましょう。料理をする頻度が多かったり油の使用が多かったりする家庭のレンジフードには頑固な油汚れが付着しており、スプレー式のクリーナーだけでは落ちません。そんな頑固な汚れを落とすには、つけおき洗いが効果的ですよ。
用意するもの
- 中性洗剤
- ゴム手袋
- フィルターが入るサイズの容器か袋
- 雑巾
つけおき洗いの手順
- 換気扇のフィルターを外す
- フィルターが入る容器が袋に湯を入れる
- 中性洗剤を入れる
- つけおきする
- すすぐ
- ぞうきんで拭く
- フィルターを戻す
換気扇掃除をしないデメリット
デメリット①換気能力の衰え
換気扇にほこりが蓄積されると、スムーズに稼働しません。フィルターに付着したほこりで空気の流れが塞がれ、空気が淀んでしまいます。特に気密性の高い住宅で汚れた空気を吸ってしまうと、シックハウス症候群などの健康被害につながったり、カビやハウスダストなどのアレルギー反応の原因になったりと体に悪影響を及ぼす可能性があります。
デメリット②電気代が上がる
換気能力が衰えると、通常よりも稼働するときのパワーを多く使うため消費電力が上がり、その結果電気代がアップします。初めは静かだった換気扇の音が大きく感じるようになったら要注意です。故障や寿命の場合もありますが、フィルターが詰まっていることも考えられます。
デメリット③故障の原因となる
換気扇の寿命は基本的に約10年ですが、15年~20年と長くもつ場合もあります。寿命に幅があるのは、製品の質に関係するだけでなく、定期的な掃除も関係するようです。ほこりが蓄積されたファンは、通常のファンよりも負荷がかかり寿命が短くなる恐れがあります。ほこりを溜めない工夫をしていきましょう。
そのほかの対策
スリム型のレンジフードの設置
近年主流なのは、換気扇カバーがフラットになっているレンジフードです。油汚れを集める「オイルトレー」が設置され、普段の手入れはサッと拭き掃除をするだけです。ファンを取り外す手間や、フィルター交換の必要がありません。古くなった換気扇を交換するのも、掃除が楽になる対策の一つですね。
プロの業者に依頼する
取り外すのが難しいパーツやそもそも分解できない部品があれば、無理に掃除しないのがベターです。プロのお掃除代行サービスもあるので、利用するのもよいでしょう。
キレイが続く掃除を実践しよう
換気扇の汚れは、機械の効率を低下させ、空気の循環の悪さは健康被害にもつながる恐れがあります。ため込んでしまった汚れを掃除するのはとても手間がかかる作業です。換気扇の汚れは定期的に掃除するよう心がけ、1年に1回はプロの業者に依頼するなど状況に合った選択をして、毎日を気持ちよく過ごしましょう。
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つけおき洗いは汚れが驚くほど落ちるので掃除が楽しくなります!