カーテンを手洗いで洗濯する方法
洗濯機で洗うのが心配なカーテンは、手洗いで洗濯しましょう。自宅でカーテンを手洗いで洗濯するやり方は、洗濯機で洗濯するやり方とほぼ同じです。手洗いのやり方で注意するポイントは、洗い方だけです。しわにならないように洗いましょう。
手洗いで洗濯する手順
浴槽などにカーテンがつかるくらいの水をはり、洗剤を溶かします。カーテンを入れて、やさしく押し洗いします。もみ洗いをするとしわができてしまったり、カーテンが傷んでしまったりするので、必ず押し洗いするようにしてください。洗い終わったら、泡が出なくなるまでしっかりすすぎます。最後に柔軟剤を溶かした水に2~3分つけおきし、すすがずに軽くしぼります。そのあと、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水します。干し方は洗濯機で洗濯したときと同じようしましょう。
カーテンまわりのお掃除を
洗濯機がカーテンを洗濯してくれている間に、カーテンまわりのお掃除をしちゃいましょう。せっかくカーテンがきれいになっても、また汚れてしまっては意味がありません。普段、カーテンがあることで、掃除しづらい場所をきれいにするチャンスです。
カーテンレールの掃除方法
カーテンレールの溝は、とても掃除しにくい場所です。割り箸に、水で濡らした布やキッチンペーパーを巻き付け、溝に押し込んで拭き取りましょう。カーテンレールの上部の汚れは、掃除機で大まかにほこりを吸い取ったあと、濡らした雑巾で拭き取ります。この部分は、普段の掃除でも、ハンディモップなどを使って、ほこりを払い落とすようにするといいでしょう。
カーテンレールの上なんて、普段まったく掃除してないわ!
普段からほこりを払うようにすればいいのね。
カーテンの洗濯を楽にするためのカビ予防
カーテンのカビの原因は、主に冬にできる結露です。窓の近くにあるカーテンは、どうしても湿りやすく、カビが発生しやすくなります。カビを防ぐには、こまめに手入れをすることが大切です。少し面倒でも、カビを発生させないようにすることで、カーテンを洗濯するときの手間が省けます。
結露をこまめに拭き取る
カーテンに水分がしみこむ前に、窓についている結露をこまめに拭き取るようにしましょう。冬はとくに結露ができやすくなります。冬の結露をこまめに拭き取ることが、カーテンだけでなく、窓まわりの壁紙のカビ予防になります。
換気をこまめに行う
冬の結露をこまめに拭き取っていても、部屋の湿度が高いと、どうしてもカビが発生しやすくなります。窓を開けて、こまめに換気をして、部屋の湿度を低く保つようにすることが大切です。換気ができない場合には、換気扇を回したり除湿機を使ったりするなど、湿度を意識するようにしてみましょう。
防カビスプレーを使う
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布用の防カビスプレーをカーテンに吹き付けておくことで、カビの発生を予防します。防カビスプレーの使い方は、とても簡単です。新品のカーテンや洗濯後のきれいなカーテンに、少し離れたところから吹きかけるだけです。手軽に使えるので、一度試してみるといいでしょう。
まとめ
やり方さえ分かれば、カーテンを自宅で洗濯するのは簡単だと分かっていただけましたか?普段のお掃除でカーテンのほこりをとるようにしておくこと、カビを発生させないようにすること、この2つが自宅でのカーテンの洗濯をより簡単にするポイントです。洗濯の頻度を上げて自分好みの柔軟剤を使えば、部屋中にいい香りが漂よい、部屋も気分もリフレッシュできそうですね。
出典:写真AC