テレビ台はDIYできる
DIYで自作するインテリアは設計から仕上げまでを楽しめます。そこで手作りのテレビ台にチャレンジしてみませんか?ホームセンターの材料や通販の材料で、初心者DIY者でも簡単に手作りできる方法をご紹介します。収納ラックの置き方や本棚の要素も組み入れるアレンジも自由にできます。そして、お部屋のインテリアとコーディネートできる、自分だけのデザインの手作り感を楽しんでください。
テレビ台をDIYする前に
テレビボードはDIY初心者でも自作できるインテリアで、簡単に作る方法もあります。例えば天板の板材と脚となる材料だけでも、テレビ台としての役割は果たします。ビス止めもないので材料費も安価ですし解体することも簡単です。しかし、お部屋のインテリアとコーディネートしたデザインにしたり、自分だけのオリジナルインテリアが作れるのがDIYの楽しみと言えます。そんなテレビボードを自作するアイデアも参考にしてください。
テレビ台の設計
テレビボードを作るには、まず設計をすることから始めます。ポイントは、お部屋に置くスペースの確認とテレビの大きさ(幅×奥行×高さ)収納の仕方(本棚や収納ラックはどうするか)を決めます。設計をしてから材料を見に行くと作りたいサイズに見合う木材や塗料などの資材も選びやすくなります。またサイズが分かっているとカットをホームセンターに依頼することもできます。
- テレビ台を置くスペースのサイズを確認する
- テレビの大きさに見合った横幅サイズにする(テレビの画面よりも大きい方が安定感があり収納量も増える)
- テレビ台の高さを決める(座高40cm前後のソファーでテレビ台の高さは40~50cmが目安)
- 棚の高さや仕切りの位置を決める(収納ラックを入れる場合や本棚とする場合は収納物のサイズに見合った棚の高さや仕切り・奥行を設計の段階で把握しておく)
1×4材や2×4材はDIY向き
DIYでの木材はホームセンターで揃えるには平板形状の木材にSPF材やホワイトウッド材があります。これらはアメリカなどの工法のツーバイ工法で使用されるサイズが規格化された木材で手作りインテリアに使いやすい木材です。DIYで使いやすい理由をまとめました。
- DIY初心者でも加工がしやすい(釘打ち・接着・塗装がしやすい)
- 材質がなめらか(木肌があらかじめ研磨されており面取りもされている)
- 安価である(規格化されたサイズなので大量生産ができるため)
- 入手しやすい(どこのホームセンターでも同じサイズで取り扱っている)
1×4材と2×4材のサイズは?
そして木材のサイズを知っておくと1×4材なら天板に何枚必要か、ということが分かります。ある程度のテレビ台の大きさを決めたら、次に材料の使い方を考えます。このとき、木材のサイズが分かっているとカットする手間を省いたり材料の使い方も上手にできます。
木材のサイズやテレビ・収納物のサイズを考慮した設計をする
また木材の割り付けを考慮しながら設計するのも設計段階で考えておきます。1×4材のサイズは19mm×89mmで2×4材のサイズは38mm×89mmとなります。この平使いで天板や側面に使うときの89mmで奥行を割り出すことができます。そして本棚にする場合や収納物や収納ケースのサイズも考慮します。
天板と棚の強度も考慮する
大きなテレビほど天板に強度が必要となります。天板の強度をだすには天板の厚みが必要です。また側面だけでなく間に仕切りを入れると強度が増します。そして本棚として棚を使用する場合にも冊数が多いと本の重量も、かなり重くなり棚がたわんでしまうこともありますので、背板を付けて補強するなどの方法も考えます。